3月8日 Wait up! ちょっと待ってよ
3月8日 Wait up!
「言語において教育をあまりしてはいけない」と私は子育ての間に思うようになって、あまり言葉の間違いを指摘しすぎないようにしている。というのも、私はネイティブスピーカーではないから、たまに「そういういい方はしないよ」と指摘をしても、あとで娘のほうが正しいことがあるからだ。また、細かい指摘をして、言葉が出てこなくなるような気がするので、間違っても自由に話させるようにしていた。
しかし。
先日トイレで、娘が
Wait up!
と言った。私はそんな使い方はないだろうという意味で、
It sounds like wake up. (起きて みたいに聞こえるね)
と返した。
さすがにWait upはないだろうと思っていたのだ。
数日後、『魔女の宅急便』を英語で観ていると、トンボがキキに向かって言った。
Wait up! (待ってよ!)
また私は勝手な親心で間違った指摘をしてしまったのだった。
ひたすら反省。
Wait upの使い方
トイレで娘がそういったのは、私が立ち去ろうとしたとき。
「行かないで!」の意味で使っていた。
トンボもそう。
なので、立ち去ろうとする人に向けて言うイメージらしい。
でも、同じシチュエーションで Wait! だけでももちろんいい。
待って〜か、待ってくれ〜くらいの違いだ。