マザータング・イングリッシュ Article!

Rの二重母音を極めると楽しいと思います。 001

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俳優さんたちに向けて英語でのオーディションや芝居での発音指導をするなかで、もっとも指導すべ 

英英辞書で読む一語一語 BONE

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英語の基本は、訳ではなく、順番に読んで理解することです。 いつも常に、今の言葉から次の言葉 

英語 「思う」と「考える」に違いはありますか?

英語 「思う」と「考える」に違いはありますか?

噂のChatGPTで、こんな質問をしてみました。

「思う」と「考える」に違いはありますか?

答えはこんな感じでした。

「思う」は、個人的な感情や印象、予感、直感などを表現するときに使われます。例えば、「彼女は優しいと思う」、「今日は雨が降ると思う」のように、直感的な感覚や自分自身の意見を述べる場合に使われます。

一方、「考える」は、より論理的に分析したり、評価したりすることを表現するときに使われます。例えば、「この問題について考えてみたが、解決策が見つからない」、「彼の発言には深い意味があると考える」のように、より深い考察や分析、判断を述べる場合に使われます。

したがって、「思う」は感覚的、直感的な表現をする場合に、一方で「考える」は論理的、分析的な表現をする場合に用いられることが多いです。ただし、文脈や場面によって微妙に異なる使われ方をする場合もあります。

Yes, in English, there are also subtle differences in usage between “think” and “believe” or “consider”.

“Think” is used to express one’s own opinion, idea, or thought about something, based on one’s own reasoning or personal perception. For example, “I think it’s going to rain today” or “I think she’s a great singer.” “Think” generally refers to one’s own internal mental process of coming to a conclusion.

On the other hand, “believe” or “consider” are used to express a higher level of certainty or a more formal evaluation of something. “Believe” often implies a level of faith or trust in something, while “consider” implies a more careful weighing of evidence or factors before reaching a conclusion. For example, “I believe in the power of positive thinking” or “I consider him to be the best candidate for the job.”

Youtubeのネイティブスピーカーによる英語レッスンがありますが、そこでよく、英語を話せるようになるコツとして、「英語で考えること」が紹介されます。

が、正直どれもポンコツです。こういう動画を観るたびに、ネイティブスピーカーは英語教育に向いてないなとがっくりすることばかりです。(毒舌すいません)

たとえば、「頭の中から母国語を追い出してください」と言ったりします。

でも、具体的な方法は示してくれません。

常にそんな感じで、もっともらしいことを言うのですが、どれも細かいところに手が届いてません。

私が自分の体験で「英語で考える」について取り組んできたなかで、陥りやすいポイントや、難しい点を認識してきたので、それを紹介します。それは、ネイティブスピーカーには決してわからないものだと思います。

まず、何度も紹介してきたとおり、日本ではほぼすべてが「例文暗記翻訳英語」で成り立っています。

「例文を暗記して、日本語に翻訳する」がパッケージになっているものです。

これをテストや英検でクリアするという目的があるので、人々はそこに向かいます。

満足感もあります。

私も含め、ベースがそれによって出来上がっているので、ここから抜け出すのは相当な努力が必要だというのは、間違いありません。

ふとしたときに、その影響は現れます。

「英語だけで考える」を自分なり実行して、「おー、英語だけで考えて話してる」と思ったとして、本当にそれが「英語だけで考えている」のか。

日本人としては、心の中で「何を話そう」と思っているとき、完全な日本語になっていないときもあるかもしれません。「思う」という状態です。この「思う」で、「よし、これについて話そう」と思って、英語を日本語なしで組み立てるとして、これが本当に英語で考えていると言えるのか。

英語で「思う」までしないと、それは違うのではないのか。そう思います。

もし英語話者と暮らして、黙ってしまう期間が長くなってしまうとします。

それは、心では日本語で思い、考えているからです。

プロセスとして、日本語から英語に変えていくという点で、翻訳と同じになります。

「思う」時点から英語にしないと、ペラペラと口には出てきません。

「あー、あの音ちょっとうるさいな」「何話そうかな」「これ片付けようかな」

「英語だけで話し、思考を組み立てる」という部分はこのサイトで何度も提示してきたように、テクニック的な部分がありますが、今話している「思う」部分は、テクニックではないと感じています。

「英語で独り言を言う」も一つの方法ではありますが、おそらく、日本人としては「日本語で思ってから、言う」というプロセスになっているはずです。

「いや、自分は違う」と思っていても、自分ではわからないくらい、そうなっていたりします。

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現在完了はイメージで捉えれば簡単です!  後編

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「知っていました」と言いたいときに、日本語としては過去形なので、 I knew it. と 

現在完了はイメージで捉えれば簡単です!

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現在完了は日本語から英語にして使うのが難しいものです。 そもそも、言語はすべてイメージ化し 

it’s から始まる英会話 006

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前回の続きとしてand it’sの使い方を見てみましょう。

it’sを使うといっても、it’sから始まる場合と、and it’sから始まる場合があり、後者はエンド イッツではなくて、チャンク化してエネッツとなります。

なので、エネッツを積極的に言って、会話を作っていきましょう。

日本語でのニュアンスは

「それに、○○だな」

という感じです。

And it’s good.  「それに、いいよね」

という言い方をしたいときに、どんどん使います。

ただし、もっといい言い方もあります。

it’s hot. 

は、ちょっとぶっきらぼうで、上から目線という感じがして、上司だったり、アナウンサーだったり、親だったりが使うときはいいです。

でも、カジュアルな会話となると、人は誰でも、自分の意見を弱めたくなるのです。

それが友人との距離感を作っていきます。

日本語だと意味もなく、「いやー、なんかねー、今日はさー、あついよねー」という感じです。

なんかねー のような意味もなく弱める言葉は、英語だと

kind of

sort of

just

like

ここらへんになります。

たとえばkind ofで弱めると、チャンク化して、

エネッツキャナ

になります。

and it’s kind of エネッツキャナ(なんか、まあ) hot 

名詞の場合は、likeを中心にして、「~みたい」とします。

and it’s a box. 箱だ エネッツァ

and it’s like (みたい)a box. エネッツライク (名詞) エネッツライカ

and it’s like (みたい)broken.  パソコン壊れているみたい

and it’s kind of like   エネッツキャナライカ a box.  なんか箱みたい

Looks like a box. という言い方もあります。

組み合わせも自由です。

and it’s kind of like that. まあそんな感じ

just like that. まあそんな感じ

and it’s just kind of like that. エネッツジャスキャナライクザッ

something like that. そんな感じ

もしあなたが、

and it’s kind of like amazing.

と言ったら、amazingって言ってるだけなのに、上級者に見られてしまうでしょう。

and it’s kind of likeの間に考えながら、amazingかwonderfulかgreatを選択したりします。日本語にすると、

「そうだなーんーーamazingって感じかな」

です。

他にもandを使った冒頭の言い方はたくさんあります。

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it’s から始まる英会話 005

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It’sって簡単で、いろいろ使えるな。と思ったら、応用を考えます。 過去形 I 

it’s から始まる英会話 004

it’s から始まる英会話 004

混乱するかもしれませんが、thisとaの組み合わせもあります。 This is a pen 

it’s から始まる英会話 003

it’s から始まる英会話 003

独り言のときは?

というわけで、家で独り言を言うときは、目の前に自分だけのものがある場合が多いので、

That’s

This is

も自然ですが、独り言なので「特定する必要のないもの」でもあり、it’sでもいいということになります。

どんなときに使うのか、もしかすると迷ってしまうかもしれないので、体験主義でマスターしましょう。

天気(温度含む)のとき、時間のときはitです。

距離、季節、明るさ、状況もです。

たとえば、日本語だと天気の主語は「今日は」となる場合が多いですが、

英語ではToday is hot.

ではなく、

It’s hot today.  

となるわけです。

このように、日本語の主語で考えると使えなくなるパターンが多いので気をつけましょう。

「部屋が明るい」は

It’s light in this room.

this room は特定なので、That’s になるんじゃないかと思いきや、なりません。

「今は冬です」は

It’s winter now.

状況というのは、

時間を聞かれたときの

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it’s から始まる英会話 002

it’s から始まる英会話 002

Itは相手が言った文章の特定のワードを指したりします。 なので、 「俺はこの政策は間違って 

it’s から始まる英会話

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001 「それ」と訳さないitを使う(公開ページです) 英語の勉強を始めて、いろいろと話し 

IF 仮定法過去は「今の妄想」だけじゃない

IF 仮定法過去は「今の妄想」だけじゃない

学校で教わる仮定法のIfは、「もし私が鳥だったらなあ」という代表例とともに教わります。

「今は鳥じゃないけど、もし鳥だったら」

という想像、妄想で、今、現実は違うと学びます。

英文では、Ifのあとに、過去形が来ます。

If I were a bird, I could fly.

「もし私が鳥がだったら、飛べるのにな」

ですが、実際の使い方として、ここにこだわっていると大変なことになります。

例えば、

If you made a noise,

You’d put all our lives in danger.

という文。

過去形を使うと、文法的には最初の「鳥」のような妄想になってしまいます。

でも、この文のニュアンスは妄想ではありません。

つまり、仮定法過去の文法は、「妄想(非現実)」か「現実」かの違いだけになっていて、実際の使い方に対応できていないのです。

上の英文は、アップルTVオリジナルの『インベージョン』という映画のセリフです。

家の外にエイリアンらしきものがいて、数人で隠れています。

その時、外に出ようとした家族に向かって家主が言った言葉です。

訳すと、

「もし物音を立てたら、みんなを危険に晒すことになるんだぞ」

となります。

日本語でそう言いたい時、皆さんは「今、違う状況だけど」と強く意識しますか? もしくは、それを現実と違う妄想だと思いますか?

このセリフを言う時の感情や意識は、「これから」に向かっています。

「今はまだしていないけど、もしこの先、この行動をしたら」

という意識です。

する可能性があるから警告しています。

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so that構文使えますか? 英語の感覚で考えると、見えてくる不自然さ。001

so that構文使えますか? 英語の感覚で考えると、見えてくる不自然さ。001

映画『プロメテウス』を教材にして俳優さんたちと発音をしていたところ、こんな文章にでくわしました。

And that was so far from Earth that there’s no way that they could have done.

訳は、

地球から遠すぎたので、古代人がその存在を知るのはありえない。

というものでした。

so thatを使った文は、マトリックスから得ていたので、そこから考えると訳が少々混乱しました。

その文とはこれです。

Neo, Morpheus sacrificed himself

so that we could get you out.

私たちがあなたを助け出せるように、モーフィスは犠牲になったのよ

実際に使うこともある、so that構文で、「目的」とう意味があります。一度マスターすると非常に使いやすいです。

この方式で最初の文を訳せるわけがなく、soとthatがわかれるパターンは、この「目的」のso that構文とは別物。でも学校では一緒に教えられるので、混乱します。さらに、このsoとthatがわかれた構文にいくつかパターンがあり、非常にわかりづらいのです。

まず、so that構文のパターンをみてみます。

比較的使いやすいのがこれ。

~(文章), so he was ○○. 

~だった、だから彼は○○だった

soを「だから」の意味で使うだけなので、簡単です。

カンマがあるということは、英語としては普通の語順ではないので、冒頭の文が強調されているということです。カンマで一区切りして、日本語的な順序の訳になるので、すんなり使えます。

ちなみに、文法的には「結果」という用法になります。

でも、これで最初の文は訳せません。

次が「程度」を表す構文です。

It is so  ○○ that ~~. 

これは、日本語に訳すときは後ろの文から訳します。

~(文章)ほど○○だ

例 誰もが嫉妬してしまうほど、彼はハンサムだ

日本の英語教育では、この訳は逆にもできます。

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英語モード 004  最後の秘訣

英語モード 004 最後の秘訣

独り言、つまり相手がいない場合は、固有名詞を口にしたり、思い浮かべる必要はありません。 親 

英語モード 003  簡単すぎて、誰もやらない

英語モード 003  簡単すぎて、誰もやらない

That’s good. 何かを見ながら、イメージしながら、この言葉を言うのは簡単です。  

英語モード 002 独り言のポイント

英語モード 002 独り言のポイント

数年前まで、仕事で海外に行くことが多かったので、一ヶ月まるごと英語モードになったり、モードのチャンスは多くありました。

でも今はまったくそういった仕事はないので、自分で作るしかありません。

オンライン英会話等もやっていません。

ある生徒に、「独り言でいいから、思考も含めて英語で考えて、呟いてみてください」と伝えると、会話をしているときに比べてまったく言葉が出なくなったりします。

それほど、英語で考えること自体が高いハードルですが、「やってみよう」と思ったときにはできるようにしたほうがいいと思います。

それでも言葉が出ないのは、たとえば伝える必要がないのに、その名詞を思いだそうとしたりしているようです。

会話じゃないので、itやthatといった代名詞でいいはずですが、そのクセ自体がないという感じです。

itやthat、somethingを使いながら、自分の考えているモノや名前を頭に浮かべる行為自体をあまりやっていないのかもしれません。

独り言を話す上でのポイントをまとめてみます。

ポイント

・恐れずに言葉を繋ぎ、先に文章を組み立てない (即興替え歌のイメージ)

・自分の言っている言葉に反応する

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英語モード 001

英語モード 001

英語モードに切り替える、というのは一見、よくある話のようですが、実はなかなか興味深いところ 

ミスチーバス mischievous を使おう! 

ミスチーバス mischievous を使おう! 

「オオカミ少年の話してくれる?」 と言われて、思い出すままに英語で話してみた。 すると、「 

even if は「もし〜だとしても」だけじゃない。

even if は「もし〜だとしても」だけじゃない。

娘といるときに、「軽くやっても大丈夫だから」的なことを言おうとした。

If it’s light(easy), it’s OK.

みたいな感じで言ったのだけど、すかさず娘からツッコミが。

If you wanna say that, even if, right?

私は一瞬、「あれ、そうだっけ?」となった。

考えてみると、

even if

は、「もしそうだとしても」というニュアンスで使ってきた。

I’m OK even if it’s rain. 雨だとしても大丈夫。

という感じだ。

今回のは、「軽くやっても大丈夫だから」。

It’s OK even if it’s light(easy).

なるほど。

「○○しても大丈夫」と言いたい時の「ても」は、even ifなのか。

つまり、形容詞や動詞の時に、「美しくても」「動いても」と言うときがあるけれど、これはeven ifなのだ。

「もし美しいとしても」なら、今まで通りの自分の使い方でわかるけれど、「美しくても」でもいいのか。

名詞の場合は、「赤でも大丈夫」。このときだ。

もし、私が言ったようにif(条件節)にすると、

It’s OK if it’s red. 赤なら大丈夫。

になってしまう。

訳的には微妙だけど、たしかにニュアンスが違う。

少し堅めに言うと、「もしそれが赤ならば大丈夫」となる。

言いたいのは「赤でも」なので、その場合はeven ifなのだ。

「もしそうだとしても」として認識していたeven ifは、それはそれで使いやすい。

「もし赤だとしても」「もしそれが高いとしても」という感じで、違和感がない。

でもこれは仮定法的な意味合いになる。

もっと簡単に「〜ても」で使ってよかったのだ…。

まとめると、even ifは仮定や妄想だと思っていたけれど、直接法の条件節のような使い方もできるのだった。突き詰めると仮定法的なんだけどれども、日本語で「使っても大丈夫」というときに、仮定だとはあまり意識しない。「もし使ったとしても」という感じでまでは考えない。

「使っていいよ」のニュアンスに近い。

たぶん、今までは

It’s OK to be red.

みたいな言い方をしていたのかもしれない。

※今年の更新は今回でおしまいです。また来年お会いしましょう!

リンキングも含めたチャンクをありのままに音として聞く。 008

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最後に、リンキング、チャンク化の例を紹介します。 どれだけリンキングされ、チャンクされたも 

リンキングも含めたチャンクをありのままに音として聞く。 007

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ここで紹介してきた、「ありのままに聞く」「リズムごと真似する」といったことを前提として、リ 

リンキングも含めたチャンクをありのままに音として聞く。006

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英英辞書で読む一語一語 Revelation

英英辞書で読む一語一語 Revelation

Revelation

さっそく見ていきましょう。

The revelation of something is the act of making it known.

A revelation is an interesting fact that is made known to people.

上から読んで理解しましょう。

The revelation of something

何かのリヴェレーションは、

is the act of

行為です。

making it known.

それを知らせる

A revelation is  リヴェレーションは、

an interesting fact that 興味深い事実です

is made known to people. 人々に知られる、知らされる、宣言する

ということで、revelationとは、日本語で「啓示」です。

make it known to ○○ that で、○○にthat以下を伝えるという使い方になります。

最初の一文は、「何かの啓示は、それを知らせる行為です」。

次が「啓示とは、人々が知らされる興味深い事実です」。

「知らせる」が受け身形になって、「知らされる」になっています。

「啓示」はなんとなく宗教的な意味を感じますが、やはり「キリスト教などで神が示すこと」という意味もあるようです。

リンキングも含めたチャンクをありのままに音として聞く。  003

リンキングも含めたチャンクをありのままに音として聞く。  003

これをたとえば映画でやろうとするとき。 普通は内容を知りたいと思うはずです。そうすると字幕 

リンキングも含めたチャンクをありのままに音として聞く。   002

リンキングも含めたチャンクをありのままに音として聞く。  002

たとえばネイティブが、「ライルラレラエ」と呪文のように話します。 相手は「フーレジダレ」と 

リンキングも含めたチャンクをありのままに音として聞く。 001

リンキングも含めたチャンクをありのままに音として聞く。 001

最初に、母国語的なリスニングについて話します。

まず、生まれた子どもが、親から聞く言葉についてどのように受け取るかを考えてみてください。

意味がわからず、ただの音として耳に入ってくるはずです。

そして、その音はアメリカ英語ではリンキングされています。

言葉と言葉が子音と母音で繋がります。

繋がってチャンク(塊)化した言葉を最初に音として聞きます。

その中にどのようなワードが入っているかは、最初はわかりません。

一方で、勉強から英語を学ぶ我々は、単語一つひとつから学び、発音も一つひとつ覚えます。

ある程度のリンキングも覚えます。

そして、英検やTOEICは、その程度のリンキングでリスニングができるように出来ています。

また、英語講師もそういった優しい発音を教えます。

英語も日本語と同じように、フォーマルな場所での発音と、友人同士の発音では違いがあり、「おはようございます」と「はよーござーす」くらいの差があります。

もし「ござーす」的な発音を外国人に教えてしまうと問題があると考えるので、しっかり「おはようございます」と教えます。

英語も同じです。

そして、ビジネスの場やしっかりとした場で使える発音を覚えて、いざアメリカに行くと、まったく聴きとれないという自体になります。

「こんなに勉強したのに、私には英語の才能がない」と挫折します。

これは、英語を覚える順序、矢印が違うために起こる悲劇です。

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