成功体験を使う 英語の取り扱い説明書に頼らない
iPadをいつまでも使いこなせない年配の人がいて、同時に、すぐに使いこなす幼児がいます。この差はなんでしょう?
年配の人は、「このボタンおしていいの?」「これはどうやってやればいいの?」と、すぐに確認を取ってきます。
これは、しっかり取り扱い説明書を読んで、やり方をわかった上で使いたいということです。
知らずにボタンをタップするのが怖いのです。
一方、幼児は恐れ知らず。
すぐにさわります。
さわって、動きを知り、またさわります。
その繰り返しで覚えていきます。
小学校でアメリカに留学した日本人の子供は、そういった環境に置かれます。文法の勉強をしていないのに、いきなり実践の場に放り出され、少しずつ使いながら、「あ、通じた」という成功体験を得て、使うようになります。
もし、英語の文法の勉強をして、一度も使っていないのなら、取り扱い説明書を読んで、「間違いをしたくない」という状況です。
かといって、日本人には「英語で自分を試せる」という環境はほとんどありません。英会話学校は結局勉強の場なので、ちょっと違うのです。
その対策はあります。