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実生活で使える「if」を学ぶ方法 文法から学ぶと使えなくなるifの秘密 005

Photo by Shivam Patel on Pexels.com

文法を覚えすぎると話せなくなる

ふとしたときに、

I wish I could do that. (それができたらなぁ)のcouldと、I could do that if I were you.(もし僕が君だったらできるのになぁ)のcouldは同じなのか違うのかと考えはじめたりする。

答えはI wish if I could do that. だから違うのだが、ややこしい。

このように、ifは文法的に解釈し、理解しようとすると、一度は理解できるのだが、実生活で知識が邪魔になる。

迷ってしまうのだ。

学んだ法則にしっかり当てはめようとして、ネイティブを前に使えなくなる。

もし英語を学んでいて、まだネイティブと話したことがない人はこの失敗を「自分はしない」と思っているかもしれないが、一つか二つのifの使い方しか知らない人のほうがペラペラ話せる。4つのifを知ってしまったり、時制について細かく知識を蓄えた人は、迷いに迷う。

勉強した人ほど話せないという言語の不思議だ。

最初に書いたが、言語はシンプルに、一つずつ使い方を覚え、実践することが大事だ。完全に覚えたところで次へ行く。

最初は、

if you want.

とか

I wish I could.

とかだけでいい。文法なんて考えない。

if you wantのwantがなぜ現在形かなんて、最初は考えてはいけないのだ。直接法なんて、考えない。

そして、自分の中でそれがifの芯となったら、芯を中心に枝のように広げていく。

I’ll do it if you do. (あなたがやれば、やりますよ)

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