世界の言語は音と語順で成り立っている 004
Who What How Where When Whyにも例外がある。
たとえば、前に紹介したSlowlyのようなlyがつくものは主語にあとに持ってくることもできる。持って来ても通じる。
あとは、Howにはby carという交通手段も含まれるが、その場合はWhereのあとにHowが来る。
例外はこれくらいだ。
ただし、ここらへんはすでに多くの人が例文などですでに身についていると思う。
ネイティブから聴いた根拠を基にして、正しい発音と正しい語順、正しいイメージプロセスを辿ることで、会話は母国語的になる。
特にプロセスについては、慣れてくるともうすぐに直結するのでまったく問題なくなる。
他の例でも考えてみると
You can do it if you want. (やりたければやっていいよ)
は、Who What Why。
I could fly if I were a bird. (もし鳥だったら飛べるのに)
と日本語と逆になるけれども、これが基本なのであまり崩さないほうがいい。
If I were a bird, I could fly. もよく出てくる例文だが、日本語と同じ順序だから親しみやすいのはわかるけれども、強調になる。
強調したいときにはいい。
Who What Whyでシンプルに考えると、Whoもシンプルであってほしいが、時に英語では長くなる。
Something that I got in London at noon in 2001 couldn’t work in Japan in 2019 for the company because ~.
こういうことが会話でも起こるので、主語の把握は非常に大切な要素だ。
強調になるから倒置には注意と書いたが、それはあくまでノーマルポジションの理解をしてほしいからであって、駄目なわけではない。