I got the job done! 完了や使役という言葉を忘れて使い切ろう!
I got the job done!
と娘が言った。
どこかに出かけようとしていて、「はやく用意して〜」と自分が言ったことに対する返答で、「用意が終わったよ」という意味で言ったようだ。
本来は「仕事片付けたよ」という感じだが、「用意という仕事を終わらせたよ」ということにもなるので、間違っていない。
なによりも、この表現は私には使いづらいと思ってただけに、見事に使ったなと思った。
なぜなら、こういう表現は勉強においてテスト対策として、いくつかのパターンを一気に覚える。
日本語で言うと、使役、完了、被害というのがあって、どこに強勢を置くかが違ったりする。
ややこしいのだ。
こういう覚えた方をした場合、実際の英会話では使いづらくなる。
だけども、子どもは他の表現を一緒に覚えてない。
どこかで I got the job done. と言っているのを聞けば、それを覚えて真似するだけだ。
しっかり身についたころに、類似表現を覚える。
だから迷わない。
テスト勉強で英語を覚えた私のような人間は、すぐに比較したり思い出そうとするので、迷ってしまう。
だからスピード重視の英会話では出てこないのだ。
ただ、この表現は実際、よくネイティブの会話に出てくる。
最後のdoneをちょっと強く言う感じで、特長があるので覚えやすい。
これは完了という使い方だと思うが、他の表現をわすれて、しばらくこれだけ使うことにしよう。
念のため、他の使い方や用法を記しておく。
完了)
get something done
のsomethingは、人以外。その場合のみ、done(過去分詞)が使われる。
人の場合はto がつき、さらに原型になる。 get my baby to sleep 赤んぼうを寝かしつける
被害)
I got my phone stolen last night. 電話を盗まれちゃった
この場合も強勢がstolenに置かれるので、完了と同じ。
使役)
I’ll have the house cleaned.
自分以外の人に部屋を掃除させる場合に使う。強勢はhaveに来る。