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「言葉と言葉の間を感情で繋ぐ」 母国語の話し方 001

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英語を俳優向けのクラスで教える場合、大事なのは当然発音だけども、ある程度やると次に自分で話すスピーキングをやります。

何をやるのかというと、「身体拡張機能」のためのジェスチャーと、語順。

「身体拡張機能」とは、人が持つ特別な能力で、お箸を自由に使えたり、作業のクルマを自在に操ったり、コントローラーでモニタの中のキャラクターを自在に操ったりする能力。

自分の体の一部じゃないのに、その実際に動かすものを見て、右や左と動かす力です。一度コントローラーの使い方がわかると、あとは動かすものを見ればいいだけ。

実はこの能力は、言語ともかかわっているのではないかと思ったのがこのレッスンのきっかけ。

「とる」という言葉を話すときには、実際にものを取ろうとする意思や感情が含まれていて、とったりさわったり、伝えたり、飲んだり食べたりというのは、話すことで同じ感情の動きをしているということ。

本当に動いているように話すことで、「身体拡張機能」としての英語を手にすることできるというわけです。

そのために、ジェスチャーを使います。

一つひとつの言葉にジェスチャーを使って話してもらうのです。

右と言うときには右に指をさす。

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