英語の音の分解現象を知らないとリスニングは難しい
My fate’s in the hands of a four-year-old who has seven other imaginary friends.
(映画『恋人はゴースト』より)
英語のリスニングで問題になるのは、ここで何度か紹介してきたとおり、リンキングによって単語が分解されて消えてしまうからです。
母音を中心に話す言葉なので、この分解現象が起こってしまいます。
たとえば、
My fete’s in the
は、マイフェイツィナとなります。
inのインという音が消えます。
sとiが結びついてさらに前のtと結びついてツィという音になり、inの後半のnがtheと結びついてナという音になります。
hands of a
は、ハンズオブアではなく、ハンザバになります。
オブという音が消えるのです。
ハンズ・アバでもなく、ハンザバ(ヘンザバ)です。
ズがザになるのです。
これがリスニングで音だけで聴くと難しくなる原因です。
ハンズオブアならいいのですが、ハンザバだと違う単語に聴こえてしまうからです。
ハセヴナダー
はどの部分でしょう?