英英辞書で読むGraceful 関係代名詞thatが2回も入る。

英英辞書で読むGraceful 関係代名詞thatが2回も入る。

最初の文字から順番に読み、訳さずに理解するための英英辞書による英語解説。

今回はGracefulです。


Someone or something that is graceful moves in a smooth and elegant way that is attractive to watch.


上から順番に読むと、大きい区切りではこうなります。

Someone or something

that is graceful

moves in a smooth and elegant way

that is attractive to watch.

日本語では、

誰かもしくは何か

グレイスフルな

スムーズでエレガントなやり方で動く

人目を惹く(見た目に魅力的な)

という感じになります。

日本語の順序にすると

「グレイスフルな誰かもしくは何かは、人目を惹くスムーズでエレガントなやり方で動く」

となり、まったく順序が逆さまになる例。

はたして、英語の順序で理解できるでしょうか。やってみましょう。

まず最初に、Someone or somethingの段階で、次に動詞が来るか、thatの関係代名詞が来るか、となります。

that isと読んだところで、次の言葉までの一つの主語だと理解できます。

Someone or something that is graceful という主語だと理解します。

なので、次はisのbe動詞か今回のmovesのような動詞が来ると考えます。

in a smooth and elegant wayは普通に読めます。

しかし、そのあとにまたthatの代名詞が来ます。

日本人としては、

スムースでエレガントなやり方で 見た目が魅力的な

という順序がやはりしっくり来ません。

スムースでエレガントで魅力的なやり方で

と言ってほしいところです。でも英語はこういうもの。

関係代名詞thatを連発して日本語とまったく順序の違うやり方で話し、理解し、文にします。

もししっくりこないなら、何度も読み、使い、関係代名詞thatに慣れるしかありません。