Look at what I found! 大人が関係代名詞で話せない理由
4月13日 Look at what I found!
朝、目覚めてベッドで娘と遊んでいたら、クレープのおもちゃでバナナを手にとって
Look at I got! (私が手に入れたの見て!)
と言った。
これは、アニメでソフィアが
Look at what I found! (私が見つけたの見て!)
と言った台詞の応用だと思う。
アニメでは早くてwhatがほぼ聴き取れないのだが、娘も省略していた。省略していいかどうかと言えば、省略しないほうがいいような気がする。ただ、foundをgotにするのはナチュラルな応用で素敵だ。
個人的には、ソフィアがこの台詞を言ったとき、atのあとのwhatって新鮮だなと思った。Look what I foundじゃないのか…と。
ところで、
「みつけたもの」と言いたいとき、
what I found となるが、Lookのときには使ってなくても、他のときにはこの使い方をする。
文法、関係代名詞という大人の持つ感覚は一切なくて、ただそれ以外に言い方がないから使っているはずだ。
Whoの関係代名詞を使うか使わないかと言うと、最近使っている。
~ who scored ~
英文の内容は忘れてしまったが、「点を取る人」という意味で使っていた。
たとえば I saw someone who scored in that game. こんな感じだったと思う。
個人的な感想で言えば、what I foundは感覚的に使えても、whoの関係代名詞は文章でなら多く使うが、話しているときにはあまり使わない。
中学から英語を始めた私にとっては、どうもナチュラルに使えないのだ。
たとえば上の文の場合、
I saw someone. He scored in that game. 誰かを観たよ。彼はあの試合で点を入れたね。
となってしまう。当然、ナチュラルではない。でも、一時期関係代名詞でこんがらがった経験があるせいか、上手には使えない。
I saw someone who scored in that game.
「あの試合で点をとった誰かを観たよ」を、I saw から初めて、someoneと来て、次にwhoを使うかどうか。
それは会話の最中で選択していくもので、日本語の語順が染みついている私には、someoneのあとに、その説明文が来る感じがしっくり来ない。
書くときにはそんなことは気にしなくていいから問題ない。でも、実際に話していると当然違う。
日本人がしっくりくるのは、「関係代名詞の継続用法」というやつだ。
I saw someone, who scored in that game.
この場合は、コンマの前で一度意味は終わる。
「誰かを観たよ」一拍おいて、「その人はあの試合で点を撮ったよ」なので、先に話したI saw someone. He scored in that game. と似ている。
話し方でどこが違うかと言えば、コンマの一拍なので、そうしたくなければとりあえずsomeone whoと一気に言わなければいけない。
そういう使い方を脳がしてくれるかどうか。そこが難しい。
そして、それをどうして4歳の娘が普通に使うのか。それは謎のままだ。