英語モード 003 簡単すぎて、誰もやらない
That’s good.
何かを見ながら、イメージしながら、この言葉を言うのは簡単です。
でも、「英語を学んでいます」と言う状態では、誰もこれをやりません。
日常生活で、いろいろなものに対して、
That’s good.
と言わないのです。
言わない理由は、「簡単だから」。
もっと難しい文法を学びたいからです。
でも、会話や思考の瞬発力は、こういった簡単な言葉を使って言うことにあります。
自分の頭の中のイメージを思い浮かべながら、itやthatと言うというのが、思考や独り言の基本だからです。
この方法を人に教えるときに、しっかり心に持つイメージを意識してもらいます。
This is と指をさすのは、コップ。
イメージするのは、自分が持っているコップです。
そして、
a cup.
と言うときは、概念的なカップ、一般的なカップをイメージします。
指をさしたままですが、心では目の前の唯一のカップをイメージしているわけではないということです。
それがたとえばtheになったとき。