You’re gonna wanna の使い方。
You’re gonna wanna は直訳すると「したくなるわよ」だが、実際は違うし、文法的には正しくないらしい。
これを使うのは少し上から目線で、教師とか講師、上司、親が使う。
丁寧な命令をするときに使える言い方で、ニュアンスとしては、「〜してください」「〜するといいわ」という感じだ。
どうしてgonnaとwannaを繋いでそういう命令形になるのかというと、そもそもgonnaは親が子どもによく使う。
日本語でも「落とさないわよ」と親が子どもに言ったりするが、未来形だったりする。
「にんじん食べるわよ〜」と進行形で話したりするのだ。
なので、You’re gonna eat the carrot. で、やさしい命令形になる。
You’re gonna wanna は、それにさらにwannaを足しているので、それより少し丁寧になる。
You’re gonnaだけだと、親から言われているみたいで大人はムッとなるが、wannaが入ることで和らぐ。
実はwanna単体でも親が子どもに言うときにやさしい命令形になり、gonnaと同じ役割があるので、同じものを二つ繋げただけで、「〜したくなる」という意味にはならない。
道を訊かれたときには、この言い方はぴったりだ。
You’re gonna wanna go straight, ~~
まっすぐ行ってください。〜〜〜
けっしてムッとされることはない。
ちなみに、「〜したくなる」は日本語のニュアンスで探すとあまりない。
似たものに
I feel I want
I come to want
があり、becomeは使われない。