マザータング・イングリッシュ Article!

今一度、「感情」について考えてみる。

今一度、「感情」について考えてみる。

『2歳でペラペラ』で語ったメソッドは、「真似するように聞く」ことがすべてだということ。 自 

Youtuber(アメリカ)の動画は見ない方がいい?

Youtuber(アメリカ)の動画は見ない方がいい?

アメリカやイギリスなど英語圏のYoutube動画には、子どもや大人がおもちゃでただ遊ぶとい 

トーン  人にはあまり伝わらない、この意味。

トーン  人にはあまり伝わらない、この意味。

母国語的スピーキングにおいて、一番理解されないのは「トーン」だ。

これはたしか、本ではカットした部分だと思う。

トーンはたしかに分かりづらい。実際にネイティブの人がネイティブ同士で話しているのを聴かないと分かりづらい。

私の場合、世界各国のジャーナリスト集まる場所で、カリフォルニアの女性の話す英語に強いトーンを感じた。

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英語を話すときは、「しっかり伸ばす」を子どもから大人まで必ずやる。

英語を話すときは、「しっかり伸ばす」を子どもから大人まで必ずやる。

スピーキングの際、しっかりと伸ばすことを意識すると、パイプ音の発音ができる。 つまり、しっ 

Recipeの発音は?

Recipeの発音は?

娘が「レシピを使って料理をする」みたいなことを言い出して、Recipeという言葉を使った。 

モゴモゴ言わない、パッポッと弾く。子どものように。

モゴモゴ言わない、パッポッと弾く。子どものように。

先日会った友人の2歳の子どもが、ママとパパより犬の「ポッキー」の名前をはっきり言えるようになったという。

ポッキー。

たしかに言いやすい。

 

これは、このサイトで言う、パイプ音だ。

パッとはじける音は言いやすい。

どの言語でも同じで、初めて接するときはとにかくパッパッと弾けてればいい。ラッパーのように。

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5歳の娘 英語について最近感心するささやかなこと と、気になること。

5歳の娘 英語について最近感心するささやかなこと と、気になること。

5歳の娘 英語について最近感心するささやかなこと ・Ourselves と言った。 By  

Squishy (スクイシー)  抱き枕を見つけて…。

Squishy (スクイシー)  抱き枕を見つけて…。

5歳になる娘と家具店を歩いていたら、抱き枕のコーナーがあった。 私はふわふわというか、押す 

ビジネストーキングから英語は学べない。

ビジネストーキングから英語は学べない。

感情を込めて言語を話すには、アクセント(ストレス)が重要になってくる。

ストレスのところに間を置くことで人は感情を込めることができるからだ。

もしストレスがなければ、感情がこもらないビジネスライクなやりとりになる。

そういう意味で日本の標準語はよくできていて、外国人が習得を苦手としている。ストレスの多い方言はより覚えやすいのだ。

 

ストレスを置くことで、会話のリズムもできてくる。

なので、はじめに何も話せない人が、単語ひとつひとつのストレスを覚えることで、なぜか話せるようになる。

いくつものストレスを繋げていくと、文になるのだ。

 

そうすると、「ストレスを曖昧にせず、ちゃんと覚えればいいのだ」となって、人の話を聞くときもストレスに集中する。

そしてすぐに習得する。すると、口に出すのも簡単になる。

 

言語は親から子へ、地域から子どもたちへと引き継がれていく。

その過程で、子どもが最初に覚えるのはアクセント(ストレス)とイントネーションだ。特に0歳から1歳ごろまではそれだけを聴いてるのではないかというくらいで、親は感情を込めて言葉を発するのが望ましいということになる。

ビジネスライクに赤ちゃんに話しかけていると、言語習得が遅れるのかもしれない。

 

そうしてアクセントを覚えた赤ちゃんは、「バブバブー」といった喃語から「マッマ」とか「ワンワ」とか、アクセントの強い発音を始める。

平坦な「あけましておめでとうございます」といった発音はまだできないのだ。

 

日本人が外国語学習をする場合、教材の発音などを使う。

それが、非常に感情がこもっていない。アクセントとイントネーションは情報として入れてはいるものの、「生きた発音」ではない。

そのため、

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母国語的スピーキング  アクセント、イントネーション、トーン、ジェスチャー

母国語的スピーキング  アクセント、イントネーション、トーン、ジェスチャー

「母国語的に話す」というのは、アクセント、イントネーション、トーン、ジェスチャーから成り立 

「どうして友達は英語を話さないの?」

「どうして友達は英語を話さないの?」

カナダのニュースを娘と観ていると、 「どうして友達は英語を話さないの?」と訊いてきた。 保 

母国語は「ありのまま」の姿勢で挑む

母国語は「ありのまま」の姿勢で挑む

母国語のように英語を覚えたいといっても、その過程ではどうしても「理解したい」「聴き取りたい」といった気持ちが出てくる。

あまりそこに気持ちが傾きすぎたときは、基本に戻る。

「ありのまま」だ。

 

たとえばドラマの英語を聴くとき、ありのままを受け止め、ありのままを聴く。

もしかしたら、その俳優たちの英語はアメリカ英語の中でもだいぶクセがあって、聴き取りずらいかもしれない。

それでも、ありのまま聴く。

理解しよう、聴き取ろうと思わない。その音をただ受け入れる。

 

もしそれが母国語だったら、それがどんな音であれ、基本的な音で、正解だ。

聴き取れないから、「この英語はクセがある」なんてそれほど思わない。

 

リダクションもリンキングも、そのまま聴く。

 

そのときは、「ひとつひとつ聴く」とか、「真似するように」とか、ここで述べたいろいろな方法のことも忘れる。

ただ聴く。

 

その言語が、自分の母国語だと思うこと。その言葉以外、使えないと思うこと。

 

「日本語で翻訳してはじめて理解したと思う」とはまったく次元の違う「理解」がやがてやってくるはずだ。

子どもは、「使える」と思った言語を選ぶ。

子どもは、「使える」と思った言語を選ぶ。

ある記事を目にした。「親が子どもに英語で話しかけている」という家族に出会ったが、その子ども 

Just one more to be done!  to beを使うのは簡単?

Just one more to be done!  to beを使うのは簡単?

金曜日ごろ、出かける前に「終わる前にもう一回!」と言う場面があり、娘が Just one  

A bowl that’s clean!   関係代名詞thatとアポストロフィーs。

A bowl that’s clean!   関係代名詞thatとアポストロフィーs。

ある日の夕食。

娘は妻が作ったトマトスープが美味しかったらしく、全部食べたのでビデオに撮ってほしいと言う。

トマトスープは妻が朝に作ったもので、夕食用だったのだが、妻は忙しくて帰ってきていない。

私がiPhoneで構えると、なにごとかいいながら空になったスープの皿をみせる。

彼女は、歌うように何度も言う。

A bowl that’s clean! A bowl that’s clean!

 

日本語にすると、「空になったおさ〜〜ら〜〜」という感じだ。

カタカナだと、「アボウル・ザッツ・クリイイ〜〜ン」と歌っている。

 

つまりは関係代名詞。

このサイトでも何度もやっているが、大人としてはすぐに「あ、関係代名詞」と反応してしまうやつだ。

最初に中学や高校で学んだときのことを思い出すと、

A bowl that you have といった感じで、「あなたが持っているお皿(ボウル)」とか、My daughter who is tallerで「背の高いほうの娘」とか、何かを特定するのに使うと教わってきた。

でも、娘が使ったように、「お皿がきれい」とか、「きれいなお皿だよ〜」と、単純にA bowl is clean. と良いそうなところでも使える。

また、

A bowl that it’s clean. 

というイメージもあるが、省略されて

A bowl that’s clean. となったりする。これはitが省略されているのか、それとも関係代名詞が省略されているのかわからないが、A bowl it’s clean. よりも感覚的にはthatなので、関係代名詞にアポストロフィーがついているはず。

よくあるパターンなのに、「関係代名詞のthat」と教わってきているので、アポストロフィーsのイメージが最初はわかないかもしれない。

 

ここらへんの話を日本人でよく勉強した人が解説すると、非常にややこしいことになる。

そもそも文語的なので口語で使わないとか、難しく考えがちだ。

ちなみに、この言い方は「私がよく使っていたために娘が覚えた」というものではなく、私は関係代名詞はよく使っても、このニュアンスで使ったことは一度たりともない。

いや、そんなことはない。ある。

「あの遊び」だ…。

 

それは、小さい頃からよくやっていた、

I spy with my little eyes~~という遊び。これは「今みているものを当てて」というゲーム。

I spy with my little eyes… といって何かを見つけて、

Something red!  (赤いもの!)と言う。

これはSomething that’s red. もしくはSomething that’s the color red. を省略したもので、遊んでいるときは時々このthat’s を使った言い方をする。※the color red は「赤色」という言い方。

Something that’s smelly. (くさいもの)とか、Something that’s bigger. (大きいもの)といった感じだ。

もちろん、もっと長くして、

Something that is so beautiful.

でもいい。

ちなみに、当てるものは頭文字にして、

something beginning with C (Cで始まる何か)という感じで言ってもいい。

 

というわけで、

Something that’s ○○

はアリ。難しく考えず、感覚的に使えます。

 

「知っていたかのように歌う、話す」シャドーイング

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外国の知らない歌は本当になにを歌っているかわからないが、ただ同じように歌うことはできる。  

母国語としての英語発音は楽器のようで、ただ楽しいという個人的な感想。

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母国語として英語を話すことについて、いろいろな方法を試し実践してきたが、個人的には理論やカ 

I watched the ウルトラマン, didn’t I?

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5歳になった娘だが、さすがに話すだけではなく、読み書きの勉強を始めている。

「母国語を話すようになる」と「読み書きができるようになる」は本当に別モノだと実感する毎日だが、話すほうは相変わらず勝手に表現を覚えてくる。

 

こないだは、「怪獣って何?」という話から、「ウルトラマンと戦うやつ」となり、「ウルトラマン小さいころに観たよねー」という会話になった。

そのとき、付加疑問詞が登場した。

When I was a baby, I watched the ウルトラマン, didn’t I?

 

前から付加疑問詞を彼女は使っていたものの、isn’t it? ではなく、didn’t I? は記憶にない。

 

いつも通り、私からではなく、アニメから覚えているので、「肯定文のあとに否定」とか、意味とか、文法的な学習はしていない。

それでも子どもは言葉を覚えていく。

推測から言葉を覚えていくと、それは感覚的なものになっていくのだ。

 

 

 

 

英語がゆっくり聞こえるようになる、母国語としての英語。

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小さい子どもとの会話はもちろん、日本人向けに少しやさしく話してくれるネイティブとの会話や、 

4歳、颯太くんの「母国語としての英語」が凄かった。

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同じ保育園で一時期一緒に英語をやっていた3家族でピクニックに行った。 もうしばらく自分が英 

Schwa(シュワー)サウンドを習得する!  

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シュワーサウンドを簡単に説明すると、ストレスのために、ストレスがない子音部分が生まれるということ。

たとえば、Todayはdaにアクセント、ストレスが来るが、その部分の子音であるaははっきり発音される。

デイ

となる。

Toの部分はトゥという感じになるはずだが、ストレスが別部分にあるために、母音部分が非常に短くなってしまう。

それがシュワーサウンドだ。

なので、Todayはトゥデイ。となり、小さいゥは非常に弱い。これは発音記号としてはeを逆さまにして表示され、シュワーサウンドと呼ばれる。

英語では母音をはっきりと発音するという日本の標準語にはない特長があり、母音があるために口のかたちが変わる。子音だけでは変わらない。

Toは子音+母音なので、トゥウとなるはずだが、シュワーサウンドでは最後のウを発音しない。でも小さいウのせいで口はすぼめるようなかたちになる。

これは日本語の標準語に近く、子音と母音が一瞬だけ一緒になる。

connectを例にとってみると、ネクトをしっかり言えばいいわけで、コは付け足しのようになり、コオネクトとはならない。コは日本語の標準語のコに近い。

シュワーサウンドは、シュワーにしようと意識する必要はない。

ストレスの部分でしっかり息を吐いて、一息で発音するというルール(パイプ音)を実践すれば、自然とシュワーになる。

TがリダクションするVanishing Tも、このパイプ音の実践で自然とできる。

Sentenceは冒頭のセでストレスがあるので、その後は息を吐き続けている弱い発音になる。

するとtはnと同じ口の動きのためにnに呑み込まれてリダクションしてしまう。

控えめな提案のCould    比較で覚えない英語の覚え方

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英語は比較して覚えるのは難しい。だが、文法とはたいていが比較だ。 Ifは比較が多くて混乱し 

リダクション クン、プロウリィ、フェノーメノーとは?

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アメリカ英語にはリダクション(脱落)という特長があって、世の中に出回っている発音記号とまっ 

いきなり「英語で考える」は、ただの弊害。

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おそらく10年ほど前に、ネイティブの人が書いた「英語で考える方法」的な本を読んだ。

何度も読んだが、英語で考えられるようにはならなかった。

当時は仕事でも英語を使っていたけれど、仕事の英語というのは言い方がだいたい決まっているので、自然と使えるようになる。

メールもよく書いたが、それもだいたい定型になってきて、自由な表現とは言いがたい。

 

今は英語で考えるようになっただろうか。

少なくとも、当時よりはずっと自由に、英語を話し、英語で考えることができる。

だが、「英語で考えろ」というのは、少し違うような気がしてきている。

 

ネイティブの人が世界中の人に英語を教えるときに、「英語で考えろ」「訳すな」とよく言う。

だが、いきなり「訳さないで英語で考える」は無理だ。

正しい英語で考えようとすると、ただ時間がかかるばかり。会話でも一切使えない。

となると、

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「自分で話すように、真似するように聴く」ための3つのコツ

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「英語の音をそのまま聴く」ことがあらゆるネイティブ的英語習得に繋がるのだが、英語を勉強した 

Teethmarks (歯形)はどうして複数形?

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昨日、一緒にアニメを観ていたら、少し食べられた歯形付きのリンゴが出てきた。 それを見て娘が 

脳の仕組みが英語脳に変わっていく瞬間を体感する。

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このサイトでは比較的リスニングについて述べてきたが、スピーキングについて話そう。

娘が「英語の感覚」で話すこと。それは、英語学習を何年も続けてきたのに言葉がスラスラ出てこない大人にもできる。

方法はもしかしたら馬鹿馬鹿しいかもしれないが、確実だ。

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20年間英語を勉強してきた大人二人と、生まれて5年目の娘の英語の何が違うのか。

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連休中、友人Sと家族で相模原までドライブした。 道中、Sが娘と後部座席でずっと話していた。 

英語の順番で話し、理解する whichの非制限用法は順番通りに訳す。

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日本語に訳して理解せずに、英語の文章を聴いただけの状態で、「理解した」と思うのはどういうことだろう?

「すっきりしない」という気持ちは当然あるはずだ。

また、本当は理解しているのに、日本語に訳して理解するまで、「理解していない」と思い込んでいるという考え方もできる。

いずれにしろ、人生の途中から第二外国語として英語を勉強する限り、最初から日本語に訳さずに英語を理解するというのは高度すぎる。

が、この母国語イングリッシュでやろうとしているのは、まさにこの、「英語の順番で話し、理解する」ということであり、これが最も難しいがゆえに、「日本人は英語が苦手」という現象が起きてしまっている。

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