現在完了の「根拠」を変える。 004 さあ、判別しよう。
実際に、文章などを読んですぐに完了と継続の見分けがつくのかどうか。 たとえば、 I hav …
日本語から現在完了の文を作るのは少々厄介だが、もう少しやってみよう。 現在完了の「完了」の …
※これはあくまで、英語の知識を楽しむ文法的な探究です。
「(キャッチするときに)ボールを見ていた?」と言いたいときのシチュエーションを考える。
具体的にいうとこんなとき。
キャッチボールをしていて、いつもボールを取れない子どもがいるとして、「ちゃんとボールを見て」と指導をしているとする。でも取れない。そこで落としたときに、「今ボール見てた?」と聞きたいとき。
「見てた」なら過去形、「見ていた」なら進行形。そして、どちらも現在完了の可能性もある。
過去形なら
Did you see(watch)the ball?
ダイレクトに訳すと「今見た?」。
現在完了では、
have you watched the ball?
これも「ボール見た?」というニュアンスになる。(厳密には、「もう見た?」)
「完了」の完了用法。
現在完了の完了用法は、終わった動作のことを言うので、過去形と同じような日本語訳になる。
完了用法でjustをつけないと、「たった今」という時間にならないので、justはつけるべき。
1つのシチュエーションで1つの言い方を学ぶときに、
Have you done?
という言い方があるとする。
「もう終わった?」
という意味で、それ以上もそれ以下もない。
シンプルでわかりやすい。推測もしやすい。
Have you done? とDid you do?
の間には、はっきりとしたニュアンスの違いがあって、交差しない。
だから、歯を磨いたかどうかを訊ねるときや、勉強が終わったかどうかを訊ねるときに使える。
Have you done?
とてもわかりやすい。
これが、文法の問題となると、途端に難しくなる。
つまり、日本語に訳したり、日本語から英語にするときにどうするかということを考えると、難しくなるのだ。
たとえば、このHave you done?。
日本では、解釈がイマイチ定まっていない。
多くの人が「完了用法」と考えるはずだが、実は「未完了時制」と考えるべきだ。
少しやっかいな話になるが、現在完了はさまざまな言い方が「現在完了」としてひとくくりにされているが、シチュエーションはすべて違う。
実際の生活では、別々に覚えられていくものなのだ。
なのに一つにまとめられるのは、have+過去分詞という形だから。形が一緒なだけで、1シチュエーションに1つで覚えるという母国語的なアプローチから見ると、別モノの集合体だ。
まず、現在完了は「完了」と「未完了」にわかれる。
さらに、「完了」は完了、経験、結果、未完了時制(「未完了」ではない)にわかれる。「未完了」は継続のみ。
Have you done?
は完了の中の未完了時制だが、日本の英語解釈ではこのような考え方はあまり出てこない。
このように、文法的に分類されるのは、シチュエーションが違うからだ。
なので、1シチュエーションにつき1センテンスという根拠の置き換えをする際に、この知識が無駄になるわけではない。
未完了時制のシチュエーションとは、「もう終わった」「まだ終わっていない」ということを言いたいときのもの。「今日は3回コーヒーを飲んだ」も未完了時制のシチュエーションになる。
実際の生活で頻繁に出てくるこの使い方をまず覚える。
NHKのニュース番組を第二言語で聴くのはオススメだ。なぜなら、日本のニュースはなんとなく何が起こっているか想像しやすいから。
音だけを聴いて、字幕を見ずに、映像でなんとなく情報を入れながら聴く。
だけども、ちょっと気になることがある。
聴いていて、「あ、日本人になった」というのがすぐにわかるのだ。
英語を話す人は交替制で、世界各国の人が話していて、ネイティブは少ないのだが、各国それぞれアクセントやストレスはある程度ある。
それが、日本人になると途端にプレーンになる。
それっぽくは話しているんだけど、明らかに違う。
その違う部分、大きな要素を占めるものは何かというと、シュワーサウンド関連で間違いない。
シュワーサウンドは日本語のアをため息つくくらいの感覚で言うもので、「非常に弱い母音」となっている。
adjust
advance
カタカナでは
アドジャスト
アドバンス
で、アの部分がシュワーとされている。
どこがシュワーでシュワーがどういうものでどういう発音をすべきかというのは問題ではない。
大切なのは、英語には短く、早く読む場所と、伸ばして読む場所があるということ。
これは単語内でもそうだし、文章の中でもそう。
シュワーがあるアドは、素早く短く読むのだ。
たとえばアドジャストはジにアクセントがあるので、その手前でストレスといって溜めがある。
それがアドとジの間にあり、ジ以降は息をしっかり吐くので、伸びる。
この早い部分と遅い部分のはっきりとした区分けがあるのが英語だ。
しかし、ニュース番組の日本人の英語は、その区分けが明確でない。
伸ばすところをしっかり伸ばさず、速く読もうとする心がけしか見えてこない。
アメリカのニュース番組を観ていると、どんなに速いと思っても、伸ばすところはたっぷり伸ばしている。
そして速く読むところや、単語内のシュワー部分は速く読んでいるのだ。
カナダ
は
キャーナダ
と伸ばして読むが、この英語の読み方をカタカナにしたとき、すべて表現できていないことにある日気づいた。
それが何なのか悩んでいたが、それはナダの部分にあった。
ナダは、シュワーで弱く素早く読まなくてはならない。
はっきりとしたナや、ゆっくしたナダでは駄目なのだ。
カタカナにするとその指示ができないが、もしナとダを繋ぐ記号で、速く弱く読むという印しをつけられたら、英語の発音はかなり本物に近くなるだろう。
身近なものでは、
マクドナルド
は
マクドーナルド
だが、
マクの部分がシュワーを含む弱く速い部分になる。
シュワーは「弱い母音」としてネイティブを中心に説明されるが、大事なのは速く読むことであって、それについてはほとんど語られない。
ネイティブにとっては、そういう意識がなく、すべてフラットに読む日本語のほうが珍しい。
日本にはアメリカ人の日本語の真似に一定の様式があるが、あれにはこの「シュワー+伸ばす」の英語のタイミングが良く表現されている。
日本語なのに、随所に短く言う場所が入ってくる。
先ほど述べたように、それは文章全体で見ても同じだ。
よく使われる部分は、とにかく速く言う。
Can you get a pen?
という文が実際に使われるときは、
キャニューゲラー
というのが一つのチャンク(塊)になっていて、まず言う。
ぶつ切りにすると
キャニュー ゲット ア ペン?
になるが、そうはなかなか言わない。
kind of
や
a little bit of
というよく使われる言葉もチャンク化していて、文の中のシュワー化(※こういう言い方は普通しない)が起きている。
なので、
カインド オブ はあくまでカインダ
ア リトル ビット オブ はアリルビドブ
I’m going to
は
アムガナ
It’s just
I want to
This is
はそれぞれ
ツジャス
アワナ
ディスズ
という感じにして、素早く弱く読む。
There are a lot of
は
デアラロロブ
この弱さが、もしかすると日本人にとってリスニングを難しくしている可能性はある。
ストレスの前にシュワーがあるとか、シュワーの部分は短く読むとか、これはあくまでこのmothertongue.jpの見解であって、学術的な根拠はないのであしからず。
it’sの語順は前回説明したが、ネイティブの会話を良く聴くことで得られるシンプルな語順とはこれだ。
Who What.
終わり。
日本語でいうと、「誰が、何をした」。
これが基本構造で、SVOというような文型の前に、この語順が来る。
ネイティブは誰もが、
I did.
You gave me that.
という感じで、主語、述語という語順の関係性を保っている。
ありがたいことに、日本語と同じだ。
最初に主語が来るのだと考えることで、だいぶ聴きやすく、話しやすい。
次に、Whatの中身は置いておいて、How, Where, When, Whyという語順になる。
Howは副詞で表現するもので、「どうやって」を表現するもの。Slowlyを使うなら、この順番で使う。
次に「どこで」なので、at homeとか、in London. で、小さいものから大きいものへと並べていく。
次がWhenなので「いつ」だ。in 1989とか、at nightなど。これも小さいものから大きいものへと並べる。
次が重要で、Why「なぜ(目的) reason」の部分だ。
英語の基本的な考え方として、「私は○○した。なぜなら○○だったからだ」という論理的な考え方がある。
だから、これが基本の形になる。
Who What Why で成り立つのだ。
Whyが後半に来るのが基本だと思って、英語を聴くときもここまでしっかり聴いてほしい。
becauseだけでなく、toを使った目的もWhyに入る。
I did it to reach there. というパターンだ。
英語の学習では、このWhyの部分が先頭に来てもいいと教えられるが、それは強調のときだ。
なので、文ではカンマで仕切り、口頭ではストレスを強めにしなくてはならない。
When, Whereも同様に、強調するときは先頭に持ってこれる。
日本で「私は○○した。なぜなら○○だったからだ」という話し方をするのは、オフィシャルな場でプレゼンテーションやスピーチをするときにはあるが、仲の良い友人同士で使うと違和感がある。
英語式(論理的)「電子レンジ買ったんだ。なぜかというと、前のが壊れたから」
日本式「前の電子レンジが壊れてさ。だから(that’s why)新しい電子レンジ買ったよ」
文学の場合はこのパターンもある。
今回は英英辞書ではないけれども、ある一つの文をどのように発音し、理解するのか、このサイトでやってきたことを通じて分析してみよう。
That was the perfect backdrop with the timber and the colors that we were using throughout.
オーストラリアに建てられた小屋ホテルの紹介動画から。(一部分かりやすくするため文章を変更しています)
まず大きなチャンクで分けると、
That was the perfect backdrop
with the timber
and the colors that we were using throughout.
という感じで、最後は長くても一気に読む。
一気に読む理由は、that以下が関係代名詞のため。
発音の基本は、鼻声。ネイザルサウンドは国や地域によって違いがあるものの、日本人としては大げさにしすぎても問題ないほど。日本語にはまったくない感覚なので、しっかりネイザルサウンドを使うことで、Rの発音などがしやすくなる。
英語はあくまで感覚的に使うのが前提だけども、上から順に読んで理解できるようにこのサイトで鍛えている方にとっては、今回の文章は上から読んで理解するのは楽勝でしょう。
一応、日本語訳はこんな感じだ。
それはずっと私たちが使ってきた木と色の完璧な背景でした。
次の文は少し上級になる。
The spaces are earthy, inviting, unpretentious, luxurious, warm, all about using natural textiles and finishes that entices you to relax and unwind.
読み手は、The spaceのあとも、areのあともスペース(間)を入れている。
さらに、,で区切られていくので、すべてスペースを入れる。
次にはこの文を一気に読む。
all about using natural textiles
最初の発音はオールアバウトではなく、オラバウト。
allはシュワーで強く発音せず、短く発音する。
and finishes that entices you to relax and unwind.
ここも一気に言う。
日本語で訳すと、
その空間は、素朴で、魅力的で、気取らず、豪華で、温かみがある。すべては、あなたをリラックスさせ、くつろぎに誘う自然のテキスタイルや仕上げを使用している。
となるが、英語の順番で訳すと、
その空間は、素朴で、魅力的で、気取らず、豪華で、温かみがあり、すべては自然のテキスタイルや仕上げを使用し、それがあなたをリラックスとくつろぎに誘う。
となる。
最後の
and finishes that entices you to relax and unwind.
はどうしても日本語の順で理解したくなるところ。
最初に紹介したような、that以下が主語のある文である場合よりも、英語のままだと日本語のとの感覚の違いが大きくなる。
日本語の順
くつろぎに誘う自然のテキスタイルや仕上げを使用している。
英語の順
仕上げ あなたをリラックスとくつろぎに誘う
「日本語に訳して下さい」と言われたときは、たしかに日本語の順でいい。
だた、英語のまま理解していいのなら、英語の順で理解すればいい。
and finishes that entices you to relax and unwind.
ただし、これを自分の普段の会話で取り入れられるかどうか。
○○する○○
となると、日本語としては、リラックスさせる椅子といった感じで、名詞を最後にしたくなる。
椅子リラックスさせる
だと変な感じになる。
でも、英語脳、英語の語順では、この思考で組み立てなくてはならない。
テキスタイル あなたを誘う
テレビ あなたが感動する
仕事 あなたをやる気にさせる
こんな感じで話さなくてはならない。
読むのも聴くのも、この関係代名詞の順番を感覚として身につけるのはとても大切なステップとなる。
最後に、途切れず一気に読むもので、関係代名詞がふんだんに盛り込まれている文。これを、実際は考える暇もなく理解しなくてはならない。
The colours that have been used here at Five Acres bring the outdoors in to create a space that feels really harmonious and calm.
日本語では、
「ここファイブ・エイクス(ホテルの名前)で使われている色たちは、調和と落ち着きを本当に感じられるスペースを作るために、屋外のものを取り入れています」
となる。
これをぜひ、英語の順番で理解してみてほしい。
あるYoutubeでhave livedの使い方について、日本人の方とネイティブの方が議論していたが、ネイティブの方も話していてよくわからなくなるほど、英語や現在完了の「答え」は少し遠くにある。
でも、文法をしっかり勉強しているネイティブの人にとっては楽勝で、そういったネイティブの人たちが英語でいろいろとネット上に情報を残してくれているので、日本人としては本当に助かる。
ただ、感覚的に英語は使いたいのだから、あくまで感覚の話にしたい。
その感覚として使いたいのが、時制だ。
文法的な響きのある「時制」だけども、時制も感覚的なのだ。
たとえば、
「今、○○している」
というときに、「今」に込める感情。
それは、文字通り「今です!」という気持ちだ。
一方で、「3週間くらいしています」という時は、「3週間です!」という気持ちを込めている。
「今」とは明らかに違う。
「したことがあります」というときは、「いつかは覚えていないけど、1回か2回あります」という気分で話す。
この3つの違い、3つの気持ちの違いを使って話せば、過去形や現在完了を使い分けることができるのだ。
Youtubeで議論になっていた、
I’m living in Tokyo.
は、「今、」「今は」という気持ちのときに使う。
このnowがある限り、現在進行形のI’m liviningを使おうと思えばいい。
時が明確なときとも言える。
では、「3年間住んでいます」と言いたいとき。つまり、期間を言いたい気分のとき。
それは、
I live in Tokyo for three years.
もしくは
I’ve lived in Tokyo for three years.
で、これはどちらも「ずっと」という気分が入っている。期間の気分が入っている。
「住んだことがある」といいたい気分のとき。つまり、「いつ」は明確ではない経験のとき。
それは
I’ve (ever) lived in Tokyo.
これに期間を入れたりすると、文法的にはややこしくなる。
たとえば、「住んでいた」という過去形にすると、
I lived in Tokyo.
だけども、
I lived in Tokyo for three years. は継続的な意味合いでの「3年間住んでいた」という意味。
進行形なら
I was living in Tokyo when I was 19.
※時を明確にしているとき
ということで、それぞれ過去の意味合いになったが、
I’ve lived in Tokyo for three years. だと、今も住んでいることになり、過去のことにはならない。
しっかり単体で使わないと、経験の意味にならないのだ。
Youtubeでは「I’ve lived in Tokyo for three years. 」でもいいのではないかという意見が出てネイティブは困惑していたが、これはそのためだ。日本人の人は、経験用法を過去の出来事の表現として使おうとしている。そのため、「経験+期間」でもいいじゃないかと言っているが、英語は時制のニュアンスで話すので、それだと不自然になる。
経験を過去の話として捉えたり、使おうとしたりするのも違う。
経験はあくまで、「したことがある」というニュアンスだ。
どんなときも、過去形を使うときは、時が明確なとき。
明確じゃないときは現在完了。
文法的には、liveは「住む」というアクティブなニュアンスのある動作動詞として、
I’m living in Tokyo. を使う。
I live in Tokyo. は「住んでいる」という状態をあらわす動詞で、これに「ずっと」のニュアンスをもっと付け加えたくなると、
I’ve lived in Tokyo for three years.
となる。
そういうニュアンス、気分の使い分けもして使ってみたい。
学校で最初に現在完了を習うときに、「この時制ならこう」という法則を習っているはず。
それがまったくもって正しいのだ。
文法的にしか聞こえない法則だけども、それをニュアンスとして感覚的に使うのが母国語。
時に文法は正しすぎるほど正しく、感覚的なのだ。
映画『ユー・ガット・メール』のシーンを紹介しよう。
はじめてメールで知り合った女性とトム・ハンクスがカフェで待ち合わせをするシーン。
店に入る前に友人とどうするか相談していて、「長居はしない」と決める。
そして、「いつもそういってるよな!」と自分に言い聞かせるように言う。
I always said that, didn’t I?
こういう付加疑問詞も、数パターンを一緒に覚えるのではなく、この映画のシチュエーションで、音や抑揚と一緒に覚える。他のパターンは無視する。
すると、今後迷ったときに、このシーンを思い出す。
このとき彼が言ったこの言葉が、信頼する最上位の記憶になるのだ。
文法の本で読んだことや、先生に学んだことではなく、このシチュエーションがもっとも信頼できるもの。
母国語とはそういうものだ。
そして、実際にNYにあるカフェ・ラローに辿りつくトム。
OK. Cafe Lalo. This is it.
英英辞書で読むシリーズは、説明の仕方を上達させるために役立ち、一語一語順番に読んで解釈する練習にもなる。
大事なのは、二つの単語があった場合の繋がり。
Technology
Technology refers to
things which are
the result of scientific knowledge
being used for practical purposes.
言葉を説明するときに使われるrefer toは、日本語だと「以下の通り」「〜を意味する」というニュアンス。
things which are は、読むときにはまあいいけども、日本人が口語で使うとなると難しい。
refers toから考えると、「モノを意味する」ということだけども、最初にそう言い切るのが英語の語順。
ここは日本人にとっての難関。
「モノ」と先に言っておいて、which areと内容を述べるのだから、もうとにかくこの順番に慣れるしかないし、逃げてはいけない。
次は「科学的知識の結果」だけども、「実用的な目的のために使われる」という表現があとから来る。
ことごとく日本語と逆。
being used forはひとかたまりだが、その前後はしっかり感情で繋いでいく。
つまり、knowledgeとbeingに行く感情と、forとpracticalに行く感情をしっかりやること。
相手から、1パターンだけ受け取る
母国語として外国語を習得するのに、もっとも大事なのは物まね能力だと何度も書いてきた。
発音をそのまま真似するだけではなく、感情的なもの、つまり抑揚や声色も含めての真似だ。
そういった抑揚、話し方をまるごと真似することが大事だが、なぜそれが大事なのかをすぐには理解できないはずだ。
英語ネイティブの話し方は千差万別、トーンも抑揚もことごとく違う。それなのに、たまたま目の前にいるネイティブや、動画で話している人の抑揚まで真似する必要があるのか。
答えは、ある。
母国語での初期習得時は、母親や父親から話しかけられるが、そのトーンや抑揚を真似し、現場の状況から意味を推測していく。
そして、その内容をそのまま真似する。
This is a car.
と、おもちゃの車を指さして母親が言った場合、まず子どもはそのまま真似をする。応用という考えはない。
だから最初は、This is a という文がcarのためだけに用意されているかのように、This is a car. を覚える。
抑揚、イントネーション、アクセント、すべて含めて覚える。
その情報量は大きく、次におもちゃの車を見たときに、全部を真似して、This is a car. と言う。
ジュジュイジュアカー
みたいな赤ちゃん言葉になっているかもしれない。
そうやって、シチュエーションごとに1つ、一人の人間から一つずつ言い方をまるごと覚えていく。
I can do it if you want.