舌と唇の準備をしてから発音するというルールを守る 003
まとめると、空気を口でホールドするというのが日本語と英語の大きな違いだとわかります。 pと …
発音の仕方でルールがあるもの、レガシーがあるものに関しては比較的指導しやすいものの、そうではないものがいくつかあります。
ひとつは、一つの単語、またはチャンクを、発音の前にブレスを準備して、最後まで吐ききるという発音。
伝えにくいということは、こうやって文章でも伝わりにくいということです。
発音記号からも伝わりそうなものだけども、結局は感覚的に準備をして、息を吐きながら発音するという英語特有のものがあります。
この方法は言い換えると、「空気を溜める」という発生方法が原因です。
pやb、t、d、v、f、thといった音は、口に空気を溜めてから、それを唇や舌で抑えきれなくなって、動くことで出る音です。
この方法を知らないで発音している人がほとんどなので、そういった人の唇の動き(pとb)を見ていると、自分で開けてしまっています。
子音のpとbは、唇を閉じて、空気を出そうとするのを抑えて、最終的に仕方なく空気が出るときに、唇が空気のせいで動いて開きます。なので、終わると閉じます。開けたままにすることも可能ですが、子音なら、基本的に閉じます。
vやfは下唇を上の歯で噛んで準備段階に入りますが、そこで長く準備をすると息が漏れます。息を出し続けているからです。
thは舌を噛みますが、これも息を出し続ける準備段階があるので、息が漏れる音がします。
どんなときに使われるか、状況ごとに見てみましょう。
自転車の練習をしていて、「乗れた!」は能力なので、現在形で
I can do it!
と表現します。
能力は be able to を使うと説明しましたが、これはもう少し具体的で客観的な能力のほうです。
能力は範囲が大きく、自転車のスキルも人それぞれ。
主観的に、「それができた!」はcanになります。
この能力において、ちょっと前にできたら現在形、過去のことならcouldです。
「昨日のパーティを楽しむことができた」「さっきバスに乗れた」「試験に合格できた」は、一時的で、長く続く能力ではなく、特定の状況下です。その場合は、was able toです。
「可能だったかどうか」に力点が置かれます。
また、過去の事実なので、基本的に客観的な視点が入ります。
現在形で「自転車を乗ることができます」は能力なのでcan。
I’m able to を使うときは、客観的に技術的に可能なとき(例 ハッキングができる)。それと、客観的な状況で可能かどうか(例 3時に発射すると、11時までに到達可能)。
なので、状況的にはcanを使うパターンが多くなります。
「なんとかあのバスに乗れると思います」というニュアンス(頑張れば〜思う)も主観的でcan。
「雨が降らなければこのバスは間に合うので、3時に必ず着くことができます(可能になります)」という客観的要素、外的要因が絡んでくると現在形でもbe able toと相性が良くなります。
しかし、人はあまり確定的な話をしません。ちょっとでも不安要素があると、仮定法で話をします。
Amazon・Primeのプライムの意味を英英辞書で調べてみましょう。
Prime
You use prime to describe something that is most important in a situation.
日本語に訳すと、「何か重要な状況を説明する、表すのに使われる」となります。
前から順に、一つひとつの意味を感じて読んでいくと、
You
use
prime
to
describe
と、
物事の意味を説明するのに適切な言葉が出てきました。
このあとは名詞になります。
Something
that is
most important
in a situation.
特に難しいことはありません。
他に、that isのあとを、
of the best possible quality.
というのもあり、たとえば
in prime condition
というと、ベストなコンディションということになります。いずれも形容詞です。
また、プライム・ミニスター(首相)という意味や、ステージの位置を意味する名詞のプライムもあります。
Your prime
is the stage
in your life
when you are
most active
on most successful.
こちらも順番通りに読んでまったく違和感ありません。
ちなみにPrime Minister
は、
The leader of the government in some countries is called the Prime Ministers
となっていて、こちらも比較的簡単な説明になっています。
プライムを使うにあたって気をつけるところは、必ずしもいい意味ではないということです。
たとえば警察がthe prime suspectというと、重要容疑者ということです。
つまり、いずれにしても、「重要」という意味合いになります。
英語学習や英会話にある程度慣れてくると、いろいろと区切りのペースがわかってきます。
ネイティブスピーカーは「ある程度まとめて素早く言いきる」というのをやっていて、それを数珠つなぎのように繋げていく話し方をしています。
英語学習の初期は、読んでも話してもそれができません。
でも、学習を重ねて技術が上がってきてから、積極的に意識してやってみると、「会話がしやすい」と感じるはずです。
ただし、これを「ただ素早く話せば良い」と捉えてしまうと上手くいきません。
ストレスの位置、母音の正確さ、子音のブレスの強さ、リンキングの正確さなどがあって、はじめて使えるテクニックです。
また、区切ってもそれが息継ぎとは限りません。
あまりに長ければ途中でブレスはしますが、短いものであれば吐き続けている息を少しとめるだけです。
どこで区切ればいいかというのは、カジュアルトークからしか学べません。
映画や英語コーチ、ビジネストークにはそういう特長は表れないからです。
友人同士の会話に出てくるものです。
基本として区切る場所は「,」の位置です。
映画「2番目のキス」のあるシーンで登場するセリフは、ほぼカンマで区切られています。
If I’m with a guy
for 11 months,
and I think I might be having his child,
日本ではウォーク(walk)とワーク(work)と教えるけど、実際はワークとワーク。
生徒の中で、ずっとこの部分に違和感があったという人がいました。
学校ではWalkとWorkの発音の違いについて、ウォークのワークとの違いだと教えていることについてです。
本当は、どちらもワークです。
でも、ネイティブは聞き分けができます。
単純に言うと、Walkの母音は明るい感じで、Workはこもります。
Walkはカルフォルニア系でリラックス系のオがアになり、ダークLで伸ばすので、下をまるめずにワークと発音します。
一方、Workはerなので、WのあとにすぐにRの母音を伸ばします。
カタカナにするとどちらもワークですが、同じアでも、Rかそうでないかという違いがはっきりとあります。ネイティブはそこで聞き分けます。
BirdもerのこもったRですが、日本では明るくバードと教えるので、差が出てきます。
でも、カタカナにすると同じなので仕方がありません。
もうひとつ、Sureはどうでしょう。
ある日、お風呂場で「このお風呂は温かいな」的なことを言ったら、娘が英語で、「えっ? このお …
英英辞書を読むと、説明力が上がり、英語の語順で理解するクセがつきます。
今日は
Instinct
本能です。
文は、
An instinct is the natural tendency that a person has to behave or react in a particular way.
先に日本語で説明します。
「本能とは、人が特定の方法で反応したり、行動しなくてはならないという自然の動きです」
となります。
ちなみに、スペルチェックでは「the naturalをa naturalに直せ」と指示されます。
それでは順番に見ていきます。
An instinct is 本能とは
the natural tendency 自然の動きです。
あとはnatural tendencyの内容となります。
that a person has to 人がしなくてはならない
behave or react 行動もしくは反応
in a particular way 特定の方法で
どうでしょうか。割と英語の語順で理解しやすいほうだと思います。
instinctにはもう一つ説明があります。
An instinct is a feeling that you have about a particular situation, rather than an opinion based on facts.
こちらはGoogle翻訳。
「本能とは、事実に基づく意見ではなく、特定の状況についてあなたが持っている感覚です」
むちゃくちゃ優秀です。
でも、日本語としてどうでしょう?
何を言いたいのか?
これは、「感覚」とか「第六感」的なものでしょう。
「俺の感覚では、きっと負けると思うんだよね」という時に使います。
順番に見ていきます。
An instinct is a feeling that 本当はあるフィーリング(感覚)です
you have about a particular situation, あなたが持っている 特定の状況について
rather than an opinion based on facts. というよりも 意見 基づく 事実
大きく3つに分けましたが、いつも通り順番に読んで理解しましょう。
英語を勉強していても、なかなか出てこない用例のひとつに、hadを使った過去完了があると思います。
映画『食べて、祈って、恋をして』の中に、
Hadn’t I wanted this?
というセリフが出てきます。
意味は、
これずっと欲しかったんじゃなかった?
と自分に問いかけているセリフです。
もし
Didn’t I want this?
だと、(そのとき)これを欲しかったんじゃないの?
となり、
Don’t I want this?
だと、
これ欲しいんじゃない?
となります。
Hadn’t I wanted this?
は、いつから欲しくなったかは言及しないけど、それを考えたときにはすでにもう欲しかったという状況で使います。
英語のトーンは母音の発声方法が違うという話を前回しました。
今回は、英語の発音記号と緊張(テンスネス)から読み解きます。
英語の発音の特長に、テンスかリラックスかという考え方があり、喉を緊張させているか、リラックスさせているかというのがあります。
テンスは日本語のアイウエオで、リラックスのアイウエオは日本語にありません。
リラックスのアイウエオは、喉の上から鼻腔にかけての空間で発せられるあいまいな音で、それを私はネイザルサウンドと呼んでいます。
喉をリラックスさせて出す音で、アかオか、イかエかなど、日本人には聞き分けが難しいものになります。
発音記号で見てみましょう。
テンス(日本語のアイウエオ)
i: イー she シー、feet フィート
u: ウー you ユー、two トゥー
二重母音
eɪ エーイ sale, day, date
oʊ オーウ hotel, only, go
aɪ アイ my, life
このように、伸ばすイとウは日本語のイとウに近いです。
そして、母音が連続で出る二重母音も日本語のアイウエオに近く、喉を緊張させて出します。
エの口でアを出す顎が下がる[æ]は、Jaw dropperといって、喉を下げるので、喉を緊張させているような感じもしますが、リラックスに入ります。
日本語で並べると
アイ イー ウー エーイ オーウ
という感じです。
リラックス
a アー office アーフェス、honest アーネスト ※オに近い オの口でア
ɔ: オー fall フォール、tall トール、daughter ドーター
I イ(エ) fish, rich アメリカ英語はエに聞こえる
[ʌ] ア but, cup, love, money As in butter
ə シュワ about
[ɛ] エ red, head
[ʊ] ウ book, foot
aʊ アーウ brown, sound, now
æ エア cat, bat As in sad ※エの口でア
こちらは、曖昧音で、喉をリラックスさせて出します。
鼻声のようになります。
ɔ:に関しては、西海岸ではaに近づくと言われています。
西海岸でネイザルサウンドが強くなるのはそのせいです。aがネイザルサウンドのリーダーであるからでしょう。
こういった、緊張、リラックスという観点や、日本語母音との違いはあまり語られることはありませんが、正しい母音の発音をするためには必要になってきます。
8才の娘が漢検を受けることになり、12月から今月にかけてみっちり漢字の勉強をした。
といっても、毎日ハードな漢字勉強なんて、親も子も続かない。
ハードにやれば「嫌だー」となるだろうし、無理にやらせるのは気が引ける。
でも、とりあえず2ヶ月は集中した。
日本人、漢字は大事。
そのあいだ、オンラインの英会話などはお休み。
英語の本も読まず、スペル勉強もしない。
もう許容範囲を超えてる。
たしかに、アメリカ人はアメリカの小学校でひたすらスペルをやればいい。
8才なんだから。
日本人は漢字。英語は二の次になる。
当然だ。
英語スペルと漢字の勉強を両立させるのは、想像以上に難しい。
また本読みやスペルもはじめるつもりだけども、簡単じゃない。
英語を教えている中学生と話す機会が多く、「6才ごろまで話せたけど、小学校で全部忘れてしまった」という子が結構いる。
うちの子はどうなるのだろうか。
毎日英語の動画を観てて、話す能力は変わらなそうだ。
でも、読み書き能力は停滞中。
漢字はしっかりやりたい。
このバランスをどう取るのか。
これからも追究は続く。