SV+「何か」の「順序」が英語の魔法
英語におけるSV(主語+動詞)の順序は思考したり話すときの基本となるが、リスニングでも強力な武器となる。魔法があるとするなら、このSVこそが魔法なのかもしれない。
リスニングにおいて、相手は最初に主語を話し、動詞を口にする。
そこを受け入れた上で、やがて発せられる次の言葉を待ち、聴く。その繰り返しをしているだけだ。
それ以外のパターンはSVの基本に慣れたあとにオプションとして取り入れていくだけで、常にSVの順序で聴き、理解していくことが基本となる。
ベーシックができてくると、thatの接続詞が来ても混乱しない。ベーシックができていないと、thatの接続詞のあとを独立した文として聴いてしまったりする。
つまり、リスニングでは最初の主語がまず大事で、次の来る動詞が大事なのだ。
相手が何か話しているときに、そこが聴きとれずにそのあとのほうに来る目的語を聴きとれてもあまり意味がない。
とにかく最初の主語。それがAlthoughとかifとか主語ではない何かに遮られても、その次に来る主語をとにかく理解すべきで、話している最終に聴きとれなかったら話をとめて確認すべきだ。