英語は文章のどの場所でも理解するもの 001
リスニングにおいてシンクロができるようになったら、次に準備するのは「どの時点でも理解する」という方法です。ここでは「一語一語」と読んでいますが、文のどの段階においても、理解はしているという状況を作ります。
まず最初に、一つひとつの言葉の意味を頭にぶつけるように、感じることが大事です。
Should we take him with us?
という文があれば、
Should
と相手が言った時点で、
Should単体の意味をしっかり感じとります。
次にweが来たら、weの意味をしっかり受け取るのです。
この単純なことを、できなくさせるのが例文暗記英語です。
つまり、多くの日本人が採用している方式です。
例文として暗記してしまうと、ある程度の数の英単語に対して、日本語の訳があるので、英単語一つひとつの意味をあまり理解しようとしません。
特に会話では、日本語の訳のほうで理解するので、英文はただの音になります。
no matter howの回でやったように、例文暗記ではno matter how は、「だとしても」のような日本語でしかないのです。