イギリスの現在完了は完璧 couldに柔軟性あり。 001
イギリスの現在完了は完璧ですが、海外の漫画「シャーロック」から、興味深い使い方をピックアップしてみます。
Could have just replaced it.
簡単にこのような「過去」をあらわす現在完了は、
「できただろうに」
という訳が一般的。
仮定法のイメージで、「できなかったけど」という意味があると教わります。
たとえば、
I couldn’t have done that without you.
で、「君がいなければそれをできなかっただろう」(実際はできた)となります。
つまり、現実と反対のことを言うと習っています。
しかし、
Could have just replaced it.
は、「家の表札はちょうど変えられた可能性がある」という意味です。
怪しい人物の家の表札が真新しかったので、シャーロックが言うセリフです。
もし今まで習ったとおりの方法なら、
「それを変えることができたろうに(でも変わってない)」
となり、意味が違ってしまいます。
やはり、「変えただろう」という意味になるのです。
推測・推量的にも使われるということですね。
justが入ることで意味としては完全に