would could 仮定と推量をはっきり分けられますか? 002
couldも考えてみましょう。
If I had gone to the festival, I could have bought some sweets.
これは仮定法の文になるので、
後半は「いくつかのお菓子を買えたのに」と訳します。
推量の場合は、「もし昨日お祭りに行っていたら」という部分は同じく存在しません。
訳は、
「いくつかのお菓子を買ったかもしれない」
という感じで、日本語でも微妙に言い方が変わりました。
仮定法では「できた」の意味が入りますが、推量はcanの意味が入らないので「~かもしれない」「~の可能性がある」という訳になります。
その推量の場合、未来、現在、過去で使い方を分けてみます。
未来 原形 例 play
He could play with it. それで遊ぶかもです。
He would play with it. それで遊ぶはず。
現在 現在進行形 例 be playing
He could be playing with it. それで遊んでいるかもしれません。
He would be playing with it. それで遊んでいるはず。
過去 現在完了 例 have played
He could have played with it. それで遊んだかもしれません。
He would have played with it. それで遊んだはず。
That could be good. はここで分類した未来の原形で、「よくなるかもしれない」です。
仮定と推量を使い分けるトレーニング法
昔、「wouldは現実に起こることや起こったことには使えないよ」と言われて、違和感があった話を思い出します。
That would be good.
と私が言ったことに対して言われたのですが、実際にネイティブが使っているので、どうしてだろうとよく考えてました。
これは、まさに推量と仮定法の差だったのです。
仮定法は頭の中で「する」。でもあくまで想像。これはたしかに、現実に起きていることとは関係ありません。
でも、推量の場合は、「~はずだ」という意味で、これから現実に起こるであろうこと、もしくは過去に実際に起こったはずだという推測で、「現実に起こること」です。
なぜ友人が「wouldは現実に起こることには使えないよ」と言ったかというと、日本の学校ではそう教えるからです。
推量のwouldとcouldをほとんどやらないのです。
OMG!!!!
推量のwouldとcouldはWeb上でも切り捨てられています。
ですが、実際に使います。
そして、この推量と仮定をうまく切り替えられないと、実際の英語での生活に支障をきたします。