現在完了はイメージで捉えれば簡単です!
現在完了は日本語から英語にして使うのが難しいものです。 そもそも、言語はすべてイメージ化し …
Itは相手が言った文章の特定のワードを指したりします。
なので、
「俺はこの政策は間違っていると思う」という意見に対して、
「その通りだ。間違っている」と言いたいとき、
That’s right. It’s wrong.
となります。
It’s right.と言うと真逆のことを言っていることになります。
「早起きしてるんだけど」と相手が言った場合、答え方にニュアンスがふた通りあるとします。
「人類ならみなさんご存知の『早起き』は、いいね」
「君の早起きは、不規則な日が続いていただけにいいね」
前者が
It’s good.
後者が
That’s good.
となります。
It’s good. のパターンを日本語で考えると、「早起きしてるんだけど」の返答として、「あ、『早起き』してるんだ。早起き、いいね」という感じで、どこについて「いいね」と言っているかわかるように、わざわざ「早起き」と指示しています。
英語でも、
It’s good to wake up early.
と加えたほうがわかりやすくなります。
That’s good.(いいね)は、文全体を「いいね」と言っているので、「早起き」という言葉の意味だけではなく、「あなたがしていること」について「いいね」と言っていることになります。
文全体ということは詳しく述べられていることなので、thatは具体的なものを指すことになります。itは細かく、単語に絞られたりするので、その言葉自体の意味を指すことになり、意味が一般的なものになりがちというわけです。
ただ、「桜というものは・・・」という意味(一般的、概念)の答えに対してitはOKで、「私のカスタムした車は・・・」という答えでitは使えないのかというと、使えます。
なので、「一般的なもの」というのは完璧な答えにはなりません。
また、itは主語のある文章全体を指示することはできません。
「特定する必要のないもの」
『プロメテウス』では直後にこんな文も出てきます。
But it just so happens that that system has a sun a lot like ours.
「でも、たまたま、それは私たちの銀河系にとてもよく似た恒星(太陽)を持っている銀河系なのです」
これを「程度」で訳すと、「その銀河系が私たちのような恒星(太陽)を持っているくらい、たまたま起こるんです」となります。
結果で考えると、「それはたまたま起こるので、その銀河系が私たちのような恒星を持っているのです」となり、どちらも意味がわからなくなります。
これはもう、
it just so happens that ~構文と考えます。
程度で考えると、「That以下なのは、たまたまなのです」
という訳になります。
すると訳は、
程度「その銀河系が私たちのような恒星を持っているのはたまたまなんです」
結果「たまたまその銀河系が私たちと似た恒星を持っているのです」
という訳になるということです。
英語の順番で考えるときは、
「それはたまたまなんです」
「その銀河系が私たちのような恒星を持っているのは」
独り言、つまり相手がいない場合は、固有名詞を口にしたり、思い浮かべる必要はありません。
親しい間柄の会話でも、そうなる場合があります。
まずは簡単な言葉に置き換えて思考したり、独り言を言ったりしてみてください。
なんて言うんだっけ? とか、考える必要がありません。
It is beautiful.
は形容詞なので基本的には省略できませんが、会話では相手がいった後に、
It is. (ほんとだね)
と言います。
なので、
It is
と言いながら、たとえば「美しい」だったら、美しいイメージを持って言えばいいのです。
そういうことを続けていると、基本的な文法がいかに大切か、身に沁みてくるはずです。
このようにして、独り言のポイントや、英語モードにする方法を考えてきましたが、最後にいつも言っているように、馬鹿げている答えがあります。
英語モードに切り替える、というのは一見、よくある話のようですが、実はなかなか興味深いところがあります。
なぜかというと、いろいろと馬鹿げているからです。
たとえば、普段、あまり英語が出てこない人がいたとしても、「ずっと歌のように、替え歌風に、英語を話し続けてください」というと、適当な感じで英語を話し続けられたりします。
発音のモードに入らないときもあります。
ああ、なんか今日、ちゃんとした英語のトーンや発音できてないな…と思ったら、すぐに日本語の苦手なアメリカ人の日本語の話し方を真似して、モードを切り替えます。
もう、それで日本語を話そうとしても、どうしてなのか、英語が出てきます。
そして、理想的な発音ができます。馬鹿げてますね。
私の家庭の場合、0歳のときからどんなときも、私と娘は英語。だから、彼女を向けば英語が出ました。同じような年の子を見かけても、思わず英語が出てしまっていました。
それが、だんだん、私が日本語が使えることがわかって、妻と3人でいるときは、妻がのけ者にならないように、日本語を使うようになっていきました。
そうすると、戻そうとしてもなかなか英語が出てこなくなるのです…。
二人きりになるとまた英語なんだけども、不思議と三人だと出てこない。
これじゃまずいなと、話し合って、三人でいるときも英語を使うというルールにして、まただんだん感覚的になってきています。
最後に、リンキング、チャンク化の例を紹介します。
どれだけリンキングされ、チャンクされたものを覚えればいいんのだろう? となってしまうところですが、少しやれば結構先はすぐに見えてきます。
なぜなら、基本的な部分のチャンク化がほとんどだからです。
Do you have a lot of work? ジュヴァラブワーク?
これはhaveのhの部分が抜ける例です。アメリカ英語では頻発します。
まず、do you の部分がジュになります。
次に、ハの部分が抜ける(hだけが抜けるときと、haが抜けるときがある)ので、veのヴになり、隣のaとリンキングしてヴァになります。
ジュヴァまでが完成しました。
次は、ロロブになるはずですが、ラブになり終了です。
意味は、「仕事いっぱいあるの?」で、ワークの部分を替えれば、「○○いっぱいあるの?」で使えます。
ジュヴァラブだけを覚えればいいのです。
You don’t have a ticket? ユドナバ チケッ?
他に、
a bit of that. それも少しね
は、ビロダーに聞こえます。
「たくさん」と一言で言いたいときは、
Quite a lot.
で、クワイラロッだけども、クワイトの部分はかなり短く言います。
not quite. で「違います」
ナラクワイとチャンク化します。
That’s what all the tourists think.
は、ザッツ・ワット・オール・ザではなくて、
ダッツワローダ・ トォーリスツスィンク
となります。
ザッツワットでまとめて覚えていると、ザッツワット・オールと続けたくなりますが、チャンクの形としてダッツワローとなることを知っておくべきです。
It didn’t eat it.
は、
イッディドゥンニーリィッ
となり、ニードという音が存在することになります。
tがあるのに、その前のnとリンキングする、英語の特長です。
そのため、needがあるという前提で何度も聞いたりしてしまうのです。
I’m eating. も、I meeting. に聞こえます。
これをたとえば映画でやろうとするとき。
普通は内容を知りたいと思うはずです。そうすると字幕に目が行ったり、無理に訳そうとして、上手くいかないはずです。
あくまで、音として真似できるように塊を聞くのです。
映画『2番目のキス』で、こんなセリフがあります。
I would debate you, Ed,
but that would only lead to
me being dragged away
in handcuffs.
シアトルが舞台の映画で、主人公のベンを演じるジミー・ファロンのしゃべり方にクセがあるのは認めますが、
but that would only lead to me
この部分を非母国語話者が聴き取るのは困難です。
最初はバッダブルと聞こえます。
ここが聴き取れないために、後もまったく聴き取れないということになります。
but that would は正確にチャンクの音にすると、バッダルウドです。バダウドにも聞こえます。
音をありのままに聞き取った場合です。
これがわかると、あとのonly以降は普通です。
試しに9歳の娘に聴き取ってもらったところ、beingあたり以外は正確に再現してくれました。
特に
but that would only lead to me
この部分を聴き取れていたのが脱帽でした。
Rudimentary
読み方は ルードメンタリィ です。ルディメンタリィではありません。
形容詞で、「初歩的な」という意味です。
Rudimentary means very basic or not developed to a satisfactory degree.
Google翻訳による日本語訳は、
「初歩的とは、非常に基本的である、または十分に開発されていないことを意味します」
satisfactoryは「満足」、degreeは「程度」です。
例文は、
He has only a rudimentary knowledge of French.
「彼はフランス語の初歩的な知識しか持っていません」
というわけで、このルードメンタリィ、よく聞く言葉です。
さて、上から順番に、言葉から次の言葉に繋がる、隣り合う感覚を大事に読んでみましょう。
Rudimentary 「初歩的」
means とは
very basic とても基本的
or もしくは
not developed 開発されていない
to a satisfactory degree. 満足できる程度には
非常に初歩的な英英辞書で読みとく文になっていて、上から読んでも読みやすいと思います。
英語を俳優向けのクラスで教える場合、大事なのは当然発音だけども、ある程度やると次に自分で話すスピーキングをやります。
何をやるのかというと、「身体拡張機能」のためのジェスチャーと、語順。
「身体拡張機能」とは、人が持つ特別な能力で、お箸を自由に使えたり、作業のクルマを自在に操ったり、コントローラーでモニタの中のキャラクターを自在に操ったりする能力。
自分の体の一部じゃないのに、その実際に動かすものを見て、右や左と動かす力です。一度コントローラーの使い方がわかると、あとは動かすものを見ればいいだけ。
実はこの能力は、言語ともかかわっているのではないかと思ったのがこのレッスンのきっかけ。
「とる」という言葉を話すときには、実際にものを取ろうとする意思や感情が含まれていて、とったりさわったり、伝えたり、飲んだり食べたりというのは、話すことで同じ感情の動きをしているということ。
本当に動いているように話すことで、「身体拡張機能」としての英語を手にすることできるというわけです。
そのために、ジェスチャーを使います。
一つひとつの言葉にジェスチャーを使って話してもらうのです。
右と言うときには右に指をさす。