現在完了の「根拠」を変える。 004 さあ、判別しよう。

現在完了の「根拠」を変える。 004 さあ、判別しよう。

実際に、文章などを読んですぐに完了と継続の見分けがつくのかどうか。

たとえば、

I have achieved my life’s ambition.

というエッセイの文があったとする。

動作動詞とか状態動詞とかの判別を抜きにして、「自分の人生の目標は(もう)達成した」という訳がしっくりくるので、未完了時制だと判別できる。

He’d had everything.

は、「彼はすべて持っていた」という訳だが、二つの訳があり、一つは「持っている」という状態動詞を使った継続。

「彼は(ずっと、前から)すべて持っていた」というシーンだ。

もう一つは、結果用法を使い、「彼は(そのとき)すべて持っていた」とそのまま訳す。

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