マザータング・イングリッシュ Article!

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「母音をはっきり言う」が言葉の法則(だった)

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スピーキングにおいては、「東京の標準語に慣れた人は、英語の発音が苦手」というのが結論だ。

納得いかない人もいるかもしれないが、理由はある。

たとえば東京育ちの友人に、「大阪弁をまねてみて」と言っても、恥ずかしいと言う。

恥ずかしくない人もいる。でも、年を重ねるにつれてそういう心、方言を真似するのが恥ずかしいという思いが出てくる。

それは、「母音を伸ばすことが恥ずかしい」と同じ意味だ。

標準語は、子音+母音で発せられた言葉のあと、伸ばしたり変化させることがない。

「て」と言えば「て」で、「てえ」ではない。

当たり前だと思うかもしれないが、世界中にあふれる言葉は、ほとんどが「てえ」と言う。

つまり、母音を使うのだ。

子音と母音で発せられた言葉のあとに、伸ばすか、イントネーションを上げる、下げるということをする。

言葉だけで終わらないのだ。

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フォーニックスは実際、難しいものです。

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まもなく6歳になる娘は、ようやく「書く」ことに興味が湧いてきたようだ。

友人の6歳の男の子が、想像で漢字を書くのが面白いというので、うちは想像で英語の言葉を書くというのをやってみた。ようやくフォーニックス(アルファベットを実際に言葉で使うときの読み方)で少し読めるようになってきたので、想像で書くのもできるはず…。

そうして娘が知っている言葉を書いてみると、こんな感じになる。

brd

hav

Bk

上から、バード(Bird)、ハブ(have)、ブック(book)で、ご覧の通り、読み方としてはそんなに間違っていない。

All of usは、al ob as。

では、正解を伝えるときに、「どうしてiがいるの?」となる。

iもeも、確かに発音しない。


私も気になったので、毎週一回のプレスクールで先生に聞いてみた。すると、それは「サイレントワード」だからだという。私が「発音したらビアードになるね」と言ったら先生も娘も大笑いしていた。

それにしても、英語を知って何十年も、そんなことは気にしたことがなかった。気にしている人もいるかもしれない。でも私はしなかった。

これは、日本人が漢字というものを使っているからだと思う。漢字にはまったく発音の要素、記号がなく、複数の読み方がある。なのに、一度覚えるとそれ以外に読めない気分になる。

韓国語のハングルとはまったく違うものだ。

英語も実は漢字に近い部分がある。アルファベットの読み方と、文字を読むときの読み方が違う。

しかも、それぞれに何通りもの読み方があり、研究者によるとoには8通りも読み方があるという。

Cの読み方を教えているときに、cakeはケイクと教えたあとに、callが出てくるとケイ~と読もうとする。

そもそもシーなんだから、シエイクか、シアルじゃないのかとも思う。

All of asも、fをブと発音するという不思議にようやく気づいた。普通によめばオフだから、obのほうが正しいはずだ。

子どもは最初、漢字のように読み方自体を覚えて、フォーニクッス読みをあまりやらないと聞いたことがある。

ABCは歌だと子どもはすぐに覚えるし(一つひとつ読んでというとわからなかったりする)、絵本も記憶してしまうので読めてるように錯覚するが、実際は読めていない。

ABCの読み方をいくらやっても、単語の読みは違うのだから難しいし、漢字のように覚えるしかない。

一語一語分解したフォーニックスは、なかなか覚えられない。

実はアメリカでも小学校高学年で「読み」ができない生徒がけっこういるらしいが、それは英語の複雑な事情によるものだ。フォニクスをやっても、chとかislandとか、highといったものが出てくるとお手上げなのだ。

漢字が得意な日本人はhighの発音がハイだと知るとそれ以外に読めなくなり、ghに対して疑問を抱かなくなるが、実際はhiの部分を発音しているだけだ。islandのsはもちろん発音しないし、chはなぜかチと読む。

だが、小学校で読めない子どもに、はっきりと発音しない部分を記号で示し、oo(伸ばす音)の発音はこうだと記号で書くと読めるようになるという。

haveのeも発音しないけど、それを記号で示せばいいのだ。


思い返せば、たしかに中学生の私はカタカナ発音の英語をアルファベットに当てはめて、漢字のように記憶していっただけで、フォーニックスなんてまったく意識しなかった。だからなにも疑問に思わなかった。

もしフォーニックス読みをしたら、疑問だらけになるのだ。

逆に、フォーニックスを知っていると自分の発音をもとに書けるものもある。

娘はAndは発音から書けたし、

Allgadrは間違っていたけど、alligatorという正解を教えると、こんな文を書いた。

Alligator went to the past.

wentのwとtheはヒントを与えたが、to も past も間違えずに書けたのだ。

過去に読んだことのない文字も、そうやって書けたりするのがフォーニックス。

読むときも一つひとつの文字をぎこちなく読んでいるが、それがフォーニックス。

漢字読みのほうがいいのではないかと思うときがある。それがフォーニックス。

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Rotten Egg

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インフルが園で流行っているので、娘を休ませている。
なので、妻の迎えには、家から娘と二人で行く。
車中、二人で話す機会が増え、先日はスーパーガールの説明を娘がひたすらしていた。
スーパーガールの弱点であるクリプトナイト(Kryptonite)が、クリプトマイトなのかクリプトンマイトなのかクリプトナイトなのか、説明しているうちにわからなくなっていたが、とにかくその話をするのが好きらしく、母親を迎えてからも、話が止むことはなかった。

いつもなら母親が来ると日本語モードになって甘えるのだが、この日はそっちのけでスーパーガール。

英語のマシンガントークに妻が入る余地はまったくなかった…。

 

車中の会話では、自分の知らない英語もでてくる。

グミは英語で「フルーツガム」だと認識していたが、娘は「この言い方知ってる? ガムドロップって言うんだよ」と言っていた。(実際そうらしい)

また、アルファベットのRについて話していると、Rから始まる単語を探して、オッテンとか、オッテンエッグとか言うので、スマホに向かって話してもらうと、

Rotten Egg

が出てきた。

 

これは、腐った卵という意味で、「嫌な奴」という意味もある。

あとは、「最後は鬼ねー!」みたいな意味で、

Last one in is a rotten egg

とも言う。

 

どこから覚えたかは知らないが、rottenが悪いという意味であることはよく知っているようだった。

 

 

asにおける順番通りの理解の仕方。

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ワイオー の意味。

ワイオー の意味。

年末、ショッピングモールに家族で出かけた。妻がお気に入りの店を物色している間、外で遊ぶことにした私と娘。

娘が言う。

ワイオーシーズゴーン、キャンウィプレイ?

 

後半は「遊べる?」という意味だが、前半の部分がよく意味がわからない。

私は、「ワイオー」って何だ? と娘に訊く。

 

すると、

ワイオー、シーズゴーン

と、もう一度同じことを言う。

 

いや、俺は「ワイオー」の部分が聞きたいんだと言っても、「ワイオーはワイオーだ」みたいな感じになる。

 

少し間を置いて、

While か!

 

と気がついた。

「ママが行っている間」という意味で、whileはカタカナ英語だとワイル。

私も恥ずかしながらワイルという発音で頭にあったため、娘の発音が理解できなかった。

正しい発音は、

ワイオー

Lはオーという発音になるし、私はあまりwhileを使わないので娘は私の駄目なwhileを引き継ぐことなく使っていた。

 

私はわからなかったことの言い訳に、

While she’s in the store, right?

と言ってしまったが、While she’s gone でまったく正しい…。

 

後日、betweenを使ってwhileの言い換えができると説明したが、betweenの意味を理解してくれなかった。

 

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現在44歳の私は、5歳になる娘と英語を日常言語として生活し、私自身の英語力もブラッシュアップしてきた。

20歳ごろから常に身の回りに何かしらの英語環境があり、英語の勉強を欠かさなかったが、娘が生まれるまで、およそ20年の間、その勉強方法が正しかったのかといえば、はっきり断言できる。Noだ。

 

短い言葉で表現すると、私の勉強法は「例文英語」だった。

例文の仕組みを理解し、暗記し、聴き、聴きとれるかどうかテストする。

 

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家の暮らし方の件でイギリスBBCから取材があり、土曜の朝から大勢のクルーが家のまわりを取り囲んだ。

小さいころから外国の取材陣に慣れている娘はすぐに英国人クルーらと話を始めたが、撮影が始まると様子は変わった。

なにか質問されても、小さい声でぼそぼそ…。照れている。

 

たしかに、いつものクルーと違って大きなカメラに大きなマイクと、規模は大きい。人も多い。

少しナーバスになってしまったようだ。

 

しかし、対する女性がコメディアンなので、少しずつ遊びながら打ち解け、子ども部屋では二人でさんざんしゃべり倒していた。

 

一方、私は久しぶりのブリティッシュ・イングリッシュに戸惑った。

さらに、カメラの都合と、今まで日本人の取材で全員日本語だったため、私も日本語で答えることになった。

しかし、「英語で聞いて、日本語で答える」という方法は、たぶん無理じゃないかと相談したのだが、「大丈夫!」とまわりが言うので試しにやってみたが、やはり無理。

ブリティッシュイングリッシュに加えて、英語で聞いて日本語で答えるは難しい。

結局、意味がわかったとしても、通訳の女性にまず日本語にしてもらい、日本語で答えることになった。

だとしても、相づちだとか、共感だとか、そういうものがリアルタイムにならないので、多少ぎくしゃくする。

途中、どうしても相手の英語に対してシャドウしたり、英語で少し反応したりしてしまうが、それを抑えていく。

 

本当なら、このサイトで言っているように、相づちや感情が大事なので、全部訳してから回答するのはコミュニケーションとして問題ありと再認識した。

でも、英語で相手の言っていることを間違いなく100パーセント認識し、言いたいことを完璧に表現できるかというと、そんな自信もない。

通訳の女性の回答が日本語も英語も完璧だったからだ。

 

その女性Aさんは日本育ち。父親は100パーセントアメリカ人だが日本育ちで、母親がアメリカ人と日本人のハーフ。

父親はAさんに対して完全英語で、日本語はずっとわからないふりをしていたという。でも父親は日本語を話せるし理解できる。

やがて、Aさんは小学校から日本語と英語の本をそれぞれよく読むようになり、英語の家庭教師にも英語を教わった。

 

通訳は仕事としては通訳用の記号をメモしながら訳すというプロフェッショナルな世界だが、彼女の場合は純粋なバイリンガルだと思う。

しかも日本育ちだから、私が言う「東山文化」あたりの情報もちゃんと理解して話すことができる。

 

私の娘はクルーが帰るギリギリまで彼らと遊びたおしていたが、ついにブリティッシュイングリッシュだから聴き取りづらいとかいうものはなかった。

ペパピグやベンアンドホリーで育ったからなのか。最近はずっとアメリカンに親しんでいるはずだが、不思議なものだ。

 

通訳のAさんでさえ初日は「やっていけるだろうか」と思ったらしい(1日過ぎれば慣れたという)。

 

私は一時期イギリスに取材をする仕事をしていた。アメリカ英語に慣れていた私が最初に電話でブリティッシュを聴いたときは、「なんて訛りが強いのだろう(アメリカンが訛っているのに)」と思ったが、やがて慣れた。

そしてまた遠のいているので、ブリティッシュは訛っているようにしか聞こえず、この日、久々の生のブリティッシュに面食らってしまった。

Hereは本当に「へー」にしかきこえなかった。

 

もっとバランスよく、イギリスとアメリカの英語を耳にしないといけないなと反省している。

 

 

 

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感情を英会話習得に持ち込み、ミラーリングしながら英語を聴き、話す。

そうやって実践するとしても、文法習得はいったいどうすればいいのか。そこでまた机に向かって勉強を始めてしまうかもしれない。

方法は「一語一語、順番に聞くだけ」という感性的なものなのだが、そこを理解するのは非常に難しいとしか、伝えることができない。

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「○○するようになった」という場合の唯一の言い方

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「○○するようになるよ」「しなきゃいけなくなるよ」という言い方は日本語では頻繁に使うが、英語ではどんな言い方になるのか。

例えばwillを使ったものがある。

I will have to go there.   そこに行かなきゃいけなくなるよ。

 

「〜なるよ」という部分をwillにしている自然な例だが、willなので未来のことになる。

「〜なった」と過去形の場合はどうなのか。

それはBecomeだ。

その場合、

I became able to do that.  それをできるようになった。

I became unable to do that. それをできなくなった。

という表現になり、未来も同様に、

I become able to do that.  それをできるようになる。

I become unable to do that. それをできなくなる。

と表現できる。

 

I become have to といった表現はなく、becomeの次はあくまで形容詞や過去分詞、名詞がくる。

He become rich.

という感じだ。

 

では、「食べられるように」ではなく、「食べるようになったよ」と言いたい場合、どういう方法があるのか?

Willでは表現しづらいはずだ。

 

その場合は、こんな言い方がある。

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