モゴモゴ言わない、パッポッと弾く。子どものように。
先日会った友人の2歳の子どもが、ママとパパより犬の「ポッキー」の名前をはっきり言えるようになったという。
ポッキー。
たしかに言いやすい。
これは、このサイトで言う、パイプ音だ。
パッとはじける音は言いやすい。
どの言語でも同じで、初めて接するときはとにかくパッパッと弾けてればいい。ラッパーのように。
唇を会わせて弾ける音を大事にして、しっかり弾く。
とても話しやすく、聴きやすい。
だが、何度も言うように大人になるとそういう大げさな音は薄まっていくし、感情を込めたり、アクセントを強くするのも弱まったりする。
日本人以上にごにょごにょモゴモゴ話す大人もいるし、聴きづらい。
子どもは弾ける音を愛し、使う。
大人もそこから始めると、なぜか言葉が自然に出てくるはず。
弾き、しっかり伸ばし、子どものように。
「しっかり伸ばし」も大事だが、次回。