ネイティブの発音に近づくための英語上級者用3つのエレメントがこれ 002

前回の3つのエレメントの繰り返しになりますが、さらに深掘りしたいと思います。
最初に紹介した母音ですが、前回の
「母音を独立させて発音します。
そ お れ え で は」
というレッスンのあとに、おすすめしたいのが母音だけで発音することです。
子音を排除して母音だけで発音すると、母音のボリュームアップができます。
これは、「母音中心に発音する」ためのステップになります。
どうしても普通に英語にトライすると、子音のあとの母音をボリュームアップすることができません。
ネイティブは最初から母音がボリュームアップされているのですが、それもできません。
日本語の発声としては、子音のあとの母音をボリュームアップするというのは、標準語では存在しません。
元々の日本語や地方の言葉では存在しますが、標準語では母音は強調されません。
なので、そのまま英語を話すとどうしても子音のあとに母音が弱くなります。
これは、どうしても避けられない日本人の癖です。
これを克服するために子音のあとに母音を独立して言うレッスンがあるのですが、そのあとに子音をつけると戻ってしまったりします。なので、母音だけで発音することに慣れ、そこから、ギリギリの量で子音を加えていくのです。
そうして、このレッスンをする前の発音と、子音を少しだけ加えた発音を比べると、大きな違いが出て、一気にネイティブらしくなります。
これをやって気づくのは、日本人は「発音をはっきりさせて相手に伝えたい」という気持ちが強く、子音をはっきり発音しようとする気持ちも強いということです。「子音が弱いと相手に伝わらないのではないか」という不安から、子音を必要以上に大きく発音しているのです。
この段階で驚くほど上達する人もいますが、もう少し掘り下げてみましょう。
母音を中心に発音できるようになったら、それを大きくしたり伸ばしたりして、自由自在に感情表現をしましょう。これは自然な発音において非常に大事な要素ですが、言葉にすると簡単なのでここらへんにしておきます。
もう一つは、その母音の精度です。アメリカン英語の音に近づけるためには、リラックス母音は必須です。
