英語を母国語として身につける

噴火した? Has it erupted?

噴火した? Has it erupted?

西之島が噴火したという日本語のニュースを観ていて、娘が Volcano! Has it e […]

外国語の音だけ聞いてわかった 母国語としての言語習得法

外国語の音だけ聞いてわかった 母国語としての言語習得法

試みは途中だが、方法論は形になってきたので、おぼろげながら記したい。 まず、母国語としての […]

意味がわからなければ、口からは出てこない?

意味がわからなければ、口からは出てこない?

長い休みがあるとまったくフランス語を聞かなかったりしてさぼり気味になるけれど、久しぶりに聞いても耳が覚えている。

今日も単語集のオーディオを車で聞いていたけれど、聞くと懐かしいというか、耳慣れた音が入ってくる。

車から降りて歩いているときには、ある言葉が出てくる。

アプリ・ウナンビュランス

この音が頭に残っている。意味はわかっていて「救急車を呼んで」だ。

どうしてこの言葉が口から出てくるのだろうと考えていると、他の言葉はほぼ出てこない。

いろいろと音は覚えているのに、出てくるかと言えば、出てこない。

それは、意味を知らないからなのかと考えた。

 

もうひとつ出てくる言葉は、

エムトゥセシャンソ?

フランス出身の知り合いが娘に「エム」という名前をつけていて、それが「愛」「好き」という意味があるというのを覚えていたので、

「この歌は好き?」という意味があるのではと推測した。

トゥの意味はわからないが、ブー(あなた)と同じ意味があるのかどうか。

セが「この」というのもわかった。

それで、エムトゥセシャンソ?が「この歌は好き?」という意味を込めて言うことができる。

 

この二つの文はスラスラと出てくる。

音を覚えているので、あまり分解しては考えない。ひとかたまりで音を出すことができる。

もし私がパリで事故を目撃したら、

アプリ・ウナンビュランス! と大声を張り上げて、伝えることはできると思う…。

発音している男の人の声の感じで覚えているのを真似しているだけなので、それほど間違いはないと感じているからだ。

 

英語に関してはそんなことはなかった。

中学で初めて英語に接して、日本人の先生の発音を聞いて、自分で発音して勉強した英語。

今みたいにリスニングも発音も重要視されていない。

はじめて外国人と話しても、自分の英語の発音ではまったく通じないという経験を私もした。

海外では「クリムト」も「リトル・イタリー」も通じなかった。

何回言っても通じないというのは、悲しいものだ。

 

今の若い子は違うかもしれないが、これは私の世代が経験する大きな英語の壁だと思う。

自分の発音に自信がない。

勉強したところで、海外で使ってみる自信もない。

「だから英語は難しい」「発音は難しい」

 

私が「私のフランス語は通じる」と馬鹿みたいに言うのは、日本人にとって恥ずかしいというか、外国語コンプレックスからするとありえない。

でも、私は考える。

「音を音のまま真似しているので、多少の違いはあっても通じる音のはずだ」

これは英語でも同じことだと思う。

私は「クリムト」の発音を聞いたことがなかった。

 

話を戻す。

口に出てくるのは意味がわかっているものばかりで、他の言葉は音は覚えていても出てこない。

これは、0歳から1歳半くらいにかけて、親の声を聴き続ける状況とよく似ている。

音を聞いて、記憶はするけれど、意味がわからなければ、口から出てこない。

意味がわかり始めると、少しずつそれを口に出す。

意味がわからなくてもいい歌は、すぐに歌う。

そんな感じじゃないだろうか。

 

つまり、音だけを黙って聴く準備期間があり、その次に意味を知る。

 

単語の意味を知る前に、音を「頭の中で黙ってリフレイン」が言語習得によって有効打であり、母国語的な習得方法であると、そろそろ確信に至っていいのかもしれない。

 

 

 

 

 

「リピートアフターミー禁止」

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「リピートアフターミー禁止」ということで、頭の中でリフレインするシャドーイングを繰り返して […]

英語を「頭の中でリフレイン」する意味。

英語を「頭の中でリフレイン」する意味。

連休中はフランス語をまったく聴くことがなかったが、改めて確認できたことがあった。 「頭の中 […]

I put it back where to belong.  元の場所に戻したい!

I put it back where to belong.  元の場所に戻したい!

4月19日 I put it back where to belong.

 

お菓子売り場で、ジャンケンのおもちゃ菓子を手にとったので、

No.

と私が言った。

すると、娘は手にそれを手にとったまま移動して、

I put it back where to belong!

そして、そのジャンケンのお菓子を別の場所に置いた。そこにはたくさんのジャンケンお菓子。誰かが一個だけ別の場所に置いてたのを、娘が拾って元の場所に戻そうとしていたのだ。

つまり、

「元の場所に戻すんだよ!」と言っていたのだ。

自分の勘違いを反省するとともに、再びのbelongの登場に驚いた。

where to belongですぐに「元の場所」という意味はわかったが、本当にそのような使い方をするのかどうかは、私にはわからない。

でもありそうな気がする。

他の使い方を思い出すと、

The snack belongs to me. そのお菓子は私のですよ

これが一番わかりやすいけれでも、「元の場所」という使い方ももちろんある。

The snack belongs on the box. そのお菓子は箱の中に置かれるものだよ

娘の言い方を他の言い方に置き換えてみると、

I’ll put it back where it belongs on. ともなる。

人の場合は、

where you belongで「君のいるべき場所、居場所」。

さて、where to belongという言い方があるのかどうか。

たぶん大丈夫だ。

「いるべき場所」

という意味で問題ない!

レベルの低い英語を使っています。

レベルの低い英語を使っています。

  私は著書で「母国語という覚悟を決める」ということを書きました。これは、日本語 […]

I’ve been searching for it.  現在完了進行形を覚えるミステリー

I’ve been searching for it.  現在完了進行形を覚えるミステリー

4月5日 I’ve been searching for it.

 

縦笛が見つからないと言うので見つけてあげると、

Oh! I’ve been searching for it.(ずっと探してたんだよ)

と言った。

「『前からずっと~し続けている』は現在完了進行形」と私が学んだのは、たぶん高校生のときだ。

中学のときは英語が得意で、成績も良かったが、高校になって落ちてしまった。それはすべて、現在完了形という言葉のせいだ。

この日本語が当時面倒に感じた。

その面倒な完了形を、娘は普通に使いこなしている。

何度も言って恐縮だが、使い方を教えたことはない。

私が何度も使っているというわけでもない。

 

I’ve been searching for it.

娘にとっては、これは「現在完了進行形」ではなく、単に

I’ve beenとsearchingが組み合わさったものだ。

感情的には、beenに「ずっと」というものが入っている。

それにしても、I’m searching(探している)ではなく、I’ve beenを使うのは、現在完了の感覚を知っているのかと思うと不思議だ。

もしかしたら、

I’ve found といった現在完了を知らないのかもしれない。

ただ、私が良く使い、娘も使う

I’ve been there(行ったことがある)

を応用しているという仕組みだ。

そうだとしても、「経験」の意味合いがあるI’ve beenと、現在完了進行形では、日本人としては違いを感じてしまう。

子どもの言語習得能力はやはりミステリアスとしか言いようがない。

 

日常生活で現在完了進行形を使ったことがあるか? と自分に問いかけると、恥ずかしながらほとんど使ったことがないと思う。

応用が恐ろしいほどに効かないのが私であり、大人なのだ。

 

 

意味もわからず音だけに触れる毎日。

意味もわからず音だけに触れる毎日。

正直、フランス語動画に時間を割けているとは言えない。 ナマケモノ状態である。 フランス語を […]