投稿者: Mothertongue.jp

それでも聴き取れないなら。

それでも聴き取れないなら。

母国語を習得するのと同じ方法でやれば、大人も英語を母国語のように習得できるという予測のもと 

ウープシーデイジー(oopsie-daisy) の謎。

ウープシーデイジー(oopsie-daisy) の謎。

娘がモノを落としたときなどに出る言葉が、 ウープシーデイジー どこから覚えたのか知らないけ 

That’s how  曖昧すぎて、使い方がわからない? 関係副詞と慣用句の違いがわかるとスッキリする。

That’s how  曖昧すぎて、使い方がわからない? 関係副詞と慣用句の違いがわかるとスッキリする。

幼稚園の帰り道、Tooth Fairlyの話になって、娘は彼らが何をするのかについて熱く語っていた。

そして、最後に叫んだのが、

That’s how they work!

 

一瞬、よく意味がわからなくて、考えた。

That’s how は決まり文句というか、日本人としては比較的簡単に受け入れることができる言葉のはずだが、一瞬戸惑ったのだ。

たとえば、That’s why は娘も私も多用するし、「昨日雨だった。だから(That’s why)、○○したんだよね」と日本語と順が一緒で簡単だ。

慣用句のように、独立して使っている感じがする。

では、That’s howはどうか。

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ブーンブーンとズーンズーン。

ブーンブーンとズーンズーン。

正月休み、晴れた日に家族でピクニックに行った。そこは飛行場に隣接した公園で、小さな丘からは 

なぜか心地がいいシャドーイング 「真似」は人の感覚を高める武器となる

なぜか心地がいいシャドーイング 「真似」は人の感覚を高める武器となる

クルマの中でエド・シーランの歌を子どもと一緒に歌う。
流れてくる音楽に合わせて、知らない部分もなんとなく歌う。
あまり大きな声で歌うとシーランの歌が聞こえないので、調整しながら聴いていく。
この感じ、シャドーイングと同じ。
そして、なぜか気持ちのいい、この感覚。

私が2歳の娘の英語を聴く姿勢を見て、「シャドーイングに近い形を常にしている」と感じ、本には少しシャドーイングを変えた方法を書いた。
それは、「しゃべらない」というシャドーイングだった。

しゃべると聴き取れなくなるので、心の中で「話す」というもので、これが子どもの「黙っている期間」の謎だと解明したのだ。

子どもはひたすら黙って親の言葉やアニメの言葉を聴く。

なかなか真似して口に出さない。

なのに、数日後にペラペラと同じことを話し出す。この秘密が、この「しゃべらない」シャドーイングなのだ。

そして、実際は大人の私たちも日本語で同じことを常にやっている。やっていないときは、「聞いていない」ときだ。

相手の言っていることを理解しようとスイッチを入れたとき、それはシャドーイングになっている。

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世界はフラットにならない。

世界はフラットにならない。

インターネットによって海外の人が発する情報はすぐに手に入れることができるようになり、世界は 

文字を知らない子どもがエド・シーランの歌を丸覚え。

文字を知らない子どもがエド・シーランの歌を丸覚え。

英語のリズムが難しい歌を、歌詞からチャレンジすると上手く歌えないので、歌詞を読まずに音だけ 

Riddle 聴き取れなくてごめんなさい

Riddle 聴き取れなくてごめんなさい

車での保育園の帰り道、クイズみたいなことをしようと言ってきたので、こちらからクイズを出したら、

That’s not a リドー!

と言われた。

クイズしようみたいなときにもリドーみたいなこと言っていたので、

a little? or lid(蓋)?

と聞いたら、

No!

といって、いろいろ説明してくれた。

それは質問でなんとかかんとかと。

でもわからない。

困ったので、スマホの辞書ソフトで音声認識があるので、直接言ってもらった。

すると、

Riddle

が出てきた。

 

恥ずかしながら私の知らない言葉で、「謎かけ、なぞなぞ」の意味だった。

やっと意味が通じた娘はご満悦で、私が「ダディよりもアニメを見てるからいっぱい言葉覚えているんだね」と言うと、

You always says Anime is not good to my eyesight but I can learn a lot of words from that.(いつもパパはアニメは目に悪いっていうけど、言葉を覚えられるじゃん)

と返された。

帰り道はなぞなぞ、Riddleで盛り上がったが、聴き取れなくてもうしわけないという気持ちも残った。

 

しかもそれ以来、

Let’s watch Anime cause you could learn words.(言葉を覚えられるからアニメ一緒にみようね)

と言われてしまうようになったのだった…。

 

 

 

Illusionは”イリュージョン”ではなかった。

Illusionは”イリュージョン”ではなかった。

娘が妻に、「手でお腹をさわったら、手が通り抜けて…」と生まれたときの話をしていたらしく、そ 

母国語英語の未来。

母国語英語の未来。

英語には日本語よりも強いアクセントがあり、アクセントを中心に話され、理解される。 日本語は 

Too much yummy.  美味しすぎる。

Too much yummy. 美味しすぎる。

最近、日本語では何を食べても「おいしすぎる」という娘。

保育園の子どもたちが使っているのか、「〜すぎる」が流行っているようだ。

 

先日、ハンバーガーを食べているときに、英語でもでた。

Too much yummy! the best day ever!

 

so muchならぬ Too much。

日本語の「おいしすぎる」を表現したくて使ったのかどうかは、わからない。

 

keep an eye on her「見守ってるよ」とMind your cousin.「いとこの言うことを聞いてね」

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娘と一緒に遊んでいると、娘が母親に呼ばれた。 すると、遊んでいた人形を指さして Keep  

伸び縮みしないcan’tと、伸縮するcan   「伸ばすのはcan’t」は間違い

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私が考えていたcanとcan’tの発音の違いは、当初 キャンとキャーン(ト)と 

未知の発音「ダークL」の真実 世界各国で理解されない「口をすぼめない」発音

未知の発音「ダークL」の真実 世界各国で理解されない「口をすぼめない」発音

娘が1歳のころ、ある本についていた発音を真似して

I will

と言ったとき、何か自分のI willと違い、ネイティブ感が満載だったのが不思議だった。

未だにそうなのだが、それを感じる単語は

Sealのような最後にlが来るものやMilkのように子音の前に来るもの。

どういう音になるかというと、

will ウィオ Seal シイオ Milk ミオク

と、オのような音に聞こえる。

最初はウィユ、シィユと聞こえていたのだが、オの方が近い。

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母国語は「終わらない連想的ゲーム」

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ネイティブのように考え、ネイティブのように話す。 英会話学習をしている人なら、親の小言のよ 

泳ぐように話す。 母国語と金魚

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ビートたけしが先日番組で行っていたのは、「母国語」の考え方に似ていた。 「仕事ばかりしてい 

日本人の英語を駄目にする大人たちの考え方

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Yahoo!等で配信された記事を紹介します。

日本人の英語を駄目にする大人たちの考え方

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170925-00006985-besttimes-life

最近 娘が できるようになったこと

最近 娘が できるようになったこと

気づけば、娘ができるようになっていたこと。

最近で言えば、昨夜みた夢の説明を細かくできるようになった。

「家に帰ると誰もいなくて、パパをカーテンの後ろに見つけて、ママはモンスターに捕まっていて…」

長い話を延々と出来るようになっている。

 

二人きりでなければ、それほど集中して話すことはないが、保育園の迎えの時間から夕方までは二人きり。

そこで英語で話しまくる。

私は話す前に「構えない」という方法を時々忘れるので、そこだけ注意して、二人の会話を楽しむ。

保育園のこと、自分のこと、世の中のこと、そしてファンタシーな想像の会話。

そういった会話が、いつのまにか長くなっている。

 

世の中は相変わらず、「教える」と「教わる」で英語を捉えている。

その固まった頭では、まったくこの状況を理解できない。

たぶん、私の本を読んでもまったく受け入れることができないだろう。

 

母国語というのは、恐ろしいほどミステリーが詰まっていて、理解の範疇を超えている。

「単語や言い方をもっと知りたい」と思っている人には、到底理解できない。

 

そして、「音を聴く」という人間の能力の魅力にも、気づかないのだ。

 

I’m not dead at all!   not at allを自然に。

I’m not dead at all!   not at allを自然に。

最近の本当によくしゃべる。しゃべりたくて仕方が無いという感じだ。 そのなかでたくさんの驚き 

Mommier ママっぽい 何でも比較級にする子どもたち

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「もっと重いよ」 と言いたいとき。 娘は、even heavier. イブン・ヘヴィアー  

We been there, didn’t we?  子どもの付加疑問詞

We been there, didn’t we?  子どもの付加疑問詞

We been there, didn’t we?

「そこに行ったよね?」という意味で娘がついに付加疑問詞のdidn’t we?

を使った。正しくはhaven’t we? かもしれないが、娘にとってはまだwe been there は単なる過去形なので、仕方が無い。

didn’t weも私がほとんど使わないので、自然に出てきたもの。

教えたり、使うようにプレッシャーをかけるのではなく、出てくるタイミングで出てくるところが凄い。

 

子どもにとっては、「だよね」という言い方は日本語でも圧倒的に多く、使いたい言い回しだと思う。

kind of, little bit, isn’t it

ここらへんの言葉はやっぱり使いたいようだ。

 

私としては、癖なのか

It’s good. と言ったあとに少し間を置いて、

isn’t it. ○○(相手の名前)

という使い方をする。

続けて言うのももちろんだが、この使い方も間違いではない。

 

ところで、昨日アニメを観ている娘を捕まえて、もっと話をしようと、画面を見ながら「これは何?」と質問をしていった。アニメを観すぎなので、もっと会話をしたかったし、画面に映っているものを教えたかったのだ。

魚を指さして、「この魚は何?」と聞くと、「ナントカフィッシュ」とその名前を娘は言うが、私はわからないし聞いたこともない。

「この葉は何?」と聞くと、

It’s not leaf. It’s seaweed.

と質問を訂正された…。「これは?」とタツノオトシゴを指さすと「Seahorse」。

特に教えられるものはなかった…。

 

 

 

 

 

どうして0歳から英語で話しかけるのか

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これから子どもに英語を習得させたいと考えている人に、私の実体験による基本的な考え方を紹介し 

子どもの英語はどこの国でも簡単?

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空港の子ども用遊び場で、途中から入ってきた姉妹二人と娘が遊び始めた。 姉妹はシンガポールか 

Because If I kill him, I would be so sad. スターウォーズのお芝居

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二人でスターウォーズの遊びをしていて、娘がダース・ベイダー、私がボスになった。

彼女はスターウォーズをしっかり観たことがないので内容は知らないが、とりあえずルークと戦う。

ダース・ベイダーとルークの戦いの途中で、私が耳打ちした。重大な秘密だ。

「ルークは君の息子だよ」

すると娘は驚き、戸惑った。

娘 So I can’t fight him. じゃあ戦えないよ

私 Why? どうして?

娘 Because If I kill him, I would be so sad. だって彼を殺したら悲しくなる

私 So, what you gonna do? じゃあどうするの

ここでしばらく考えて、

娘 I kill you! あなたを殺す!

 

と映画のような展開になった。

 

このあと、しばらくこのお芝居をループすることになった。

 

I missed talking with you.    missのあとに続く言葉。

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事情があって一週間ほど娘と会えず、先日久しぶりの再開を果たした。 入院していた私にいろいろ 

過去、現在の使い分けとThat’s enough + 名詞

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6月20日 4歳 娘が風邪をひいて、朝起きると濁声だった。 それが楽しいらしく、朝食を前に 

疑問だらけの No one can never ever see us!

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6月19日

 

娘が「私達は透明人間だから誰も見れないよ」と言いたくて、

No one can never ever see us!

と叫んだ。

一瞬思ったのは、

Never ever という「決して」の強調バージョンを使ってきたこと。

どこかで聴いたんだなと思った。凄いなと思うと同時に、canのあとにneverの順番で正しいのかどうか迷った。

さらにNo oneのあとにNeverってあるのだろうかという疑問。

いろいろな疑問が立ち上がったが、そんな日本人特有の臆病な英語感とは違うところで、娘は堂々と使っていて頼もしかった。

とりあえず、すぐの否定はやめておこう。

 

まず、

Never ever

これは「二度と~しない」という意味で、歌の歌詞などによく登場する。日常でもよく聴くフレーズだ。

Everの部分が強調なので、never ever everとなってもいい。

 

次に

never can か can never か

いろいろ人は言っているけど、結局どっちでもいいらしい。

 

 

二重否定

ここまではいい。最後のNo one ~ never は二重の否定になるので、正式には違うのではないかという部分。

日本語で昔「全然いい」という言い方が出てきたときに、最初は違和感があった(使われていたのは「全然よくない」「全然違う」)ものの、今では普通になってしまった。

英語でもそういうのがある。

「I don’t do nothing は、正式にはI don’t do anythingである」とか「教養のある人はI don’t do nothingとは言わない」とか「その意味は二重に否定して肯定の意味になる」とか言われるやつだ。

でも実際はただ単に強く否定する感じで

I don’t do nothing = 何もしない

という意味で使ったりすることもある。

 

だとしても、ここはセロリー通り考えると、

No one can ever see us.

となる。

 

だけども、これを理屈を持って説明し、理解できる年齢ではない。

単純にNo oneを「誰も」という意味で使い、

Never ever を「決して」という意味で使いたかったから使っただけだと思う。

いずれにしろ、そんなことを考えてしまう大人に英語がペラペラ話せるはずがない…。

 

対策として今度、No one can ever ever see us. と言ってみよう。