マザータング・イングリッシュ Article!

例文を暗記する翻訳英語は、リスニングの邪魔でしかない。002

例文を暗記する翻訳英語は、リスニングの邪魔でしかない。002

できたとしても、理解できないのはどうすればいいのか たしかに、これができたとして、意味が理 

例文を暗記する翻訳英語は、リスニングの邪魔でしかない。(公開)001

例文を暗記する翻訳英語は、リスニングの邪魔でしかない。(公開)001

「真似するように聞く」というのは簡単なようで簡単ではありません。 大人というのは言葉を素直 

no matter how  を、そのままの意味で使う 「どんなに~したとしても」から解放されよう 02

no matter how  を、そのままの意味で使う 「どんなに~したとしても」から解放されよう 02

even though

は「なのに」の訳がぴったりですが、これもいちいち「なのに」を当てると時間がかかります。

でも、これを母国語のニュアンスで理解して使うのは少し高度です。

though

は単体で「だけども」「けども」で使われるもの。

「けど」の意味は、

「食べたけど、美味しくなかった」

という場合、「美味しくないにもかかわらず、食べた」という意味と同じです。

even though

は、「美味しくないにもかかわらず」の場所で使われます。

though

は、「食べたけどね」のときに

I ate, though.

と最後に付け加えて使います。

このへんの関係性は、日本人でもうまく説明できないと思います。

「美味しくなかったら、普通食べないのに、食べた」というのが、

「美味しくないのに、食べた」となっていて、普通じゃない行動をしていることになります。

普通じゃない行動とはどんなことでしょうか?

「寒いのに、外に出た」

「苦しいのに、寝なかった」

「嬉しいのに、言わなかった」

こうゆう感じですね。

その理由部分にeven thoughは使われます。

「けど」の意味は「のに」と若干違いますよね。

「寒かったんだよね。結局、外に出たけどね」

と、後半の行動の部分に使いたくなります。

I went out, though.

ということで、結果として何をしたかという部分に加えるのが、「けど」のthough.

「普通しないのに、した」の「した」の部分。

even thoughは理由部分。

ここをはっきりさせましょう。

難しいのは、evenに込めるイメージです。

even

は「さえ」という意味がありますが、「さえ」とは何でしょう?

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について
ネイティブが日本語で説明できない、canとbe able to 002(公開)

ネイティブが日本語で説明できない、canとbe able to 002(公開)


CanとBe able toは、「備わったもの」と「一時的なもの」でも分けられない

能力において、Canは「備わったもの」で、Be able toは「一時的なもの」と説明するもの(サイト)もあります。これも、それぞれの部分的なものを使って分けているだけです。

「備わったもの」は「自転車」や「水泳」「読み書き」で、一度習得すると「できる」になり、その程度は関係なく、「できる」ことになるものです。

一般的で、多くの人が習得してるものでもあります。能力ということもできます。一時的なものではありません。

「そこにあるスプーンとってくれる?」という意味での「とれる?」は、習得したものについて聞いているのではなく、一時的に、意思として、できますか?

という感じです。

なので、これは能力ではなく、「依頼」とします。「一時的なもの」です。Canですが、「一時的なもの」
です。


ではなぜあるサイトではbe able toを「一時的」と説明しているのかというと、たとえば「このバスに乗ったら3時までに空港に着くことは可能かな」というのも「一時的」で、be able toだからです。

能力ではなく、客観的事実に基づいた可能か不可能かという話です。

また、習得した能力のように、「いつでもどこでもできますよ」がcanで、1回だけできたか、できるか。という能力プラス努力パターンがbe able toになるので、それが「一時的」でもあります。

まとめると、

Be able toの「このバスを使うと30分後にここまで来れる?」は、それが「可能かどうか」の答えを求めています。状況的なもので能力は関係ありません。

そして、たしかに「一時的なもの」です。これを可能とします。

これがCan you? になると、「頑張って30分後に来てくれ」という意味になり、答えは「やります!」というのを求めています。これが依頼です。「一時的なもの」です。

どちらも「一時的なもの」で「能力」ではない、可能と依頼です。

canとbe able toは、どちらも「能力」ではない、「一時的なもの」を持っているということになります。

そしてどちらも「能力」を持っています。「一時的なもの」ではない、「備わったもの」のcanと、ドラムを叩ける」のbe able to です。

ということで、「備わったもの」と「一時的なもの」で分けるのは、部分的にピックアップして比較しているだけです。

「能力(備わったもの)」「一時的なもの」で分けるような解説があったら、間違っていると考えていいです。

ネイティブが日本語で説明できない、canとbe able to 001

ネイティブが日本語で説明できない、canとbe able to 001

Canとbe able toについて、このサイトで何度か解説してきましたが、もう一度やりま 

英検とか、ほんとに要らない クリエイティブな英語を身につける

英検とか、ほんとに要らない クリエイティブな英語を身につける

若い頃に油絵を学んでいて、最初に16色の絵の具で描いていました。 上手くいかないと、先生は 

Rの二重母音を極めると楽しいと思います。 003

Rの二重母音を極めると楽しいと思います。 003

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について
Rの二重母音を極めると楽しいと思います。 002

Rの二重母音を極めると楽しいと思います。 002

アクセントの有無で、伸びるか伸びないかが変わる ɚ という発音記号もあります。この、鍵のよ 

Rの二重母音を極めると楽しいと思います。 001

Rの二重母音を極めると楽しいと思います。 001

俳優さんたちに向けて英語でのオーディションや芝居での発音指導をするなかで、もっとも指導すべ 

英英辞書で読む一語一語 BONE

英英辞書で読む一語一語 BONE

英語の基本は、訳ではなく、順番に読んで理解することです。

いつも常に、今の言葉から次の言葉の関係性だけを感じましょう。

今回は

BONE

です。

Your bones are the hard parts inside your body which together form your skeleton.

と辞書には出ています。

コツは、両隣の関係性を見るタイミングで、疑問はないということです。

たとえば、

Your bones

だけを見るとき、

日本語であれば 「あなたの 骨」となりますが、英語でも同じで、その時点での疑問はありません。

ただ、この場合のYouは本当の意味で「あなた」ではなく、「人の」という意味です。

次に、

bones are

ですが、

ここにおいても、「骨 だ」という意味であり、完結しています。

次は

are the hard で、「だ 固い」

the hard parts は「固い部分」

parts inside 「部分 中の」

inside your body 「中の 体の」

という感じです。

難しいのはWhichの扱いですが、はカンマがないので、「○○する骨の部分」という感じで、後ろからの修飾です。

この時点でまず、

「人の骨だ 固い部分 体の中の」

と読んでいます。

Which togetherは、「それらが一緒になって」という意味です。

form your skeleton. 「形作る 骨格を」

で終わりです。

日本語に訳したくなりますが、本来必要ないので省きます。

「人の骨だ 固い部分 体の中の」「それらが一緒になって」「形作る 骨格を」

この順序で、ただ理解して終了です。日本語の詩みたいなものだと思えばいいです。

もう一度読んでみましょう。

Your bones

are

the hard parts

inside your body

which together

form your skeleton.

英語 「思う」と「考える」に違いはありますか?

英語 「思う」と「考える」に違いはありますか?

噂のChatGPTで、こんな質問をしてみました。 「思う」と「考える」に違いはありますか? 

現在完了はイメージで捉えれば簡単です!  後編

現在完了はイメージで捉えれば簡単です!  後編

「知っていました」と言いたいときに、日本語としては過去形なので、 I knew it. と 

現在完了はイメージで捉えれば簡単です!

現在完了はイメージで捉えれば簡単です!

現在完了は日本語から英語にして使うのが難しいものです。

そもそも、言語はすべてイメージ化して使うべきですが、ここでは現在完了をイメージにする方法を紹介します。

話すときに、「過去形を持っている」というイメージを使います。

実際にhave 過去分詞となっていますから、「過去分詞をhaveしている」ということになります。

それでまず、

have

と言ったときに、円のようなものを頭に用意します。

上が過去で、下が現在です。

それは、今を含む時制で、まず、経験のときは、自分の人生になります。

あとは、確定していないぼやっとした、今を含む時間です。

その円に、過去完了の動詞が入ります。

これが、「持っている」というイメージになります。

それぞれ用法によって使い方が違います。

経験「したことがある」のときは、適当にその人生の円に言葉を入れます。

それだけです。

完了の未完了時制「もうやった」「今日3回コーヒーを飲んだ」は円が今日だったり、ここ1年だったりします。それをイメージします。

「もうやった」というイメージなら、適当に動詞を入れます。

「3回やった」なら、3回動詞を入れます。

I have already eaten breakfast. (午前中のみ)

I have already eaten lunch.(夕食より前)

ニュースで読まれるような完了は、円が今日という意味になります。

そこに適当に入れるイメージです。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について
it’s から始まる英会話 006

it’s から始まる英会話 006

前回の続きとしてand it’sの使い方を見てみましょう。 it’ 

it’s から始まる英会話 005

it’s から始まる英会話 005

It’sって簡単で、いろいろ使えるな。と思ったら、応用を考えます。 過去形 I 

it’s から始まる英会話 004

it’s から始まる英会話 004

混乱するかもしれませんが、thisとaの組み合わせもあります。

This is a pen.

を分解すると

Thisは特定(specific)、a penは一般(概念 concept)です。

「この指差ししているペンは、一般的にペンと言われるものです」

続けて、it’s が使えます。

This is a pen.「これはペンです」

It’s useful. (ペンというのものは、便利です)

ここには、「特定のワードを指すか、文全体を指すか」と「一般的な事柄」という要素が入っています。

もしa(一般)がthe(特定)の場合、

This is the pen.「こないだ話してたペンです」

It’s useful.(世の中に数ある、特定のブランドのthe penのこと)

となり、相手は

That’s great. 「いいね(話全体について)」

もしくはそのペンに絞ってIt’s great. (そのペンいいね)

と答えます。

Itは日本語の「それは」という訳のニュアンスを入れる必要はないのですが、似たようなものに

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について
it’s から始まる英会話 003

it’s から始まる英会話 003

独り言のときは? というわけで、家で独り言を言うときは、目の前に自分だけのものがある場合が 

it’s から始まる英会話 002

it’s から始まる英会話 002

Itは相手が言った文章の特定のワードを指したりします。 なので、 「俺はこの政策は間違って 

it’s から始まる英会話

it’s から始まる英会話

001 「それ」と訳さないitを使う(公開ページです)

英語の勉強を始めて、いろいろと話し方を学びます。そして、さあ話そう、となって、話せる人はどれくらいいるでしょうか?

難しい例文を暗記して、「さあ、独り言を言ってみて」と誘っても、ほとんどの人が何も言えません。

でも、例文や文法は知っているのです。

なぜかというと、「自分の体験による根拠がない」と、ちょっとわかりずらい言い方をしたくなりますが、もう少しわかりやすく具体例を出すと、「It’s」から始まる文を軽視しすぎだ、ということです。

「勉強する」という気持ちはすでに、少し難しい文章を習おうとしているので、「It’s」を素通りしてしまうのです。

また、経験として、It’sと言ってから言葉を選ぶ、もしくは何も考えずにIt’sをつけるなど、暗記ではない方法で使うことをほとんどの人がしていません。

そこで、まず「It’s」とは何かということを改めて理解しましょう。

たとえば、「桜って綺麗だよね」の問いに対して、

It is beautiful. 

と言った場合、日本語による普通の訳し方は、「それは美しい」となります。

ですが、感覚として「It」の部分を、無理に「それ」と感じる必要はありません。

それよりも、be動詞の部分を感じるべきです。

is の部分は、日本語でいう「だ、です、ね」にあたるので、

It is beautiful. は、「美しいです」「綺麗だね」となります。

「beautiful」と一言で言う場合もありますが、it’sはより丁寧で、自然です。

Yes, it is.

という答え方もありますが、このときも

「はい、そうです」「ほんとそうだよね」と言ったニュアンスになり、「はい、それはそうです」だと丁寧すぎます。

It’s good. なら「いいです。いいね」

なので、単純に

「いいなぁ」

「美しいな」

と言いたいときは、何も考えずに冒頭に「It’s」をつければいいのです。

独り言でも、「桜っていいな」「冬っていいな」「車って楽しいな」と思うときがありますよね。

特定のことを言いたいときは違う言い方になりますが、それは後ほど。

この超絶簡単なit’sを使うと、英会話や独り言で、使いまくれるわけです。

例としては感想を言いたいとき。

bad

great

good

cool

so so 

not good. 良くなかった. it’s not good. It isn’t good.

no good.

という、英語の勉強の範疇に入らないような簡単なものですが、これなしで会話は成立しません。

IF 仮定法過去は「今の妄想」だけじゃない

IF 仮定法過去は「今の妄想」だけじゃない

学校で教わる仮定法のIfは、「もし私が鳥だったらなあ」という代表例とともに教わります。 「 

so that構文使えますか? 英語の感覚で考えると、見えてくる不自然さ。002

so that構文使えますか? 英語の感覚で考えると、見えてくる不自然さ。002

「程度」の用例を見てみます。

He wasn’t so strong that he could win. 

程度 勝てるほど強くはなかった

結果 強くなかったので、勝てなかった

He moved so quickly that nobody noticed. 

程度 誰も気づかないほど彼は素早く動いた

結果 素早く動いたので、誰も気づかなかった

That is so bad that I can’t give you. 

程度 君にあげられないほどそれは酷い

結果 あれはとても悪いので、あげられない。

この「結果」というのは、日本語に訳すときに作られたものなのではないか? と思ってしまうときもあります。

途中で出てきた

~(文章), so he was ○○. 

も「結果」だからです。

「結果」を言いたいなら、これでいいじゃないかと思います。

That is so bad that I can’t give you. 

は、

That is too much bad, so I can’t give you. 

と言いたくなります。

程度の訳し方は、英語としては自然です。

たとえば、

He wasn’t so strong that he could win. 

という文章は、英語の感覚ではまず、順番に

He wasn’t so strong 「彼は強くなかった」と考えて、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について
so that構文使えますか? 英語の感覚で考えると、見えてくる不自然さ。001

so that構文使えますか? 英語の感覚で考えると、見えてくる不自然さ。001

映画『プロメテウス』を教材にして俳優さんたちと発音をしていたところ、こんな文章にでくわしま 

英語モード 004  最後の秘訣

英語モード 004 最後の秘訣

独り言、つまり相手がいない場合は、固有名詞を口にしたり、思い浮かべる必要はありません。 親 

英語モード 003  簡単すぎて、誰もやらない

英語モード 003  簡単すぎて、誰もやらない

That’s good.

何かを見ながら、イメージしながら、この言葉を言うのは簡単です。

でも、「英語を学んでいます」と言う状態では、誰もこれをやりません。

日常生活で、いろいろなものに対して、

That’s good.

と言わないのです。

言わない理由は、「簡単だから」。

もっと難しい文法を学びたいからです。

でも、会話や思考の瞬発力は、こういった簡単な言葉を使って言うことにあります。

自分の頭の中のイメージを思い浮かべながら、itやthatと言うというのが、思考や独り言の基本だからです。

この方法を人に教えるときに、しっかり心に持つイメージを意識してもらいます。

This is と指をさすのは、コップ。

イメージするのは、自分が持っているコップです。

そして、

a cup.

と言うときは、概念的なカップ、一般的なカップをイメージします。

指をさしたままですが、心では目の前の唯一のカップをイメージしているわけではないということです。

それがたとえばtheになったとき。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について
英語モード 002 独り言のポイント

英語モード 002 独り言のポイント

数年前まで、仕事で海外に行くことが多かったので、一ヶ月まるごと英語モードになったり、モード 

英語モード 001

英語モード 001

英語モードに切り替える、というのは一見、よくある話のようですが、実はなかなか興味深いところ 

ミスチーバス mischievous を使おう! 

ミスチーバス mischievous を使おう! 

「オオカミ少年の話してくれる?」

と言われて、思い出すままに英語で話してみた。

すると、「次は私」ということで、9歳の娘がオオカミ少年の物語を語り始めた。

さすがに、童話的な話し方は上手い。

感心して聞いていると、ある言葉が耳に入ってきた。

ミスチーバス

この言葉が出てきたのは、オオカミ少年の紹介をするとき。

私は、

He’s lying every time.

とか

He lied every time.

とか言っていたところを、娘は

He’s mischievous.

と言っていた。

mischievousの意味は、「わんぱく、いたずら好き」という意味。

大人で使うと、「悪意がある」という悪い意味になる。

目などについて言う時は、「ちゃめっけのある」という可愛い意味にも。

まあでも、この物語でオオカミ少年を紹介するには確かにぴったりな言葉だなと思った。

大人の世界ではなかなか使わない言葉も、子供の世界では使える言葉なのでした。