英語は子音ではなく、母音中心。002 WormとWarm 二重母音のRと単母音のRはまったく違う!
ある日、お風呂場で「このお風呂は温かいな」的なことを言ったら、娘が英語で、「えっ? このお湯の中に芋虫がいるの?」と冗談を言いました。
温かいのWarmとWormをかけていたのだけれども、私のWarmがWormに聞こえておかしかったとのこと。そこで、娘の発音を聴いてみたのですが、イマイチ違いが分からない。
そこで、iPhoneの辞書(アプリ グーグル翻訳)で娘の発音を聴き取ってもらうと、見事にWormとWarmが表示。
次に私がやってみると…、何度やってもWarmが表示される…なぜだろう???
頭の中では、Wormはワーから(あとで勘違いだとわかります)始まり、Warmはウォから始まり、次にRがあり、mで終わる。とわかっています。
発音記号的にもそのはずだけど、何度やっても私はすべてがWarmになります。
調べてみると、Wがつく単語とRの組み合わせは少し特殊らしく、Wormはorというスペルでも、Workと同じで、erという発音記号になります。Storeのように、orだと本来は、オーアと発音されます。これはアクセントがある場合ですが、一度上に行って下がるような、リラックスの母音独特の動きをします。
これが、Wの子音の場合に、erの音になるというわけです。
erは、カタカナにすると、アー(ウー)。
eはシュワのア。
強いアでもリラックスのアでもなく、絞ったような、こもったような、Rのアーです。
betterの最後のerはまさにコレ。
面白いのは、orの発音が適用されているのは、Warmの方だということ。これもwが先頭に付く場合の例外らしく、読み方はウォアムというイメージ。
母音のRは3つあり、
or er の他に、arというスペルのものもあります。Part、Starがそれで、アーアとなります。
他に、HeartやFar、Car、Art、Startなど。
orはStore、Warm、Portで、orもairも、それぞれ最初にリラックスの母音がつくので、二重母音になります。
子音のあとにすぐRが来ないので、比較的発音しやすいです。
問題はerです。