現在完了の「根拠」を変える。 003 「まだ」と「ずっと」の違いを現在完了で使い分ける

現在完了の「根拠」を変える。 003 「まだ」と「ずっと」の違いを現在完了で使い分ける

日本語から現在完了の文を作るのは少々厄介だが、もう少しやってみよう。

現在完了の「完了」の未完了時制を読み特く鍵は、今(今日、今年など)を含む時制かどうか。では、「最近」と言いたいときに現在完了のどれを使うか、迷ってしまうかもしれない。

「最近ゲームしてないね」

と言いたいときはどうだろう。

普通に現在完了で作ると、

We haven’t played games lately. 

となる。

「最近ゲームしてないね」というシチュエーションを考えてみる。シチュエーションごとだから、シチュエーションこそが大事。そして、日本語には同じ言い方でも異なるシチュエーション、意味合いを持つ場合がある。

たとえば、「最近ずっとゲームしてないね」と言いたかった場合。もう一つは、「最近まだゲームしてないね」と言いたかった場合。どちらも、「最近ゲームしてないね」で済ませてしまったりする。

この「ずっと」「まだ」がヒントになって、使い方を分けられる。

「ずっと」なら継続、「まだ」なら未完了時制だ。

※latelyは完了の完了用法で問題ないですが、継続でも使えます。

継続の場合、playは「遊ぶ」という動作動詞でなので、継続にするには、あくまで基本的に、現在完了進行形にする。

We have been playing games.

「ずっとゲームをしている」

現在完了進行形にするならやはり期間が重要になるので、「1年間、ずっとゲームをしている」と、期間が入るとすっきりする。

というわけで、「ずっと」なら

We haven’t been playing games lately.

が正しい英文となる。

「最近ゲームしてないね」という日本語が、「今月は(まだ)ゲームしていないね」という意味だった場合はどうだろう。

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