世界の言語は音と語順で成り立っている 003
Who What Whyという英語的な語順をベーシックに捉えることは、リスニングでもスピーキングでも大きな武器となる。
だけども、今までも多く人が語順として考えていたのは、Whatの中身の部分だ。
You give it to me.
You give me that.
が一つの例となる。
目的語が動詞とダイレクトに繋がる場合の順序は、me that になる。ダイレクトのitと、前置詞を使うインダイレクト(to me)のものが並ぶと、ダイレクトが最初でインダイレクトが次に来る。
この違いは感覚で覚えるだけだけども、分析するとこういう説明になる。
次に、
I have a pen.
だと、「私はペンを持っています」なので、英語の語順にすると「私は 持っています ペンを」となる。
英語を話すときに、I haveという動機が先に出てくるということになり、絶対的な課題になる。
「ペンを持っている」というイメージを、have a penの順序で置いていけるかどうか。
これは、シンプルに考えると、「英語で相手に伝えるためには、この順序だから」と割り切るだけのことだ。
I want to do it.
I want you to do it.
も日本語とは違う語順になる。
「私は したい それを」「私は ほしい あなたに して それを」
という感じでめちゃくちゃだ。