とめどなく流れてくる英語に対処できるか
さきほどの関係代名詞のように、日本語と違う語順で攻めてくるのが英語。
メールや本なら時間をかけて理解できるけれども、会話となるとそうはいかない。
ずっと机の上の勉強をしてきた人は、そういうリアルタイムな理解について逃げてきたはずだ。
たとえば、こんな例はどうだろう。
What’s even more beautiful about that is the products that are featured here in this space are both designed and manufactured right here in Australia.
会話ではこれを一気に言う。
休むとすれば、speceとareの間だ。
文法的に分解するとこうなる。
主語
What’s even more beautiful about that(これでよりもっと美しいのは、)
is = だ、です
となり、以下は再びSVCとなる。
主語
the products that are featured here in this space(このスペースで紹介されているプロダクトが)
are both designed and manufactured right here in Australia.(ここオーストラリアで同時に製造し、デザインされたこと)
主語が長く、本文中に二つあり、しかも主語の中に関係代名詞がありとなると、上から順番に聴いて訳すには感覚が必要になる。
文として読んで理解するのは比較的簡単だけども、リアルタイムで理解するには訓練が必要となる。
そのためにはこの文は最適かもしれない。