映画のセリフをリアルタイムに理解する 001
昔の映画になりますが、ディザスタームービーとしては有名な『タンデズ・ピーク』。 火山噴火を …
11歳になる娘が部屋で『そして誰もいなくなった』の英語本を真面目に読んでいたので、
「どれくらい理解できる?」(日本語で書いてますが実際は英会話)
と聞いたら、
「まぁまぁ」
という感じ。
右側に日本語の訳があるので、わからないときはそっちを参照してるとのこと。
父「でもスペルがわかれば理解はできるから、そのあとは楽しいはずだよ。英語を勉強で学んだ人にとっては、そのあとに訳したりして大変だからね」
と言うと、不思議そうに聞いてました。
どうやって日本人は英語を読むのか聞いてきたので、
父「こうやって後ろから訳して〜」
娘「え? パパもそうやってるの?」
父「パパはもう上から順番に読むよ。大事なのはSV(主語と述語)だから、それをしっかり理解して、上からただ読んでいく」
娘「SV?」
父「そう。サブジェクト(主語)とVerb(述語)。いや、VerbじゃなくてWhatって言ったほうがいいかな・・・」
とややこしくなってきて、本を参照しながら、これが主語で、これがVerbでとやっていたら、娘が
「あー、ややこしい!」
と叫びました。
父「え、じゃあ、君はどうやって理解してるの?」
と聞くと、
娘「問題」
と言います。
父「????」
いつのまにかストレンジャーシングスのシーズン5が決まっているとのことで、シーズン4の1から …
ノーラ・エフロンのエッセイから興味深い文章をまた発見です。
the skin on my back is so dry that when I take off a black sweater it looks as if it’s been in a snowstorm.
so that構文は複雑で理解が難しいですが、こんなパターンも覚えたいです。他の言い方は忘れて、このパターンだけに集中するのがコツです。
上から訳してみます。
the skin on my back is
私の背中の肌は
so dry
乾燥しすぎて
現実に起こること、起こったことでwouldを使うというのを知らない人が多いのは、仮定法だけを教えられたから(日本の教育で)ですが、wouldの過去の言い方で推量も仮定も同じ言い方、訳になるのはご存知ですか。
同じなのに、意味が違うのです。
と、訳のわからないことを言っているかのようですが、この回を読み終わったときには、スッキリ理解ができているはずです。
それでは、学校では教わらない、推量のwouldとcould、いってみましょう!
まずは、wouldの使い方を再び『シャーロック』から紹介したいと思います。
ある女性が突然会社を辞めます。
彼女にはたくさんの仕事があり、モチベーションもあったのになぜ辞めたのか。同僚の男性は納得いきません。
そこで、上司に問い詰めます。
「やりたいことがいっぱいあったのに、どうして突然やめるんですか?」
この言い方は、「やめるわけないでしょう」という反語が続いているはずです。
そして、この「どうして突然やめるんですか?」にwouldが登場します。
Why would she suddenly resign?
もう辞めているんだから、wouldがdidでも良さそうな気がしませんか?
でもwouldです。
彼は、辞めた女性がまだ熱心に働いている様子を想像しています。
別の世界線の彼女について話しているのです。
別の世界線では、現在形は使われません。
そして、リアルな、今と関係している時間の感覚はありません。
過去や未来を意識してもいいですが、今の世界の時間とは別にあります。
そうなると、その世界で、これから彼女が辞める、辞めないという彼女の意思や行動について、willで表現する部分がwouldになります。
「なぜ、彼女は辞めようとする?」
という表現が、wouldになるのです。
推量も仮定も、文だけでは見分けがつかない!
結論として、
「もし彼女が仕事にまだやる気があったとして、どうして辞めようとするんですか?」
という仮定法が使われています。
どんなときに仮定法を使うのか、まだ難しく思う人もいるかもしれませんが、それは現実の会話や映画、本に、推量のwouldが出てくるからです。
これが混乱を招くのです。
それではまず、最初に出てきた文が推量なのか、仮定なのかを考えてみます。
Why would she suddenly resign?
仮定を見分ける要素として、wouldにwillの要素を残すというのがあります。
訳は「なぜやめようとする?」
です。仮定法なので、wouldが過去形でも、現在形の訳になります。
一方、推量はwouldの部分が「だろう」「~はずだ」です。
そのため、
「なぜやめるはずなんだ?」
となります。
「彼女がこれから、やめるはずだと考えるのはどうして?」という意味になります。
仮定ではなく、これからの話になるのです。
このように、例文だけでは仮定法か推量かわかりません。
その前の文や、状況によって意味が変わるのです。
仮定と推量を使い分けるために、もう少し考えてみましょう。
たとえば、
He would go there.
は、仮定法で考えると「(実際には彼はもうアメリカにいるけど、日本にいたら)行くよね」です。
もし、頭の中の世界で「過去のこと」を言いたいときは、過去形ではなく、現在完了になります。
I would have been killed!
は仮定なら「もし昨日に町に行っていたら、殺されていただろう」。
という意味。
推量なら、
「この被害者は昨日の5時の時点で、すでに殺されていただろう」
という意味。仮定の話ではなく、実際に存在する過去について、現実の話をしています。
仮定法で作る想像、別の世界線では、行動を過去形で表すといいました。
頭の中でwill goのときは、would goと表すのです。
このように、別の世界線では、ひとつ過去を使うので、その世界で過去のことを言いたいときは、過去形ではなく、現在完了を使います。現在完了を使っていても、過去形の訳し方をするのです。
If I had gone to the festival, I would have bought some sweets.
頭の中で、「お祭りに行った」という過去を言うときは、日本語でも「行っていたら」と言うときがあります。
これが、had gone です。
後半は「いくつかのお菓子を買ったね」と訳します。
推量の場合は、「もし昨日お祭りに行っていたら」という部分は存在しません。
ただ、後半部分の訳はまったく同じになります。
「いくつかのお菓子を買っただろうね」
ですが、意味が違うのです。
推測なので、Iをheに変えます。
彼は実際にお祭りに行きました。そして翌日、
「いくつかのお菓子を買っただろうね」
と推測するのです。
英文も訳も同じになるのに、意味が違うということになります。不思議です。(002に続きます)
I once read an interview with a well-known actress who said that the thing she was proudest of was that she could blow-dry her own hair, and I was depressed for days afterward.
この文章も難解です。
ここまでは普通でしょう。
I once read an interview with a well-known actress
この意味をふまえ、
who said that the thing she was proudest of was
までを心に入れていきます。
who のあとにすぐthatが来て、thingのあとにsheと、英語の語順で攻めてきます。
正直、この
who said that the thing she was proudest of was
を上から素直に読めるようになったら、たいていはクリアできるのではないでしょうか。
あえて、日本語に訳さないでおきます。
またまた「シャーロック」からですが、こんなフレーズがありました。
You couldn’t be bothered to get up?
本の翻訳は「取ってくるのも嫌なのか?」ということで、私の頭は「??」となりました。
get up=「起きる」「立ち上がる」だよね? と。
あらすじはワトソンが家に帰ってくると、シャーロックがパソコンを使っています。
ワトソン「それ、俺のパソコン?」
シャーロック「俺のは寝室にある」
という会話のあとに、ワトソンが
What?
And you couldn’t be bothered to get up?
という感じです。
ワトソンが出かけている間、シャーロックは何もしていないとワトソンは思っているのですが、実は密かに訓練してたりします。
ワトソンは動かないシャーロックに不満げというわけです。
出かけていくときも帰ってきたときも、同じ椅子に座っているシャーロック。
つまり、「立ち上がるのも面倒だったのか?」と言っているのです。
オフィシャルの訳は状況をみて意訳していたのですね。
また、botherの使い方も知っておいたほうが良さそうです。
couldn’t be bothered
で、オフィシャルは「嫌なのか?」と訳してますが、どうしてでしょう?
「ついでにmust have ➕過去分詞 も覚えてしまおう」
せっかくここまで来たので、助動詞と現在完了の組み合わせをもう少しやってみましょう。
couldやwouldの推量で気づいたのは、「助動詞の意味が行動にまで入ってこない」ことです。
「できた」「するだろう」とか、canやwillの意味が消えてしまうことです。
仮定法の場合はそれがしっかり反映されて、
could have gone
なら、「行けただろう」となるのですが、推量では
「行ったはず」となります。
では、mustの場合はどうでしょう。
he must have gone there.
という英文がある場合、
イギリスの現在完了は完璧ですが、海外の漫画「シャーロック」から、興味深い使い方をピックアップしてみます。

Could have just replaced it.
簡単にこのような「過去」をあらわす現在完了は、
「できただろうに」
という訳が一般的。
仮定法のイメージで、「できなかったけど」という意味があると教わります。
たとえば、
I couldn’t have done that without you.
で、「君がいなければそれをできなかっただろう」(実際はできた)となります。
つまり、現実と反対のことを言うと習っています。
しかし、
Could have just replaced it.
は、「家の表札はちょうど変えられたばかりかもしれない」という意味です。
怪しい人物の家の表札が真新しかったので、シャーロックが言うセリフです。
もし今まで習ったとおりの方法なら、
「それを変えることができたろうに(でも変わってない)」
となり、意味が違ってしまいます。
やはり、「ちょうど取り替えたばかりかも」という意味になるのです。
推測・推量的にも使われるということですね。
justが入ることで意味としては完全に
英語には時制というものがありますが、なかなか厄介です。
この勉強方法のせいで、わかるものもわからなくなるからです。
この時制のかわりに重要視すべきは、
「時間を意識しているか、していないか」
です。
その最も代表的な例が、現在完了です。
現在完了は、過去にやった行動の話ですが、それを「いつやったか」意識していません。
「やった」ことだけに注目していて、それが何年の何月とか、昨日とか、3時間前とか、時間の指定をしていないのです。
なので、単に時間のことを意識していなかったら、現在完了です。
それを、
「for a long timeと書いてあるから現在完了」と覚えたりしますが、それは結果論です。
また、大過去と呼ばれる、文章の中での時制の順序を整えるときに出て来る現在完了ですが、これも実は同じです。
I touched a dog who had been here.
「ここに来ていた犬にさわった」
ですが、学校では「touchが過去形だったら、それより前に起こったことは過去完了にする」というルールを教わります。
時間軸で考えると、
「犬が来た」→「犬にさわった」という順番です。
過去完了のhadの部分は、過去形なので時間の指定があります。
touchedとhadは同じ時制に立っています。
hadの部分だけを見ると、同じ時制なのです。
次に、beenがいつ行われたかです。
犬がここに来たのはいつなのか。
自動詞・他動詞、どちらでも使えるのがこちらです。
break
It broke.
は「壊れた」(自動詞)ですが、I will break it. なら「それを壊す」(他動詞)です。
change
は
It changed.
で「かわった」ですが、
I changed it.
で「それを変えた」になります。
いずれも、「言われてみればそうだな」程度で、使っているほうは小さいころから自然と使い方を覚えているだけです。
他にmove, startなどがあります。
自動詞・他動詞の意味としては、自動詞の場合、人や自然、物の作用によって動く現象で、他動詞は量や数などの目的・目標・変化があるものが多いです。
自動詞・他動詞の雰囲気をもう少しみてみましょう。
たとえば、
drop
イメージとして、「落ちる」があるなら、意味的には自動詞です。
That thing dropped.
それが落ちた。
となります。
残念ながら、dropは他動詞にもなります。
日本語でイメージすると、「落とす」です。
I dropped my candy.
ですね。
「出発します」は
I’m leaving.
ですが、昔からややこしいと思っていました。
And if you wish to leave the game,
「もしゲームを離れたいと願うなら」(ジュマンジ・ネクストレベルより)
今回は『そして誰もいなくなった』からです。
He took control of the situation as someone who had long been used to being an authority figure.
一件普通の文で、少し時間をかけて読めれば解釈はそれほど難しくありません。
ただ、上から順に読んで、どの位置でも解釈を正確にできるでしょうか。
まず、
He took control
は、
tookの「得る」というイメージから、他動詞としてcontrolの「制御」に繋げます。
それで理解は終わりです。
次に
of the situation
は前置詞が付いているものなので、付け足しと考えていいです。
意味として重要ではないということではなくて、文法的には付け足しだということです。
なので、この時点で
「彼は得た 制御を 状況の」
と理解しています。
次にasが来ます。
すぐにこのasが何のasだか判断できるでしょうか。
whenのような接続詞のasだと、