投稿者: Mothertongue.jp

一語一語で理解するときにぶつかるitの壁

一語一語で理解するときにぶつかるitの壁

英語のItを甘く見ると会話が成立しない。 たとえば、 Consider A + B + t 

大人の英語発音は母音マスター。

大人の英語発音は母音マスター。

完璧なネイティブ発音になりたいと思った場合に、日本人が乗り越えるべき壁は何か。 それは、圧 

英語 シュワーで本当に気をつけるべきこと。

英語 シュワーで本当に気をつけるべきこと。

NHKのニュース番組を第二言語で聴くのはオススメだ。なぜなら、日本のニュースはなんとなく何が起こっているか想像しやすいから。

音だけを聴いて、字幕を見ずに、映像でなんとなく情報を入れながら聴く。

だけども、ちょっと気になることがある。

聴いていて、「あ、日本人になった」というのがすぐにわかるのだ。

英語を話す人は交替制で、世界各国の人が話していて、ネイティブは少ないのだが、各国それぞれアクセントやストレスはある程度ある。

それが、日本人になると途端にプレーンになる。

それっぽくは話しているんだけど、明らかに違う。

その違う部分、大きな要素を占めるものは何かというと、シュワーサウンド関連で間違いない。

シュワーサウンドは日本語のアをため息つくくらいの感覚で言うもので、「非常に弱い母音」となっている。

adjust

advance

カタカナでは

アドジャスト

アドバンス

で、アの部分がシュワーとされている。

どこがシュワーでシュワーがどういうものでどういう発音をすべきかというのは問題ではない。

大切なのは、英語には短く、早く読む場所と、伸ばして読む場所があるということ。

これは単語内でもそうだし、文章の中でもそう。

シュワーがあるアドは、素早く短く読むのだ。

たとえばアドジャストはジにアクセントがあるので、その手前でストレスといって溜めがある。

それがアドとジの間にあり、ジ以降は息をしっかり吐くので、伸びる。

この早い部分と遅い部分のはっきりとした区分けがあるのが英語だ。

しかし、ニュース番組の日本人の英語は、その区分けが明確でない。

伸ばすところをしっかり伸ばさず、速く読もうとする心がけしか見えてこない。

アメリカのニュース番組を観ていると、どんなに速いと思っても、伸ばすところはたっぷり伸ばしている。

そして速く読むところや、単語内のシュワー部分は速く読んでいるのだ。

カナダ

キャーナダ

と伸ばして読むが、この英語の読み方をカタカナにしたとき、すべて表現できていないことにある日気づいた。

それが何なのか悩んでいたが、それはナダの部分にあった。

ナダは、シュワーで弱く素早く読まなくてはならない。

はっきりとしたナや、ゆっくしたナダでは駄目なのだ。

カタカナにするとその指示ができないが、もしナとダを繋ぐ記号で、速く弱く読むという印しをつけられたら、英語の発音はかなり本物に近くなるだろう。

身近なものでは、

マクドナルド

マクドーナルド

だが、

マクの部分がシュワーを含む弱く速い部分になる。

シュワーは「弱い母音」としてネイティブを中心に説明されるが、大事なのは速く読むことであって、それについてはほとんど語られない。

ネイティブにとっては、そういう意識がなく、すべてフラットに読む日本語のほうが珍しい。

日本にはアメリカ人の日本語の真似に一定の様式があるが、あれにはこの「シュワー+伸ばす」の英語のタイミングが良く表現されている。

日本語なのに、随所に短く言う場所が入ってくる。

先ほど述べたように、それは文章全体で見ても同じだ。

よく使われる部分は、とにかく速く言う。

Can you get a pen?

という文が実際に使われるときは、

キャニューゲラー

というのが一つのチャンク(塊)になっていて、まず言う。

ぶつ切りにすると

キャニュー ゲット ア ペン?

になるが、そうはなかなか言わない。

kind of

a little bit of

というよく使われる言葉もチャンク化していて、文の中のシュワー化(※こういう言い方は普通しない)が起きている。

なので、

カインド オブ はあくまでカインダ

ア リトル ビット オブ はアリルビドブ

I’m going to

アムガナ

It’s just

I want to

This is

はそれぞれ

ツジャス

アワナ

ディスズ

という感じにして、素早く弱く読む。

There are a lot of

デアラロロブ

この弱さが、もしかすると日本人にとってリスニングを難しくしている可能性はある。

ストレスの前にシュワーがあるとか、シュワーの部分は短く読むとか、これはあくまでこのmothertongue.jpの見解であって、学術的な根拠はないのであしからず。

世界の言語は音と語順で成り立っている  003

世界の言語は音と語順で成り立っている 003

Who What Whyという英語的な語順をベーシックに捉えることは、リスニングでもスピー 

世界の言語は音と語順で成り立っている  002

世界の言語は音と語順で成り立っている 002

it’sの語順は前回説明したが、ネイティブの会話を良く聴くことで得られるシンプルな語順とはこれだ。

Who What.

終わり。

日本語でいうと、「誰が、何をした」。

これが基本構造で、SVOというような文型の前に、この語順が来る。

ネイティブは誰もが、

I did.

You gave me that.

という感じで、主語、述語という語順の関係性を保っている。

ありがたいことに、日本語と同じだ。

最初に主語が来るのだと考えることで、だいぶ聴きやすく、話しやすい。

次に、Whatの中身は置いておいて、How, Where, When, Whyという語順になる。

Howは副詞で表現するもので、「どうやって」を表現するもの。Slowlyを使うなら、この順番で使う。

次に「どこで」なので、at homeとか、in London. で、小さいものから大きいものへと並べていく。

次がWhenなので「いつ」だ。in 1989とか、at nightなど。これも小さいものから大きいものへと並べる。

次が重要で、Why「なぜ(目的) reason」の部分だ。

英語の基本的な考え方として、「私は○○した。なぜなら○○だったからだ」という論理的な考え方がある。

だから、これが基本の形になる。

Who What Why  で成り立つのだ。

Whyが後半に来るのが基本だと思って、英語を聴くときもここまでしっかり聴いてほしい。

becauseだけでなく、toを使った目的もWhyに入る。

I did it to reach there. というパターンだ。

英語の学習では、このWhyの部分が先頭に来てもいいと教えられるが、それは強調のときだ。

なので、文ではカンマで仕切り、口頭ではストレスを強めにしなくてはならない。

When, Whereも同様に、強調するときは先頭に持ってこれる。

日本で「私は○○した。なぜなら○○だったからだ」という話し方をするのは、オフィシャルな場でプレゼンテーションやスピーチをするときにはあるが、仲の良い友人同士で使うと違和感がある。

英語式(論理的)「電子レンジ買ったんだ。なぜかというと、前のが壊れたから」

日本式「前の電子レンジが壊れてさ。だから(that’s why)新しい電子レンジ買ったよ」

文学の場合はこのパターンもある。

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ニュースの現在完了は「しました」で問題ありません!

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最近、本屋に並んでいる『一度読んだら絶対に忘れない英文法の教科書』を拝見しました。 英語を 

とめどなく流れてくる英語に対処できるか

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さきほどの関係代名詞のように、日本語と違う語順で攻めてくるのが英語。 メールや本なら時間を 

関係代名詞の考え方

関係代名詞の考え方

今回は英英辞書ではないけれども、ある一つの文をどのように発音し、理解するのか、このサイトでやってきたことを通じて分析してみよう。

That was the perfect backdrop with the timber and the colors that we were using throughout.

オーストラリアに建てられた小屋ホテルの紹介動画から。(一部分かりやすくするため文章を変更しています)

まず大きなチャンクで分けると、

That was the perfect backdrop

with the timber

and the colors that we were using throughout.

という感じで、最後は長くても一気に読む。

一気に読む理由は、that以下が関係代名詞のため。

発音の基本は、鼻声。ネイザルサウンドは国や地域によって違いがあるものの、日本人としては大げさにしすぎても問題ないほど。日本語にはまったくない感覚なので、しっかりネイザルサウンドを使うことで、Rの発音などがしやすくなる。

英語はあくまで感覚的に使うのが前提だけども、上から順に読んで理解できるようにこのサイトで鍛えている方にとっては、今回の文章は上から読んで理解するのは楽勝でしょう。

一応、日本語訳はこんな感じだ。

それはずっと私たちが使ってきた木と色の完璧な背景でした。

次の文は少し上級になる。

The spaces are earthy, inviting, unpretentious, luxurious, warm, all about using natural textiles and finishes that entices you to relax and unwind.

読み手は、The spaceのあとも、areのあともスペース(間)を入れている。

さらに、,で区切られていくので、すべてスペースを入れる。

次にはこの文を一気に読む。

all about using natural textiles

最初の発音はオールアバウトではなく、オラバウト。

allはシュワーで強く発音せず、短く発音する。

and finishes that entices you to relax and unwind.

ここも一気に言う。

日本語で訳すと、

その空間は、素朴で、魅力的で、気取らず、豪華で、温かみがある。すべては、あなたをリラックスさせ、くつろぎに誘う自然のテキスタイルや仕上げを使用している。

となるが、英語の順番で訳すと、

その空間は、素朴で、魅力的で、気取らず、豪華で、温かみがあり、すべては自然のテキスタイルや仕上げを使用し、それがあなたをリラックスとくつろぎに誘う。

となる。

最後の

and finishes that entices you to relax and unwind.

はどうしても日本語の順で理解したくなるところ。

最初に紹介したような、that以下が主語のある文である場合よりも、英語のままだと日本語のとの感覚の違いが大きくなる。

日本語の順

くつろぎに誘う自然のテキスタイルや仕上げを使用している。

英語の順

仕上げ あなたをリラックスとくつろぎに誘う

「日本語に訳して下さい」と言われたときは、たしかに日本語の順でいい。

だた、英語のまま理解していいのなら、英語の順で理解すればいい。

and finishes that entices you to relax and unwind.

ただし、これを自分の普段の会話で取り入れられるかどうか。

○○する○○

となると、日本語としては、リラックスさせる椅子といった感じで、名詞を最後にしたくなる。

椅子リラックスさせる

だと変な感じになる。

でも、英語脳、英語の語順では、この思考で組み立てなくてはならない。

テキスタイル あなたを誘う

テレビ あなたが感動する

仕事 あなたをやる気にさせる

こんな感じで話さなくてはならない。

読むのも聴くのも、この関係代名詞の順番を感覚として身につけるのはとても大切なステップとなる。

最後に、途切れず一気に読むもので、関係代名詞がふんだんに盛り込まれている文。これを、実際は考える暇もなく理解しなくてはならない。

The colours that have been used here at Five Acres bring the outdoors in to create a space that feels really harmonious and calm.

日本語では、

「ここファイブ・エイクス(ホテルの名前)で使われている色たちは、調和と落ち着きを本当に感じられるスペースを作るために、屋外のものを取り入れています」

となる。

これをぜひ、英語の順番で理解してみてほしい。

世界の言語は音と語順で成り立っている 001

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根拠(basis)を実際の会話から得ると、2つの大きな要素を掴むことになる。 ひとつは、英 

ネイティブも説明できないbe動詞を解き明かす 「愛がある」→「愛だ」

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過去に副島隆彦という人が著書で「Love is.」は「愛がある」と訳す。と書いて、英語学習 

ifの仮定法現在と仮定法過去は感情を見ないと使い分けができません。

ifの仮定法現在と仮定法過去は感情を見ないと使い分けができません。

仮定法(直説法)は相変わらず人々を混乱させている。

If it happens(もし起きると)とIf I were a bird(もし鳥だったら)ならわかりやすいけれども、

If it happens(もし起きると)とIf it happened(もし起きたら)はどう使い分けるのかというと、途端にわからなくなったりする。

この二つは、気分的に全然違うのだけれど、感情で見ていかないと、分からない。

感情的には、If it happened(もし起きたら)は今から起きるかどうかわからないけれど、「もし起きるとこうなる」という気分のときに使う。

「もしそれをすると落とすよ」「もし火を使うと火事になるよ」「もし喧嘩をすると、捕まるよ」

これから起こることに対して、「起こらないと思うけど」と否定するような気持ちはない。

この気持ちがないことが使うときの判断基準になる。

「もし食べたいなら、残しておくよ」と「もし喧嘩をすると、捕まるよ」は文法的には条件と法則といって分かれているが、使うときには考えない。

今のが現在型のifだが、仮定法過去つまりIf it happened(もし起きたら)は、まず否定から入る。

「起きてないけど」という気持ちがあることが重要だ。

それは今のことでもこれからのことでもいい。いつだって、「起きてないけど、もし起きたら」という意味。

この「起きてないけど」という感情を抜きにして仮定法過去は作れない。

「(今食べてないけど)食べたら美味しいだろうね」

「(今急いでないけど)急げば間に合うだろうね」

「(今地震起きてないけど)地震が来たらこわいだろうね」

基本的に今のことを言うが、(今食べてないけど)(今急いでないけど)(今地震起きてないけど)この部分を(明日も食べてないだろうけど)(明日も急いでないだろうけど)(明日も地震起きてないだろうけど)とイメージを広げてもいい。

そこで、これからのこと(明日)を仮定法の現在と過去で比較してみる

現在

「明日地震が起きれば(そのときが来たら 起きるかどうかは誰にもわからない けど起こる可能性がある)、水道は遮断される。どうしよう」

過去

「(明日も地震起きてないだろうけど)明日地震が来たらこわいだろうね」

現在はこれから起きるかどうかわからないけれど、起きる可能性があるから、起きた場合について現実的に考えている。

「起きたらどうしようか。まず○○に避難しようか」

過去はこれからも起きていないだろうというのが前提なので、起きていないと思うけど起きたら大変だねという感じで深刻には捉えていない。現実的な行動については考えていない。

基本的な考え

さっき地震があって、余震の可能性があるとき。「地震が来たら(現在形)、また津波が来るぞ」(これから起きるかもしれない、明日、あさって来るかもしれない)

それが1ヶ月前のとき。「もしまた地震が来たら(過去形)、やばいことになるだろうね」(今起きていない)

お父さんがスーパーに行こうとしているとき。「もしお父さんが行けば、違うものを買ってくるよ」

お父さんは家でゴロゴロしているとき。「もしお父さんが行ったら、お母さん喜ぶのに(行かないだろう)」

「私が行くならお父さんも行く?」(現在形 自分は行くつもり)

「もし私が行ったら、後悔するかもよ」(過去形 行かないけど)

他に、

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Rainbow

A Rainbow is the arch of different colours that you sometimes see in the sky when it is raining.

まず大きく分けて、

A Rainbow is the arch of different colours

that you sometimes see in the sky

when it is raining.

となる。

最初に何であるかを述べて、次に細かい説明。

When以下は強調でなければ最後の来るのが普通。

A is B that ~when~.

ということで、完璧な英語的文型そして語順。

これを上から順番に読んで理解して、話せるようになると、それは英語脳だということだ。

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Brutality の伸ばすところ、わかりますか?

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「カタカナ英語」は、英単語の特長である、「伸ばす場所がある」というところに着目したカテゴリ。

耳にしたことがない単語を読むときに、想像でしかその伸ばすところがわからないので、適当な発音になってしまう。

今回紹介したいのは、Brutality。意味は「残忍」「残忍さ」で、たとえば第一次世界大戦で、「その戦争の残忍さ」と言いたいときは、

The brutality of the war.

と言う。

カタカナにするとブルタニティだけれども、伸ばすとしたらどこにするか?

ブルータスが語源だから、やはりブルータリティか。

正解は、

ブルターリティ

ブルータスと全然伸ばすところに関連性がないけれども、英語にはこういうのが多い。

なぜか伸ばす場所が変わってしまうのだ。

ちなみに、同じテンポで ブ ル タ ー リ テ ィ と読むわけではない。

ブルを極端に短く言う。

ほぼターリティだと思っていい。

母国語を習得するプロセスと、第二外国語として学ぶプロセスの大きな違い。 004

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未だに覚えられないデザートのアクセント デザートという言葉は、アクセントによって意味が違う 

上から順番に読むRiverの英語説明文

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これは英語の語順を身につけるためのカテゴリ。 ゲームのように、ただ順番に聴いたり読んだりし 

母国語を習得するプロセスと、第二外国語として学ぶプロセスの大きな違い。 003

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Happy thanks giving.

という言葉はたしかに日本で使う機会はあまりないかもしれない。

だとしても、この言葉を読んだり、調べたりして知っているとして、すぐにネイティブの人に向かって使えるだろうか。

使える人、使えない人、さまざまではあるけれど、「もし言い方が違ったらどうしよう」「文法が違ったらどうしよう」「シチュエーション的に間違っていたらどうしよう」「イントネーションが違ったら…」という不安は、実際にはよぎったりするものだ。

それが、もし同じシチュエーションで聞いたことがあったら、違う。

実際は、このイントネーションには特に特長はない。

それでも、一度聞いていたら自信になる。

また、その場合は間違いの例と一緒に覚えたりしていないので、迷うこともない。

個人的にはこんなことがあった。

子どもと遊んでいて時々、

Fight to the death!

という言葉が自分の口から出てくる。「死ぬ気で戦え!」という少々危ない言葉だが、どこで覚えたのかもわからず、なぜかこの言葉が心にある。

するとある日、その出所が見つかった。

何度も観た『ユー・ガット・メール』で、トム・ハンクスがメールで書きながら、その言葉を読み上げるのだ。

相手の女性を演じるメグ・ライアンは、トム・ハンクスの会社からプレッシャーを受けていて、戦うべきかどうか、インターネットで知り合ったその人に相談しているのだが、二人とも相手が誰だか知らない。

つまり、トム・ハンクスは彼女に対して、自分の会社と戦うようにけしかけているのだ。

そこで出てきた言葉が、

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母国語を習得するプロセスと、第二外国語として学ぶプロセスの大きな違い。002

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相手から、1パターンだけ受け取る 母国語として外国語を習得するのに、もっとも大事なのは物ま 

母国語を習得するプロセスと、第二外国語として学ぶプロセスの大きな違い。001

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※『言葉を選ぶ「根拠」を変える』のマザータングバージョンです 小さな子どもが母国語を覚える 

言葉を選ぶ「根拠」を変える。 シンプルでミニマルな母国語(英語)の学び方

言葉を選ぶ「根拠」を変える。 シンプルでミニマルな母国語(英語)の学び方

※他サイトで公開済み

「英語ができる人」は2パターンある。

「英語ができる人」というのは、一種類ではない。

まず、文法的な知識が豊富で、日本における英語テストが高得点の人。

当然、「英語ができる人」と言える。

もう一つ、真逆のようなパターンの人がいる。

もう一つは、発音がネイティブ並で、ペラペラ話せる人。だけど、文法的な知識が豊富なわけではない。

英語の知識が豊富なパターンは、日本語との比較も得意で、読み書きも上手。勉強型だ。

発音が上手い人の方は、ときどき英単語を日本語で言えない。これは体験型といえる。

基本的に、日本人が学校で英語を学びはじめるとき、対日本語で英語を学び始めるので、最初から翻訳、通訳のための勉強をしていることになる。

外国語を日本語に訳すためには文法的な知識が必須となり、当然難易度は上がる。

そして、多くの人がこの対日本語の勉強をやり続ける。

もし子どもが母国語を学ぶように言語習得を試みれば、もっとシンプルなはずなのに、どんどん英語知識は複雑化していく。

「発音がネイティブ並で、ペラペラ話せる人」は、日本では子どものころに海外にいたバイリンガルが大半になる。

少数派だが、日本で独学で辿りついた人もいる。

そういった人の共通点は、「どの言い方が正しいか」「今どうゆう言葉を使うべきか」という点での、根拠となるものが決定的に違う。

勉強派が文法の組み立てや、机上で学んだものを根拠にするのに対して、ネイティブ派は実際の生活の中で体験したものが根拠になっている。

「こういう状況のときは、普通こう言うね」という言葉が出てくるのはそのためで、文法的にはよく分析はできていない。

だから、日本人に「これは文法的に考えるとこうなるはずだけど」と言われても、「実際はこうなんだから、なんとも言えない」となる。

では、こういった母国語のような根拠を持つために大人としてどうすればいいのか、方法はあるのかというと、ある。

それは、とてもミニマルでシンプル。

母国語としては、それでいい。だからペラペラ話せるのだ。余計なことを考えない。

「シチュエーションごと真似する」

だ。

何かを食べて

It’s yummy.

と母親が言った場合、赤んぼうは「何かを食べたあとに言う言葉」であることを知る。

さらに、表情から感情を読み取り、嬉しいときに言う言葉だとわかる。

こういった簡単な推測から始まり、それが辞書で言葉を調べられるようになるまで推測の毎日。

決して、「これは日本語だとなんて言うっけ?」とはならない。

状況、感情、イントネーション、発音、すべてを聴き取り、真似して、使えるようになる。

これが話す際の言葉を選ぶ根拠になるので、文法的な間違いを指摘しても、「いや、誰かがこう使ってた」と言って認めないこともある。それほど、子どもにとっての実体験は強い。

「たぶんこうだろう」で使い続けるので、間違いを指摘されなければ間違ったまましばらく使ったりするが、やがて矯正されていく。

「この間違いを指摘される」は子どもにとって屈辱でもなんでもなく、当たり前のことだが、大人はそれを恥とするので、「指摘されまい」と殻を作ってしまう。「間違った英語を話したくない」と思ってしまう…。

当然ながら、イントネーションも発音も親やアニメから聴いたものをそのまま真似するので、小さいころから英語ネイティブの子どもは大人と同じ発音をする。

このプロセスを、大人になった日本人が辿りたいと思った場合、できるのかどうか。

多くの問題はあるけれども、できる。

問題というのは、「すぐに単語の意味を調べたくなる」病だ。

便利な世の中なので、すぐに単語を調べる方法はいくらでもある。

だから、調べずにはいられない。

これが母国語のプロセスを邪魔する。

「すぐ訳そうとしてしまう」という気持ちも問題だ。

英語で言われたことを、日本語として訳してやっと「理解した」となるのも、邪魔をする原因になる。

それを踏まえたうえで取り組む場合は、今はYoutubeが大活躍する。

ポイントは、日常生活を追ったネイティブのもので、子どもが出てくるもの。

互いの会話があるものがいい。

NGは、大人がカメラに向かって話し続けるもの。これは推測が難しく、子ども向けアニメも母国語プロセスをふめるものが多い。

観るときのコツは、決して日本語に訳さないこと。

知っている単語でも、あくまで英語として、そのまま聴き、受け入れる。「こういうシチュエーションのときにそのまま使う」つもりで聞く。

発音、イントネーション、語順なども、そのまま。

応用なんて考えない。

同じシチュエーションでしか使えないという心構えでいい。

文法的な分析はしない。

1シーン1センテンスで覚えたら、それを使う根拠の筆頭にする。

文法的に解釈して、あれ、おかしいな…なんて考えない。

この根拠を増やしていく。

そうして、観たもの、聞いたものしか、使えないのだという心構えで増やしていく。

日常での会話は、それがベーシックとなるのだ。

子どもが読み書きを覚えて、専門用語を使い始めるのは、小学校から。

その前段階では、このような言語習得のためのプロセスがどの言語にも存在する。

状況や感情から推測し、音やイントネーションをそのまま真似をする。

1シーンにつき1センテンス。

観なければ、聞かなければ絶対に学べない。

1対1で目の前の講師と話をしていても、このプロセスは決して辿れないのだ。

いきなり大人の英会話が聞き取れなくても、子どもの英語からはじめれば、少しずつ鍛えられていく。

コツ

・字幕は読まない 消せるなら消す

・聴きとれた(意味がわかった)単語だけ聴くのをやめる

・全体を真似するのだから、文法的な解釈をする必要がないと認識すること

・物まねするように、声色(トーン)、抑揚も真似する。

参考動画として、まずは赤んぼうが言語を覚える様子を紹介している動画。

赤んぼうが親の言葉をそのまま真似するパラレルトークや、物事にラベルを付けていくように単語を覚えていく様子を紹介している。

手を上げて、下げて、Up、Downと言ったり、スイッチをオンオフしながら、On、Offと言う。

当たり前のことをやっているだけだけども、これが母国語のプロセスとなる。

子どもの簡単な英語と抑揚を知るにはこれがいい。

キッズたちが登場するHiHo Kidsだ。

多くのルーティン系動画は、大人がずっとしゃべり続けていたり、音楽があったりと、向いていないものばかり。

状況と会話がそのまま収録されているものは探すのに苦労する。

もし、少しでもこういった動画からそのまま使い方を覚えたら、文法的な間違いや発音的な間違いなど気にせずに使う。

「間違ったままでもいい」くらいに思って、使えばいいのだ。

勉強型でもいい。英語の勉強や文法解釈は楽しい。その一方で、ネイティブ型の根拠を持つようにすると、さらにレベルアップすることになる。

Not really.

も、何も考えずに使えるようになるはずだ。

英語マウントのための知識を得たいのか。

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生まれた娘と0歳から英語で話しかけていると、娘が日本語より先に英語を話し出した。 それが6 

一語一語で読むin addition to

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英語には大きな語順でWho, What, How, Where, When, Whyという 

英英辞書で読む一語一語

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ショーヘイ・オーターニーの英語について「なぜ通訳をつけるのか」と話してしまった人に対して、「アジア人には文法上、英語との大きな構造の違いがあるため、大きな壁になっている」と改めて指摘された我々アジア人。

でも、フィリピンのタガログ語は動詞が先にくるVSO型で、日本同様、英語とは大きな構造の違いがある。

結局は、英語の語順で理解したり読んだりできるようにトレーニングするしかないのだ。

今回はGrowl。先に意味のイメージ付けをすると、これは動物が「ガルルルル」と唸る動詞。

When an animal growls, it makes a low rumbling noise, called a growl, usually because it is angry.

日本語で順序をそのままにして置き換えてみる。

「時 動物 唸る、それは 作ります 低く ゴロゴロしたノイズ、 呼ばれます うなり声、たいてい なぜなら それ います おこって」

外国の方が日本人にこう言ったら、ほんとに意味がわからなくなる。

なので、日本語の順序にするという構造変化、語順変化の努力が必要になるのだ。

「動物が唸るとき、たいてい怒っているため、うなり声と呼ばれる低くゴロゴロしたノイズを作ります」

これだけ構造には違いがあり、アジア人と英語の壁になっている。

ビコウズ以下の理由を最後に持ってくるのは英語特有の構造、語順で、これにも日本人はなかなか慣れない。

すぐ冒頭に持ってこようとしたりして、日本語との親和性を高めようとしてしまうのだ。違和感が凄いため仕方ないとも言える。

だけども、結局は語順で理解し、話さないと、相手が何かを言い続けたときにさっぱり頭に入ってこない。

順番通りにただ読んで、理解するクセをつけるしかない。塊、チャンクごとでいい。

When an animal growls,

it makes

a low rumbling noise,

called a growl,

usually because

it is angry.

これを順番通りに言えて、読めたとき、英語脳に仕上がってるはずだ。