「感情」を使い、英語を母国語として身につける

脳が変わる 日本人に特化した英語ネイティブ化の困難

日本人である私が、20年間も勉強してそこそこの英語にしかならなかったのには、理由があります。

それは、

勉強をしすぎたから

です。

「例文の暗記」「文法」「スペル」「間違った言い方」等、英語の本を読みあさりました。

 

私の英語が爆発的に飛躍したのは、娘と毎日会話するようになり、娘の母国語としての英語習得のナゾを追究してからです。

最も重要だとわかったのは、リスニングに対する姿勢です。

自転車の漕ぎ方を最初に教えるように、「ペダルを後ろではなく前に踏んでスタートする」がわかれば、あとは前に進むだけ。言語も同じで、リスニングの姿勢やタイミングを正しくすることで、あとは基本的にマスターできるような仕組みになっているのです。

しかし、日本語を覚えてしまった脳に、この「正しい英語のリスニング」は、非常に難しいということがわかりました。

 

この困難は、ネイティブスピーカーに話してもわかってもらえません。日本語ネイティブが第二外国語として英語に向き合い、困難を克服した人にしかわかってもらえません。

また、一流の翻訳プロにもわかってもらえません。彼らは記号などを使った特殊なやり方で同時通訳をし、「第二外国語」としての英語のプロフェッショナルであり、母国語としての英語を追究しているわけではありません。

むしろ、母国語としての英語より高度な技術であり、日本で英語と日本語で育ったハーフの人が必ずしもできるものでもありません。

 

しかし、日本の英語教育はそこを頂点にしています。「第二外国語としての英語を究める」です。

もしそれが「母国語としての英語」であるなら、もっと簡単なのに。

なぜなら、「母国語としての英語」は、日本語に訳す必要がないからです。

 

母国語としての英語は、感動的なほどに楽しい

 

今、インターネットによってYoutubeで英語圏の映像や、映像配信サービスによる映画やドラマをいつでも観られるようになりました。もし、それらの映像を、母国語として聞いた場合、没入感がまったく違います。

登場人物との感情のシェアが深まり、脳の回路は明らかに第二外国語モードとは違います。

 

また、母国語としてのリスニングは自動的にスピーキングに繋がりますが、大事な要素は「感情」であり、これもまた日本の英語教育で軽視されてきた部分です。

本を読むことも大事です。「英語の並んでいる順にただ読み、理解する」という母国語としての基本的な姿勢を自分のペースで行えるからです。これは、「訳さない」という姿勢です。

 

「母国語的なリスニング」「感情」「訳さない」は、母国語として英語を修得する最も基本的なキーワードであり、脳の仕組みを変えるものです。

 

例文の暗記も、ただ聞くだけのリスニングも無駄。

 

今まであまり英語を勉強してこなかった人には邪魔することなくこの方法があなたの脳を変えます。

勉強してきたのに、いまだにあまり話せない、聴きとれない人には、この方法は確実に革命をもたらします。

間違いないです。