If で原形を使うか過去形を使うかは、「話している時点の状態」を考える 002

If で原形を使うか過去形を使うかは、「話している時点の状態」を考える 002

結果的に、直接法も仮定法も日本語訳が同じになることもあります。

If I didn’t have any PC, ~.

「もしPCを一台も持ってなかったら」(※現時点では持っている)「大変だろうなぁ」と続きます。

If I don’t have any PC, ~.

「もしPCを一台も持ってなかったら(持っていないなら)(持っていない場合)」(※持っているかどうかは意識していない)

この場合は、「買います」といった言葉が続きます。

雨は単に未来のことを言っているので、今が違うかどうかはまったく関係ありません。

なので、仮定法にはなりません。

「塩を舐めたら辛い」

もし、今目の前に塩があって、舐めたいけど怖くて舐められなかったとします。

それを意識して、「もし舐めたら」と言う場合は過去形です。「舐められないけど舐めたら」という意味になります。

Maybe if we could communicate a little more.

も、まだ試していない状態であれば、

if we can communicate a little more.

「もしもう少しコミュニケーションをとれば」

という訳になります。

もう少し、原形を使う条件を見てみましょう。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について