大人が英語の音だけを聴くことができない理由
子どもは人が話す言葉の音を最初に覚え、そこから意味を推測して使っていく。という順番を前回説 …
12月5日 3歳7ヶ月 I need something to do!
自分がそれほど娘に対して使ってない言い回しなのに、娘が使い出すと驚く。
この日は、夜にアニメ『PJマスクス』を観ている影響で、ヒーローごっこをしているときに、
I need something to do! (なにかしないと!)
と言った。
娘はすでにブラウザを起ち上げてYoutubeをクリックし、自分で観たいアニメを選ぶので、今はまっているアニメを必ずしも私と一緒に観ているわけではない。
なので、この『PJマスクス』から覚えたのかもしれない。
このアニメは三人の子どもがマスクマンになって、街を守るというアメリカ制作のもの。
PJ masks are on the way! と叫ぶのを最初の日から真似していたし、歌もすぐに真似して歌い出すほどはまっている。
また、クイーンの『We will rock you』が彼女は好きで、サビの部分を上手に歌うのだけど、他の歌詞はまだ上手に歌詞を発音できない。子ども用アニメの歌とは違うらしい。
「娘に英語で話し続けたら日記」
本『娘に英語で話し続けたら、2歳で英語がペラペラになった。』の日記部分続きです。
0歳から娘に英語で話し続けたら、2歳で話すようになりました。
11月27日 3歳7ヶ月 I can’t figure out.
ここ数日、初めての表現が出続けている。
まず、I wouldn’t be a bad girl.
「悪い子にならないよ」という意味でのwouldを初めて使った。
wouldは本当によく使う言葉なので嬉しかった。
さらに、It’s ○○, isn’t it? も、正しい状況と言い方で登場した。
改めて、使い方を教えたり、勉強したりということはない。
英語学校に行かなくても、自然と覚えていくという部分は一般的にはやはり信じられないようだけども、事実だから仕方がない。
今日は、figure out という表現が出た。
椅子やテーブルに座らせて、私がモンスターになってクイズを出す遊びをしていた。
曜日を当てる問題を出したときに、いろいろ言いながら、I can’t figure out.(理解できないな。わからないな。)と言った。
私は昔からFigure it out. (理解した。わかった)という表現が好きで、That’s what I figured.(わかってたよ)というのも好き。ただ、あまり詠の前で使っている意識はない。使い方も意味も教えていないので、またアニメから取り入れているのだと思う。
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「娘に英語で話し続けたら日記」
本『娘に英語で話し続けたら、2歳で英語がペラペラになった。』の日記部分続きです。
0歳から娘に英語で話し続けたら、2歳で話すようになりました。
11月7日 3歳6ヶ月 heavier!
帰り道に荷物が多かったので、ティッシュペーパーを持ってもらった。
すると、
More than heavier!
と言う。
使い方が合っているのか、いないのか。
It’s heavier than yours! とかMore heavy than yours. だったら私としてもすんなり納得できるけども、more than heavier! だと迷ってしまう。
More than heavy なら「重いどころじゃないよ」なので、子ども的には柔軟な言い方なのかもしれない。
でもたぶん、moreとheavierが一緒なのは不自然な気がする…。
ところで、この帰り道に
I wish to be a fairy.
と言った。to be でも I were でも言えるらしい。
「娘に英語で話し続けたら日記」
本『娘に英語で話し続けたら、2歳で英語がペラペラになった。』の日記部分続きです。
0歳から娘に英語で話し続けたら、2歳で話すようになりました。
11月3日 3歳6ヶ月 I wish I were a fairy.
窓を指さして「Airplane!」と娘が叫ぶので、電気を消して夜の空を一緒に見た。星がいっぱいで、娘は英語で「スペースロケットで宇宙に行って水星を観たいなー」と言う。さらに、
I wish I was (a) fairy.(妖精だったらなー)
と発言。あまり聞かない言い方をしたので嬉しかったが、
I wish I were (a)fairy. だよと訂正を試みたが、やはりwasと言ってしまう。3度目でwereになった。
I was 自体は普段の使い方で間違っていないので、少し混乱するかもしれない。
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「娘に英語で話し続けたら日記」
本『娘に英語で話し続けたら、2歳で英語がペラペラになった。』の日記部分続きです。
0歳から娘に英語で話し続けたら、2歳で話すようになりました。
10月23日 3歳5ヶ月 Cityの意味
映画『ティンカー・ベルと妖精の家』を観ていた。そこで、詠が「City」という言葉を口にした。
映画の最後にリジーという少女の父親がヴィディアという妖精を瓶に入れて、ロンドンの街中に向かうというシーンがある。そこで、私は詠に「What’s happening? 何が起こってるの?」と聞いた。さらに、「Lissy’s dad is bringing the jar? リジーのパパが瓶を運んでるの?」と続けた。すると詠は「And he’s bringing in(to) the city. シティに持ってってるの」と言う。
普段は私はシティという言葉を詠に使う機会はないので、この映画から覚えたのだと思う。
特にロンドンはイギリスではシティというから、詠にとっても単なる街の名前なのかもしれない?
「What is the city? シティって何?」と聞いてみた。
その答えは、「City means like, ahh, city! シティの意味は、シティ!」だった。
10月3日 3歳5ヶ月 アニメの英語台詞を覚えている?
ディズニーの『ティンカー・ベル』というアニメ映画は心がほっこりする本当にいい映画。特に『妖精の家 Tinker Bell and the Great Fairy Rescue』が詠も私も好き。リジーという少女の家に迷い込んだティンカー・ベルが、妖精を信じるリジーと、信じない父親の絆を結ぶというエピソード。私の仕事が終わってベッドルームに行くと、ちょうどラストシーンだった。
「じゃあ詠がリジー役で、パパがファーザー役で」と提案し、はじめてティンカー・ベルを演じてみようということになった。
私は映像を観ながらファーザー役の真似をするのだが、詠がリジーの台詞の前にフライングで何か言っている。どうやら、台詞をすでに覚えているらしい…。
他の台詞も全部言えたので、まさかと思って他のシーンもやってみた。
すると、やっぱり全部言える…。
その後、リジーに対して、妖精がどこから生まれるかをティンカー・ベルが説明するシーンを二人で何度も演じた。私は何度も聞き直して覚えていくところを、詠はすべて覚えている。
やっぱり心の中で練習していたのか…。
9月23日 3歳5ヶ月 使ってほしかった言い方 I’m wondering
I’m wondering…と詠が冷蔵庫の前で呟いた。お菓子が欲しいのだが、私が本当にお菓子をくれるかどうか、確信が持てないのだ。このアイムワンダリングという言い方。私はまだ上手く呑み込めていなくて、日常で頻繁に使っていない。おそらく、数ヶ月前に詠に何度か使ったきり。それを突然使い出した。
意味がわかっているのか、わかっていないのかはわからない。アニメから最近覚えた可能性もある。
ただ、この言い方について、詠が使ってくれればいいな…と思っていた。だから嬉しかった。
I’m wondering…
日本語に訳すのは難しいが、ニュアンス的には「どうかなぁ」という確信を持てない雰囲気を出すときに使う。
状況によって「考えている」「悩んでいる」といった言葉をあてはめることはできるけど、やはりI’m wonderingのまま、イメージで使うのがいい。