俺が今「ぼーっと」しているのは、どの「ぼーっと」だ?

俺が今「ぼーっと」しているのは、どの「ぼーっと」だ?

娘の遊園地に付き合って、疲れすぎて次の日「ぼーっと」してました。

いったいこの「ぼーっと」を英語でどう表現するか。

ちょっと記事にしてみました。


「ぼーっとする」を英語で? ― zone out, space out, daydream の違い

日本語でよく使う「ぼーっとする」。英語では状況によって言い方が変わります。代表的な3つの表現を紹介します。


1. zone out / space out ― 一瞬意識が飛ぶ「ぼーっとする」

  • zone out
  • space out(さらにカジュアル)

どちらも「集中が切れて意識が飛んでいる」というニュアンスです。
会議中や授業中に「やばい、聞いてなかった!」というときにピッタリ。

例文

  • I zoned out during the meeting.
    (会議中にぼーっとしてた)
  • Sorry, I spaced out for a second.
    (ごめん、ちょっとぼーっとしてた)

👉 「気づいたら別のこと考えてた」「一瞬意識が飛んだ」ようなぼーっと感。

疲れていた私は、まさにこのzoned out。ゾンダウです。


2. daydream ― 空想にふける「ぼーっとする」

daydream は「空想にふける」=「夢想する」イメージ。
意識がどこか別の世界に行ってしまうときに使います。

例文

  • He was daydreaming in class.
    (授業中にぼーっとしてた)
  • I sometimes daydream about living abroad.
    (ときどき海外で暮らすことを想像してぼーっとする)

👉 「考え事をしていて現実に集中していない」ニュアンス。

疲れていない、ただの夢想好きはこちらです。小学校のころ、一番前の席で目の前の壁をじーっと見ていると先生によく指摘されました。


3. veg out ― リラックスして「ぼーっとする」

ちょっとユニークな言い方が veg out
「vegetable(野菜)」から来ていて、「野菜みたいに動かない=だらける」感じです。

例文

  • I just want to veg out on the couch.
    (ソファでぼーっとしたいだけ)

👉 疲れて何もしたくないとき、だらーっと過ごすときに使えます。


まとめ

日本語の「ぼーっとする」英語表現使う場面
一瞬意識が飛ぶzone out / space out集中が切れたとき
空想にふけるdaydream想像の世界に浸るとき
リラックスだらけるveg out何もせずだらーっとするとき

「ぼーっとする」は一見シンプルだけど、英語ではシーンごとに言い分けが必要です。
日常会話でよく使うのは zone out / space out
リラックスの意味なら veg out、想像の世界なら daydream

覚えておくと、自分の気持ちをピタッと表現できます!