英語を母国語として身につける

「文字なき記憶」

「文字なき記憶」

  「子どもは大人よりも言語の習得が得意」という現象に対して、ますます興味深い事 […]

Mummy does, too.

Mummy does, too.

2月27日 Mummy does, too.   帰り道。だんだん温かくなってき […]

More energy to go!

More energy to go!

2月15日 More energy to go!

旅行先などで「あと10分で出ますよ」というのを、

10 minutes to go.

と言う。

私はよくこの言い方をするのだが、数字の部分を替えるくらいの応用しかしていなかった。

この日、娘は帰り道に私と遊んでいて、

More energy to go!

と叫んだ。

よく、「歩くエネルギーが切れる」「補充しなくては」といったやりとりをしていて、その芝居の途中で出た言葉だ。

この言葉を聞いて、驚いた。

○○ to go. という言い方は、「○分で行きますよ」という言い方だけではなかったのだ。

娘の言い方の場合、「行くためにもっとエネルギーを!」

となる。

当然「もっとエネルギーで行きますよ」ではない。

10 minutes to go. の訳のイメージが、「行くために10分!」なのだ。

それから英語の映画やドラマを気にして観ていると、この

○○ to go. は結構よく出てくる。

ということはたぶん、

More food to live.(生きるためにもっと食べ物ちょうだい)

10 minutes to get. (取るために10分ある)

と、応用はいくらでもあるのだ。

I’m having trouble.

I’m having trouble.

2月5日 I’m having trouble.   娘が椅子に座っている。 体 […]

Please, stay inside. There is a Dragon about

Please, stay inside. There is a Dragon about

1月25日(水)Please, stay inside. There is a Drago […]

It was (a) fun driving with you! 動名詞の使い方

It was (a) fun driving with you! 動名詞の使い方

1月13日(金)It was (a) fun driving with you! 動名詞の使い方

 

 

子どもをクルマで迎えて、駐車場にたどりつく。

クルマを降りて、

Thank you!

と私はクルマに礼を言う。

いつもは一人で私が言うだけだが、この日は娘もいろいろ言い出した。

It was fun driving with you! 楽しいドライブだったよ!

またしてもこういう言い方が本当にあるのか知らないが、娘が勝手に作り出した言い方だ。

fun to drive(運転する歓び)という言い方は日本でもよくするのでわかるが、自分の中でfun drivingと応用する気分はない。

でも、娘にとってはまず

It was fun! 楽しかったよ!

というのが先にあるのだろう。

そのあとに文法的に言う動名詞をつければいいのだという感覚的なものがあるんだと思う。

中学から英語を勉強した私のような世代の人なら、この動名詞の苦手な感覚をわかってもらえると思う。

動名詞とは、まさにテストのためにあるような関門だったのだ。

 

たとえば、

remember to go

remember going

この違いは何かと問われる。

答えは前者が「行くことを覚えている」後者が「行ったことを覚えている」という感じ。

そして、「toしか使えない、動名詞しか使えない」というパターンを暗記する。

「want + 動名詞 というパターンは存在しない」

「enjoy + to というパターンは存在しない」

という感じだ。

 

だから当然、私も未だに苦手。

感覚的に使いこなすことができない。

娘が2歳のときに、母親が携帯を忘れたことについて

Forgot to bring

という言い方したり、

Stop doing

という言い方をしはじめて、単純にそういう言い方だけを覚えているのだ、つまり、最初から二つの比較をしていないのだと気づいた。

二つの言い方があるよ、と教えられるのは、中学生や高校生だけなのだ。

ネイティブの場合は、ひたすら一方の使い方を覚えて、そのうち、もう片方の言い方に違和感を感じるようになっているだけなのだ。

ところで、FunはForgotやStopとは種類が違う。

名詞でもあり、形容詞でもある。

結局感覚的なのだ。文法が通用しない部分がまさにFun。

 

たとえば、

It is fun to drive. なら、形容詞的な使い方になる。

「ドライブするのは楽しい」という感じだ。

ドライブすることはどうなのかを表現している。

It was fun driving.

に、a をつければ、

a fun driving(楽しいドライブ)という名詞になる。

娘がaをつけていたかどうかはわからないが、そういう感覚で使ったのだろう。

難しいのは、

It was a fun. とは絶対に言わないことだ。

それこそ感覚的にそうで、聞いたことがないし違和感がある。

どうしてかというのを考えるのは意味がないし、ただない。

文法が得意な人は「不可算名詞だから」と答えそうだが、どうして「不可算名詞なの?」という問いには答えられない。

It was a fun day. とかIt was a fun experience. ならあるということ。

大人の私としても、それはわかる。

ただ、それがDrivingのような動名詞で表現するような感覚をやはり私は持っていないような気がする。

動名詞に対する恐怖感だろうか。

It was a easy driving. 簡単なドライブだった。

It was a fun traveling. 楽しい旅だった。

It was a great playing. すごい遊びだった。

なるほど。これから使ってみよう。

Mammy will be happy if you are not angry.

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1月12日(木)Mammy will be happy if you are not an […]

I won’t cry.

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1月5日  3歳8ヶ月 I won’t cry.   お寿司やさんに行く途中、景 […]

信じられないけど、信じるしかない。

信じられないけど、信じるしかない。

娘の英語に関する本を書きながら、いろいろ見えてきたもの。

はっきりと活字になり、ルールとして提示はできたけれど、それのどれもが「信じられないもの」だった。

特に「勉強しない」「訳さない」という方法は、そうだと思いつつも、元々の自分を考え得ると、絶対の信頼を置くのはなかなか難しいもの。

「意味を推測する」というのも、「文法を気にしない」というのもそうだ。

そんな方法にたいていの人は自信が持てないし、もっと他の方法で英語を上達させたいと思う。

子どもに対しても、具体的に「教育」をしたいと思うはずだ。

 

娘が「意味を推測している」と気づいてから、私もそうするように心がけていた。

でも、意味を調べること、使い方を調べることが染みついている私にはやはり難しい。

英語を調べる方法はいくらでもあるし、翻訳ソフトもある。

目の前にあるのに、その手を引っ込めたくない…。

 

フランス語のアニメを観て、聴いた音を推測していく。それを初めてから、英語にも変化が訪れた。

やってみると以外と簡単にできたので、自信がついてきたのかもしれない。

 

ネイティブの音を映像と共に聴いて、

その音を覚える。

そして、その意味はなんだろうと考える。

音を先に覚えたりする。

使い方はわからないけど、使ってみたくなる。

そのうちに、意味がわかったりする。

 

それは、今の音、今出している音、読んでいる単語に集中するという、会話の基本に立ち戻ることができる。

文法として理解して、単語を置く順番を考えるのではない。

ただ、何も考えずに反射的に音を出すこと。

それがある程度正しい方向に向かうのは、正しい音を何度も聴いているからだ。

日本語でも、常に「今の音」に集中している。順番なんて考えていない。

 

順番なんて、どうでもいいのだ。

 

「順番が違うと、間違った意味で伝わるじゃないか」

というのが、それに反対する意見。

でも、とにかくどうでもいい。

 

英語を読むときもそうだ。ただ、今目の前にある単語を読む。前みたいに、立ち止まったり、振り返ったり、一文を読み終えてから日本語に訳そうとしない。ただ英語の単語を読む。

 

と言っても、それが信じられないような意見だから、何度も言う。

 

数年前、英語のニュースを観ている私に、「全部理解しているの?」と妻が訊いてきた。

私は答えに窮した。

日本語に訳してなかったからだ。訳さないで、ただ音を聴くというのをそのときもやっていたが、どうしてそうするのか、はっきりと説明できなかったし、「理解していない」というのも正しくなかったからだ。

自信がなかった。

「聴きながら日本語に同時に訳して理解する」のが当時の理想であり、英語のままで理解するようなイメージがゴールなのかどうかわからなかった。

 

では、そういったことを第三者にオススメするとして、「信じられない」というのは理解できる。

「どうやって信じればいいのだ」

という意見に、返せる言葉はない。

信じるしかないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

I’m getting tired.

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1月4日  3歳8ヶ月 I’m getting tired.   狭山湖の近くに […]


My Diary

外国語の音だけを聴いてみる実験開始

外国語の音だけを聴いてみる実験開始

本では「音から聴いて外国語を習得すべきだ」と私は言ったけれども、英語は中学から読み書きを始めてしまっているので、実際に幼児のような母国語習得の体験をできているわけではない。でも、まったく勉強をしていない言語なら、同じような過程を辿れるかもしれない。

ということで、イタリア語やフランス語、韓国語といった言語のニュースやアニメをただ観て、勉強せずに音だけを聴いていたら何が起こるか、自分で実験してみようと思う。

ルールは、ただ素直に音を覚えようとすること。本などを使った勉強は基本的にしないこと。

 

これの成功失敗を知ることで、母国語習得の謎により迫れるかもしれない。

 

まず、ニュースを聴いてみた。

どれも意味がわからないから、音は英語よりも素直に入ってくる。

自分で口にすると次の音が聞こえなくなるので、黙って聴くのが正解だけれども、試しにシャドーイングして、自分の声だけ録音してみた。

すると、フランス語が本当にネイティブのように聞こえる。

自分が話すと音が聞こえないので適当な部分もあるし、本国の人が聴いたら訳がわからないだろうけれど、フランス語に馴染んでいない自分が聴く限り、ネイティブみたいに聞こえる。ただ真似しているだけだけども。