Teethmarks (歯形)はどうして複数形?

昨日、一緒にアニメを観ていたら、少し食べられた歯形付きのリンゴが出てきた。

それを見て娘が

Teethmarks!

と言う。

まさに歯形だが、複数形。そのリンゴがたくさんあったから、複数形なのかと思ったが、この単語はそもそも複数形で使われることが多いようだ。

歯は単数だとToothだが、歯形の場合は複数形のTeethを使う。たくさんの歯のあとだからで、そのためにmarkも複数形になり、Teeth-marksとなるのだ。

同じアニメで、チョコレートの食べかすが落ちているときに、

Crumbs!  と娘が言った。発音は「クラムス」だが、これもクラムの場合はほとんどない。

食べかすは小さくてバラバラで、たいていが複数形なのだ。

 

もし、歯が一本しかない人の歯形があったらToothmark。食べかすが明らかにひとつならCrumb。

でも、現実的にはないので、こどもたちは素直にTeethmarksとCrumbsで覚えている。

大人のように迷ったりしない。