このサイトで提案するのは、「英語を母国語で捉えること」です。
勉強するのではなく、親も子どもも、英語を母国語と捉えること。
「母国語は日本語なのに、英語がなぜ母国語になるのだ」という疑問がわくところですが、そこから発想の転換が始まります。
まず、あと数ヶ月で4歳になろうとしている娘が、日常生活で本当に英語を上手に使いこなし、私と英語だけで暮らしているという事実があります。
日本語も上手に使っています。
この話をすると、多くの人、特に英語学習者が、
「大変だったでしょう?」
「たくさん英才教育をされたんですね」
「私にはできない」
という反応をされます。
「早期の英語教育はよくないって言われていますよ」
という忠告もあります。
ですが、娘に対して英語の勉強なんて、一切してません。
特に3歳になってからは、完全に放置してます。
放置しているので、父親である私の英語力を超えようとしています。いや、超えています。
この話を信じられない人が、自身の英語の「勉強」に苦労されているのではないか。
そう思っています。
私もそうでした。
言語とは、すべて母国語です。
母国語として付き合うべきなのです。
母国語とは、
「勉強して覚えるものではない」
のです。
「小学校何年までに学校で国語の勉強をしてはじめて母国語の基礎ができあがる」
なんて意見に惑わされないでください。
母国語は、普通であれば3歳までに話せるようになるのです。
「感情」という武器を使って。
私たちが日本語を話せるようになったのと同じように。
イラスト 高旗将雄(『2歳で英語がペラペラになった。』より)
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