it’s から始まる英会話

it’s から始まる英会話

001 「それ」と訳さないitを使う(公開ページです)

英語の勉強を始めて、いろいろと話し方を学びます。そして、さあ話そう、となって、話せる人はどれくらいいるでしょうか?

難しい例文を暗記して、「さあ、独り言を言ってみて」と誘っても、ほとんどの人が何も言えません。

でも、例文や文法は知っているのです。

なぜかというと、「自分の体験による根拠がない」と、ちょっとわかりずらい言い方をしたくなりますが、もう少しわかりやすく具体例を出すと、「It’s」から始まる文を軽視しすぎだ、ということです。

「勉強する」という気持ちはすでに、少し難しい文章を習おうとしているので、「It’s」を素通りしてしまうのです。

また、経験として、It’sと言ってから言葉を選ぶ、もしくは何も考えずにIt’sをつけるなど、暗記ではない方法で使うことをほとんどの人がしていません。

そこで、まず「It’s」とは何かということを改めて理解しましょう。

たとえば、「桜って綺麗だよね」の問いに対して、

It is beautiful. 

と言った場合、日本語による普通の訳し方は、「それは美しい」となります。

ですが、感覚として「It」の部分を、無理に「それ」と感じる必要はありません。

それよりも、be動詞の部分を感じるべきです。

is の部分は、日本語でいう「だ、です、ね」にあたるので、

It is beautiful. は、「美しいです」「綺麗だね」となります。

「beautiful」と一言で言う場合もありますが、it’sはより丁寧で、自然です。

Yes, it is.

という答え方もありますが、このときも

「はい、そうです」「ほんとそうだよね」と言ったニュアンスになり、「はい、それはそうです」だと丁寧すぎます。

It’s good. なら「いいです。いいね」

なので、単純に

「いいなぁ」

「美しいな」

と言いたいときは、何も考えずに冒頭に「It’s」をつければいいのです。

独り言でも、「桜っていいな」「冬っていいな」「車って楽しいな」と思うときがありますよね。

特定のことを言いたいときは違う言い方になりますが、それは後ほど。

この超絶簡単なit’sを使うと、英会話や独り言で、使いまくれるわけです。

例としては感想を言いたいとき。

bad

great

good

cool

so so 

not good. 良くなかった. it’s not good. It isn’t good.

no good.

という、英語の勉強の範疇に入らないような簡単なものですが、これなしで会話は成立しません。