Brutality の伸ばすところ、わかりますか?
「カタカナ英語」は、英単語の特長である、「伸ばす場所がある」というところに着目したカテゴリ。
耳にしたことがない単語を読むときに、想像でしかその伸ばすところがわからないので、適当な発音になってしまう。
今回紹介したいのは、Brutality。意味は「残忍」「残忍さ」で、たとえば第一次世界大戦で、「その戦争の残忍さ」と言いたいときは、
The brutality of the war.
と言う。
カタカナにするとブルタニティだけれども、伸ばすとしたらどこにするか?
ブルータスが語源だから、やはりブルータリティか。
正解は、
ブルターリティ
ブルータスと全然伸ばすところに関連性がないけれども、英語にはこういうのが多い。
なぜか伸ばす場所が変わってしまうのだ。
ちなみに、同じテンポで ブ ル タ ー リ テ ィ と読むわけではない。
ブルを極端に短く言う。
ほぼターリティだと思っていい。